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2021年6月27日日曜日

(雑談)未確認航空現象(予備的評価)

みんな大好き ”UFO” 現象(2004年~2021年、大部分は米海軍からの報告)について、米国の情報機関を統括する国家情報長官室から予備的評価だが報告書が出た(6/25)。

意外とシビアなことまでほのめかしていたりする。雑誌「ムー」でにぎわしているくらいなら面白いで済むが、米国の政府機関の見解として「~である可能性があります」と語られるやちょっとヒリヒリするけど、彼らはもっと現実的なようだ。

■OFFICE OF THE DIRECTOR OF NATIONAL INTELLIGENCE(米 国家情報長官室)
Preliminary Assessment(予備的評価):
”Unidentified Aerial Phenomena(UAP:未確認航空現象)” (25 June 2021)
https://www.dni.gov/files/ODNI/documents/assessments/Prelimary-Assessment-UAP-20210625.pdf

(Deepl機械翻訳)・・・ 掲載の”note”に感謝
https://note.com/jh0n/n/nb7c72d37ad41 
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・外国の敵対勢力のシステム(5番目に可能な解釈の範疇として)。一部のUAPは、中国、ロシア、他国、または非政府組織によって展開された技術である可能性があります。
・UAPは、飛行の安全を脅かすだけでなく、外国政府による米国の軍事活動に対する高度な情報収集や、潜在的な敵国による画期的な航空宇宙技術を示す事例があれば、より広範な危険をもたらす可能性があります。
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■共同通信
「米、UFO事例140件報告 国家情報長官室『実態不明』」(2021/6/26 10:09)
https://nordot.app/781294406591692800?c=39546741839462401
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・【ワシントン共同】米情報機関を統括する国家情報長官室は25日、未確認飛行物体(UFO)に関する報告書を公表した。米軍などからUFOとされる報告が2004~21年に140件以上あり、国防総省の対策チームが分析したものの、ほとんどについて実態を解明できていないと明らかにした。米メディアは、宇宙人が乗っていたとの事例もないとしている。
・ 報告書によると、事例は多くが海軍からの報告でパイロットによる目撃情報が多い。うち21件の報告にあった18の事例は、推進装置が見当たらないのにかなりのスピードで移動するなど「異常な」動きを示したとしている。
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もうちょっと詳細な情報はこちら

■NHK NEWSWEB
「米 UFOに関する報告書『140件余の目撃情報も正体結論出ず』」(2021年6月26日)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210626/k10013104831000.html

■Youtube(WIRED登録)
「元米空軍パイロット(大佐)によるUFO映像の分析」(2021/06/10)
https://www.youtube.com/watch?v=O6aBWssGnng

2021年6月26日土曜日

野鳥観察(17)

多数が参加する自然観察の公開イベントは、新型コロナウィルス感染を警戒して開催を中止している。一方、少数メンバーによる、どちらかといえばプライベートな野鳥観察会(探鳥会)はひっそり続けられてきた。おおむね月2回、早朝に自然と接することのできる貴重な集いだ。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

ベテランの方とともに歩くことができるこの機会はありがたい。ひとりでは手探り状態のままに違いないのだから。
3月末に父親と一緒に小学校の中学年くらいの女の子が、つづいて今朝、父親と一緒に小学一年生のこれまた女の子が参加した。子どもたちは、高齢者の多いこの会に活気を与え、そして(何度もベテランの方に質問ばかりするわが身には)うらやましいほどの吸収力を見せてくれる。
以前、同様の公開観察会に小学生の男子3人が参加したが、かれらと比べて同じ小学生の女子はずっと落ち着いてみえる・・・なんだか面白い。

この季節、公園は緑が深いため野鳥の鳴き声を判定できることが肝要・・・結局、ベテランの方々に教えてもらうしかない。
・ヒヨドリ(鳴き声)
・ガビチョウ(〃)
・シジュウカラ(〃)
・ムクドリ(姿)
・ハクセキレイ(姿・・・グラウンド)

蝶と巡り合う
イチモンジセセリ蝶: 昆虫学的には蝶と蛾に境界はなく、セセリチョウはその中間に位置すると教えてもらった。
ジャコウアゲハ蝶: クロアゲハに似ていると思ったが、むしろその逆に擬態されているようだ。Wikipediaによれば「体内に毒を蓄積する。この毒は一生を通して体内に残るため、ジャコウアゲハを食べた捕食者は中毒」し、以降捕食しなくなるそうだ。

