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2023年11月30日木曜日

今年も11月が終わってしまった

11月がきょうで終わる。一年の <12分の11> を食ってしまったことになる。今年のほとんどを消費してしまったけど、それもうつろでしかない。あっというまに過ぎたという感慨がない。ただ、ぼんやりとしているうちに今年が終わりそう。

昨年末に「年賀状じまい」の知らせ(ハガキ)を出した。だから、今年の12月は、年賀状作りの気ぜわしさもない・・・年賀状の枚数はわずかだったにもかかわらず。

(本ブログ関連:”年賀状じまい”)

きょう、壁掛けカレンダーから、11月分を切り取った。最後の12月がフラフラと揺れている。

100均ショップで、薄手の手帳を購入した。10月から開始できるようで、日毎どこへ出かけたかを記入した。以前にブログに記したことだが、買い物や飲食で受けとったレシートが役に立つ。日時が印字されているので、行動の順を正確にたどられる。

わが身の周りで、時は動いても空気は変わらない。今、平凡に生きて過ごすことができるのに、つくづくありがたさを感じる。

2023年11月27日月曜日

(資料)明治期に海外へ(官費・私費)留学した人は何人?

Google Bard の回答による

明治時代の日本から海外へ留学した人々がどれくらいいたのか知りたく、Google Bard に問うてみたところ、次のような回答を得た。

① 明治期の官費・私費留学生数は、官費約1万人、私費約1万人と推定されている。
② 明治期の人口(推計)は、明治6年(1873年)で約3,340万人、明治45年(1912年)には約5,093万人となった。

明治時期の総留学生2万人は、江戸時代にすでに熟成されていた知的水準によるもの。彼らを生み出した明治初期(明治6年、1873年)の総人口は約3.000万人だった。


Q.明治維新以降、明治政府の費用で海外へ留学した人は何人ぐらいいたのしょうか?
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A.明治維新以降、明治政府の費用で海外へ留学した人の総数は、1868年から1912年の明治天皇崩御までに、約1万人と推定されています。

明治初期は、政府が留学生の選考や派遣に積極的でしたが、明治中期以降は、留学費用の増加や、国内の高等教育機関の充実などから、官費留学生の数が減少しました。

明治初期の官費留学生は、主に医学、工学、法学、政治学などの分野で、欧米諸国に留学しました。明治中期以降は、文芸、芸術、社会学などの分野にも留学生が派遣されるようになりました。

明治政府の官費留学は、日本の近代化に大きな役割を果たしました。留学から帰国した人々は、日本の大学や官庁などで活躍し、日本の近代化を推進しました。

具体的な人数は、以下の通りです。
・明治6年(1873年):250人
・明治13年(1880年):560人
・明治22年(1889年):400人
・明治33年(1900年):250人
・明治43年(1910年):100人

なお、私費留学生を含めた明治期の総留学生数は、約2万人と推定されています
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Q.明治時代の日本人の人口はどれくらいだったのでしょうか?
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A.明治時代の日本人の人口は、明治6年(1873年)の推計で約3,340万人でした。その後、明治政府の近代化政策や、医療の進歩などにより、人口は急速に増加し、明治37年(1904年)には約4,613万人、明治45年(1912年)には約5,093万人となりました。

明治時代の人口増加率は、年間平均で1.2%と、世界でも有数の高率でした。この人口増加は、明治政府が推進した近代化政策によって、農業生産性の向上や、医療の進歩が進んだことによるものです。

明治時代の人口増加は、日本の近代化に大きな影響を与えました。人口の増加により、労働力が増加し、経済の発展が促進されました。また、人口の増加は、軍事力の増強にもつながり、日清戦争や日露戦争の勝利に貢献しました。

明治時代の人口増加は、日本の近代化を支える原動力となりました。
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2023年11月25日土曜日

野鳥観察(57)

月二回(土曜日)開催の野鳥観察(探鳥会)へ出かけた。今月初(11/4)のフィールドワークを欠席したので、今回は何としても参加しようと頑張った(きょうの日付に変わった深夜のTV番組を見入ってしまい、睡眠不足がちだが)。

(本ブログ関連:”野鳥観察”)

防寒着を重ねたものの、外の空気は寒い。手袋をするべきだったと気づく・・・家に戻るのも面倒でそのまま進んだ(探鳥会で動くうち暖まって、その必要性を感じなくなった)。

公園に入って紅葉に驚く。先日と違い樹々が赤黄色に彩り、装いをあらたにしていた。この数日間ですっかり変わったようだ。一番乗りした集合場所から見た東の空、雲の奥から照らす太陽が、スタートの勢いを与えてくれた気がした。


