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2022年1月15日土曜日

野鳥センサス 2022

毎月(第1・第4土曜日に)、公園の林間と小川に棲む野鳥の観察(探鳥)会が催されているが、きょうは、小川の上流から下流まで拡大した年に一度の「野鳥センサス(全域調査)」の日だ。探鳥会に参加して、昨年初めてセンサスに同行させていただいた。そのとき、ベテランの方々の観察眼・情報量に圧倒されだ。長い経験と蓄積のたまものと納得するが・・・すごい。

(本ブログ関連:”野鳥センサス”)

今年も野鳥センサスに参加したいと願ったが、昨年来の膝痛のため一部(出発地から次の集合場所まで)を同行することした。出発地点の集合場所へ向かう途中、自転車をこぎながら普段気にもとめなかった道筋がゆるやかに傾斜しているのに改めて気付かされた。川の水が流れるっていうのは、そういう傾斜があるものなんだ・・・。(いいわけになるが、自転車をこぐとき、膝に強い痛みが感じられないのは幸いだ)

早朝、出発地点に一早く到着してしまい、しばらく独りで小川を泳いだり休憩するカルガモの群れを見る。間近にいる彼らの姿を双眼鏡の視野いっぱい、図鑑を見るように眺めた。今回初めて見る上流部分は、人工的に川底を造り込んでいて、野鳥初心者にとって水鳥の様子(生態)を見るのにもってこいの場所かもしれない。

膝に負担がかからぬよう気を付けながらみなの後を追う。東に向かって進むため、朝陽が実にまぶし。ベテランの方々が次々同定(鳥の名、個体数)する声を聴きながら、見たもの・理解できるものだけ次に記す。(何しろ忙しくて、ベテランの方から解説を聴かせてもらう余裕はない・・・センサスは調査なので)
・カルガモ: 圧倒的に多数
・アオサギ: 相変わらず一羽ごと孤高を保つ
・シロハラ: 逆光のシルエットでしか・・・でも見たことに違いない
・ムクドリ: あちこちで多数
・シジュウカラ: 遠くの樹上に一羽
・ヒヨドリ: 思いのほか多くなくて

センサスは2グループに分かれて、小川の両岸から観察し、橋の間ごと記録する。初心者はベテランの後を追うのに必死だ。手持ちの野鳥手帳にメモしていると、みなはどんどん先へ進む・・・そして、みなの姿を見失った。あわてて先に進んだが、どう間違ったのか通り越したようで、不思議なことに次の集合場所へ先着してしまった。

次の集合場所で一陣、二陣合流。しばらくお話して、下流へ向かうみなを見送った。