(追記-1)
野鳥の鳴き声を知るため、タッチペン方式によるものもあるが少々高価なため、CDをネット発注した。

(追記-2)
Youtubeに、「鳴き声のきれいな鳥 美しいさえずりを持つ鳥たちを紹介【日本三鳴鳥】」のタイトルで、代表的な鳥の鳴き声と姿が紹介されている。登録の <ネイチャーエンジニアいきものちゃんねる - 亀田恭平氏> に感謝。
https://www.youtube.com/watch?v=HZ_wsWWLSC0
・キビタキ
・イカル
・イソヒヨドリ
・ウグイス 【日本三鳴鳥】
・オオルリ 【日本三鳴鳥】
・コマドリ 【日本三鳴鳥】

2021年6月22日火曜日

ノカンゾウとネムノキ

月曜日が休みの「自然観察園」に出かけ、入口近くにきて休園に気付く。これまで何度かそんなことをやっている。昨日もそうだった。だから、きょうは捲土重来と勇ましくリトライした。

きょうは昨日と比べて陽射しが少し沈んで、樹々と下草がまるでフィルターを透して見るようにしっとりとしていた。草木が太陽光に反射して(印象派絵画風に)葉を白く輝かせるのもよいが、きょうのように本来の緑一色ですみずみまで染まるのもよいものだ。

(カメラを持参しなかったので映像はないが)次の花と出会った。
ノカンゾウのオレンジ色の花がヒメジョオンといい按配に並んでいた。昨日は入園できず柵越しに遠くから眺めた。ノカンゾウの花は、1日でしぼむ「一日花」だそうで、きょう見たものは昨日と別のものになる。
ネムノキが園内の中央にあって(近づけない場所で)、薄紅の花(小さな花が10~20個集まって一輪となる)が天空にむかっていくつも咲いている。その姿は、ちょっと東洋的だ。

(付記)
公園の中央を走る小川の河原に沿って、ヒメジョオンの小さい白い花が一面に帯状に群生している。ふだん雑草としか見ないこの花が不思議な光景を作っている。

2021年6月21日月曜日

夏至2021

きょうは二十四節気の「夏至」、日の出から日の入りまでの時間が、一年中で最も長い日にあたる。東京(日本の経緯度原点)の <日の出>は 04:25、<日の入り>は 19:00となり、その間は14時間35分になる。日が長いと、その分得した気になるのは不思議。

(本ブログ関連:”夏至”)

夏至の字づらから、からっとした日射しの陽気を連想するが、あいにく梅雨の時期と重なる。とはいえ、幸いきょうの天気は梅雨の中での晴れ間で、最高気温 27.8℃の夏日だった。公園から空を見上げると、白い雲がただよい流れ、その合間を青空が顔をのぞかす。梅雨の小休止だ。


本当は、自然観察園をのんびり散歩してみたかったが、月曜のきょうは休園日。公園をめぐれど人はまばら、しばらく静かな中に身を置くのはよいものだ。

ところで休園日の自然観察園から、草刈り機の機械音がした。わたしにしてみれば、先日ちかくの花園で庭に咲いたドクダミの除草を相談したところ、根から掘り返さなければ絶てないとアドバイスされた。やってみるとそれは大変。以前(一夏で終わってしまったが)、Amazonで購入した軽量の電動草刈り機を使ったことがある・・・地表の草を刈っても、結局翌年には茂る・・・根深く浸透していたのだ。雑草の浸食はやっかいである。

2021年6月14日月曜日

関東甲信 梅雨入り 2021

えっ、「梅雨入り」したの?

きょうから「梅雨」になったという。アメダス情報によれば、朝方いっとき小雨がパラパラ降ったらしいが、日中そんな気配を感じなかった。近所をいろいろと散歩したぐらいなのだ。地元は晴れていたが・・・。

だから、関東甲信が梅雨入りしたといわれても、どう受け止めていいやら。そんなんじゃないと、子どもみたいに愚図ってもしょうがないけれど、ずいぶんと納得感の乏しい梅雨入りだ。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

