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2021年6月22日火曜日

ノカンゾウとネムノキ

月曜日が休みの「自然観察園」に出かけ、入口近くにきて休園に気付く。これまで何度かそんなことをやっている。昨日もそうだった。だから、きょうは捲土重来と勇ましくリトライした。

きょうは昨日と比べて陽射しが少し沈んで、樹々と下草がまるでフィルターを透して見るようにしっとりとしていた。草木が太陽光に反射して(印象派絵画風に)葉を白く輝かせるのもよいが、きょうのように本来の緑一色ですみずみまで染まるのもよいものだ。

(カメラを持参しなかったので映像はないが)次の花と出会った。
ノカンゾウのオレンジ色の花がヒメジョオンといい按配に並んでいた。昨日は入園できず柵越しに遠くから眺めた。ノカンゾウの花は、1日でしぼむ「一日花」だそうで、きょう見たものは昨日と別のものになる。
ネムノキが園内の中央にあって(近づけない場所で)、薄紅の花(小さな花が10~20個集まって一輪となる)が天空にむかっていくつも咲いている。その姿は、ちょっと東洋的だ。

(付記)
公園の中央を走る小川の河原に沿って、ヒメジョオンの小さい白い花が一面に帯状に群生している。ふだん雑草としか見ないこの花が不思議な光景を作っている。