■日経新聞の記事:
「関東甲信で梅雨入り 平年より7日遅く」(2021年6月14日、〔共同〕)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF141WQ0U1A610C2000000/
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・気象庁は14日、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。平年より7日昨年より3日いずれも遅い
・気象庁によると、14日の関東甲信は気圧の谷や湿った空気が入った影響で、広範囲で雨が降っている。今後1週間も前線や湿った空気のため、雨や曇りが多くなる見通しで、梅雨入りと判断した。
・関東甲信の昨年の梅雨入りは6月11日ごろ、梅雨明けは8月1日ごろだった。
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■令和3年の梅雨入り(令和3年6月14日現在)
https://www.data.jma.go.jp/fcd/yoho/baiu/sokuhou_baiu.html
地方令和3年平年差昨年差平年昨年
沖縄5月5日ごろ5日早い11日早い5月10日ごろ5月16日ごろ
奄美5月5日ごろ7日早い12日早い5月12日ごろ5月17日ごろ
九州南部5月11日ごろ19日早い19日早い5月30日ごろ5月30日ごろ
九州北部5月15日ごろ20日早い27日早い6月4日ごろ6月11日ごろ
四国5月15日ごろ21日早い26日早い6月5日ごろ6月10日ごろ
中国5月15日ごろ22日早い26日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
近畿5月16日ごろ21日早い25日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
東海5月16日ごろ21日早い25日早い6月6日ごろ6月10日ごろ
関東甲信6月14日ごろ7日遅い3日遅い6月7日ごろ6月11日ごろ
北陸6月11日ごろ6月11日ごろ
東北南部6月12日ごろ6月11日ごろ
東北北部6月15日ごろ6月25日ごろ


(追記1)
気象庁の「よくある質問集」に、梅雨の把握について次のように記している。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq1.html#12
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・梅雨は1ヶ月余りに及ぶ時間スケールを有し、梅雨前線や太平洋高気圧の動向など広い範囲での平均的な状態に依存する季節現象であることから、日々の天気予報より広い地域を単位として現象の経過を監視しています。
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(追記2)
ちなみに今年の雑節「入梅」は、カレンダー上 6月11日だった。入梅の(旧い暦学上の)基準はあいまいだったようだが、この日に落ち着いている。とはいえ文字通り「梅雨」(梅雨入り)の時期に重なる・・・。

(本ブログ関連:”入梅”)

イ・ソンヒ 「有名歌手傳(伝)」最終回に出演

久しぶりに、歌手イ・ソンヒの話題について。

NEWSENによれば、JTBC(中央日報系の衛星・ケ-ブルTV向け放送局)の芸能番組「有名歌手伝(유명가수전)」の最終回に、イ・ソンヒが出演する。

■NEWSENの記事:
「JTBC側による  "イ・ソンヒ『有名歌手伝』最終回出演、22日放送"(公式)」(ハン・ジョンウォン記者、2021-06-09)
https://www.newsen.com/news_view.php?uid=202106091027316210
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・歌手イ・ソンヒがJTBC「有名歌手伝」に出演する。
・JTBC側の関係者は、6月9日、ニュースエンに "イ・ソンヒが「有名歌手伝」の最終回に出演する” と明らかにした。
・「有名歌手伝」は、「シンガゲイン」*のTOP3のイ・スンユン、チョン・ホンイル、イ・ムジンが有名歌手たちと会って音楽の話を交わす番組。これに先立って、イ・ソンヒは、「シンガゲイン」で審査員として活躍した。審査員と参加者ではなく、歌手の先輩・後輩として出会った四人がどのようなケミ(化学反応)を見せてくれるのか期待が集まる。
・イ・ソンヒが出演する「有名歌手伝」は、22日に放送される。
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(*) シンガゲイン(싱어게인、Sing again): イ・ソンヒの愛弟子イ・スンギがMCをつとめる、無名歌手再生のオーディション番組。JTBCとディスカバリーチャンネル・コリア共同制作で、2020年11月16日~2021年2月8日の間放送された。イ・ソンヒもシニア審査員として参加した。

2021年6月8日火曜日

ヤマホタルブクロ

先月の外壁塗装をきっかけに、整理・整頓に目覚めたようだ。今まで積ん読で終わった古書や、趣味で集めたものの未分類のまま終わりそうな物を廃棄したり、庭木を刈り込んだりと・・・思いつくまま体を動かしている。庭木以外変わりばえしないが、少しづつ身軽で身ぎれいになっている(はず)。

そうなると気分がよくなって、公園の「自然観察園」に行ってみたくなる。薄曇りのうえ湿気がこもった園内は、見渡すかぎりドクダミの白い花で覆われていた。光も沈んで気も重くなりそうになるのを払って巡った。


そんな中、ようやく見つけたのが「ホタルブクロ」の変種といわれる「ヤマホタルブクロ」の白い花。今月の(観察園の)「花だより」をもとにしただけで、順路とを仕切るロープの奥で咲いていたため、細かに観察していない。ホタルブクロと違い、ヤマホタルブクロは顎(がく)の間が反り返っていないというけれど、次の写真にとらえられたかどうか?
なお、(写真にある)周りの小さな白い花は、例によってドクダミである。かれらは油断ならない、どこからともなく這い寄ってくる。

ヤマホタルブクロ
(本ブログ関連:”ドクダミ”)

2021年6月5日土曜日

野鳥観察(16)、芒種2021

きょうは、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」。稲の籾殻(もみがら)にある棘のような突起を芒(のげ)といい、そのようなものを持った植物の種を蒔(ま)く時期を芒種という。

(本ブログ関連:”芒種”)

これまで芒種について本ブログに記してきたのは、農作業(田植えなど)につながる「梅雨」とのからみがあったからかもしれない。今年の梅雨は、西日本で思いのほか早く(例年に比べて1~3週間前倒しに)入ったものの、関東・甲信以北は予想に反して遅れそう。

(本ブログ関連:”梅雨入り”)

うす曇りの早朝、野鳥の観察(探鳥)会に参加する。前回は雨天で中止となり、おまけに新型コロナウィルス対策のための「緊急事態宣言」もあって、植物の観察会まで中止になってしまったこともあり、久しぶりの感がした。

(本ブログ関連:”野鳥観察会”)

緑が深まった葉陰から聞こえてくる鳴き声だけで、鳥の名を判断するしかない。ベテランはみな一斉によどみなく言い当てる・・・、後ろを付いて廻るわたしは、ただ感心(感動)するばかり。
鳴き声をどう判定すればよいのかとベテランの方に問えば、鳥の「さえずり」や「地鳴き」を集めたCDをじっくり聞いて <3倍努力する> とのこと。実は、会員になったばかりの小学生が、鳥について自然に染入るように知識を身に着けている。大人たちは、そんな能力を何ともうらやましくおもう。

鳥たちは葉の奥に隠れるようにして鳴き動く(声を聞くのも難しいのに)。
・シジュウカラ(声)
・エナガ(声)
・コゲラ(みなさんは姿を見たが・・・)
・カワセミ(小川に沿って上流へ飛ぶのを見た!)

今回も、ベテランの方から、鳥専門誌の「BIRDER」のバックナンバーをいただいた。その中に、「ルリビタキ・ジョウビタキ」特集号がある(2018.9号)。お気に入りのジョウビタキの解説ページを開けてタイトルを見たとき、おもわず笑ってしまった。タイトルはメインとサブを次のよう表示している(文・写真 廣田純平)。
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断言しよう!
雄は確かにきれいな鳥だ。
しかし、かわいさでは
雌のほうが勝っている。

被写体としてのジョウビタキ・
ルリビタキ「雌」の魅力

ジョウビタキやルリビタキは色鮮やかな雄ばかりが注目され、
雌のほうはほとんど相手にされないーー
そうなるのもわからぬではないが、
多くの撮影者は、実は「雌の被写体としての魅力」を
知らないだけなのかもしれない。
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いやいや、<おじさん> なら誰もが知っている、気付いている。

(本ブログ関連:”ジョウビタキ”)

2021年6月2日水曜日

「ドクダミ」の花

公園に併設の「自然観察園」へ出かけた。というのも家の外壁塗装のため、長時間の外出をひかえたためのこと。塗装作業が昨日ようやく完了したので、外気を思いっきり堪能したく観察園に足を運んだ。

園内の樹々は緑を濃くし、低地や湿地の草々は密集の度を増して、辺りの空気が緑色に染まったような気配さえした。楽しくいえば、ディズニーアニメの背景画の深い森奥のイメージだ。それでも、足元をよく見れば白い小さな花があちこちに咲いている。「ドクダミ」の花だ。右を向いても左を見ても一面に・・・なんということだろう。

(本ブログ関連:”ドクダミ”)

わが家の小さな庭を毎年苦しめるのもドクダミの花。それが観察園を覆っている。他には「アジサイ」の花しか見あたらない。観察園内をどこまで行っても、ドクダミだらけなのだ。
そんなとき、湿地の上を渡す八橋から(まだ葉先を白く染めていない)「ハンゲショウ」の緑の葉の間に小さな白い花がポツンと見えた。何かとよく見れば、どこからか忍び寄ってきたドクダミの花だった・・・なんということだろう。

ドクダミは興をそぐ。おまけに庭を埋め尽くすやっかいものだ。実は今回、塗装業者さんから、庭に茂ったドクダミをしっかり抜いた方がよいとアドバイスされてしまった。