探鳥会の最初に登場したのは「ヒヨドリ」だった。彼らは場所をわきまえず、飛翔し鳴く・・・元気で何より。

今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものの中から、次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
・ヒヨドリ:「ヒョ」と呼び捨てられるほどに五月蠅く飛廻る。彼らに何の咎もないのに・・・
・ドバト(カワラバト): 公園に来る途中、そして探鳥のさなか、上空を群れて飛んでいた
・ハクセキレイ: 1羽、小川の向こう岸の土手道に舞い降りる。人通り多く撮れず
・ツグミ: 2羽ほど、遠く樹上にたたずむ(撮るチャンス無く飛び去る)
・カワセミ:(伝聞だけで、見るチャンスすら無い)
・カワラヒワ: 1羽(実際は多数)、遠くの樹上にたたずむ。何とか撮ることができた
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・カルガモ: 小川の葦などに隠れて、その隙間から姿をのぞかせた
・アオサギ: 1羽、人通り多く小川に沿って飛び去る(カメラを構えた瞬間飛び、撮れず)
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・イチョウ: すっかり黄色くいろづいている
・トウカエデ: イチョウと並んで、こちらは紅く色づいている・・・その対比がおもしろい
・イイギリ(飯桐): 落葉高木、濃赤色の実(5~10mm)が葡萄房状にぶら下がっている


野鳥

1)カワラヒワ
今まで何度か名前をブログに記したが、写真に残すことができずにいた。今回、望遠一杯に(ブレながら)撮った写真だが、「カワラヒ」の背中(翼)の特徴が、私には見える気がする。


■紅葉の景観

1)イチョウトウカエデ
観察順路の途中、会員の方に指さされて振り帰り見あげると、イチョウの黄色とトウカエデの紅色が、紅葉(黄葉)の季節を彩って見せた。


2)イイギリ(飯桐)の赤い実
苗圃の木立の奥に立つ「イイギリ」の枝に、葡萄の房状に赤い実がぶら下っていた。Wikipediaによれば「果実は生食可で、加工して食べられることもある」とのこと。


3)紅葉風景
会長から紅葉風景について解説いただいた <紅葉は冷え込みにより急に変化する>。
太陽光が雲の合間から射すと、紅葉の景観は突然華やかになる。また、樹下で逆光に見るのも美しい。


2023年11月24日金曜日

滄浪泉園

きょうの最高気温(23.7℃、13:42)になったころ、JR武蔵小金井駅の西南西にある「滄浪泉園(そうろうせんえん)」に行った。「国分寺崖線」の崖地を利用した(大正時代に構えられた)旧別荘地で、現在小金井市が管理する、「アカマツ」、「スギ」などの樹々に覆われた自然緑地である。

(本ブログ関連:”滄浪泉園”)

同園斜面の石段を伝って崖下に降りると池がある。その水は「ハケ」と呼ばれる地形から湧き出る水*で補われている。池を周遊して、別の石段で上がる一周の順路に、30分弱の時間がかかった。
(*)「東京の名湧水57選」に選ばれている。
    https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/water/conservation/spring_water/tokyo/ 

石段は、(いってみれば古道の石畳のごとき)石塊を組み合わせてでできている。石段の脇に手摺が用意されている・・・この設備がなかったら不安だ。結果、脚力が弱まったことに気付かされた。以前(12年ほど前に)来園したとき、短時間で廻り、少々物足りなさを感じたが・・・きょうは違った。

木立の隙間から射し込む陽光は穏やかで、池の表面にゆったりと反射した。順路上に「キジバト」が1羽、散策者を気にもせずいたし、樹上では「シジュウカラ」が <ツィピー・ツィピー・ツィピー> と鳴き続けていた。どうやら足腰の按配が、私に園内の自然と親しむ時間を延ばしてくれたようだ。

崖の中腹から崖下の池をのぞむ

2023年11月23日木曜日

勤労感謝の日、江戸東京たてもの園での自然観察/自然観察会創立五十周年

祝日「勤労感謝の日」(新嘗祭)のきょう、小金井公園にある「江戸東京たてもの園」で自然観察会(特別)が開催された。祝日でもあり、公園・たてもの園は大勢の家族であふれていた。さらに海外(おもに東アジア)の人びとの会話まで聞こえてきたりした。

自然観察会は毎月、定例(第3日曜日)と特別のものがある。最近、足腰の按配がよろしくなくて、定例開催については今年6月18日以来欠席が続いている。特別開催についても同様。

今回、天気も良く(最高気温 20.5℃、13:27)、頑張って参加することにした。午前中、たてもの園の展示建物周囲に植えられた草木や、飛ぶ野鳥を観察した。午後には、別会場で自然観察会創立五十周年記念の集い(座談会)に出席した。

■ 江戸東京たてもの園自然観察会
今回もベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視とカメラ写真で確認・整理したものを次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
カクレミノ: 常緑広葉樹ながら黄葉もある。葉の形が稚樹:3裂→成長樹:全縁に変化
・ノムラモミジ: オオモミジの改良種(園芸種)
・アカマツ:山地に多く、葉は柔らかい。新芽・紅色 → 夏・緑色 → 秋・紅色。cf. クロマツ: 海岸、葉は固い)
ヒイラギモクセイ; ヒイラギとギンモクセイとの交雑種
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キバナコスモス: コスモスとは葉の形が違う園芸種(未確認)
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・エナガ: 植木の枝の中を駆け巡って飛び去った。尾羽をフリフリしているのを一瞬見た

1)ノムラモミジ(写真左:前川邸とモミジ、写真右: 紅葉を拡大)
オオモミジを品種改良した園芸種。葉はギザギザが細かく、紅くなる(実感としては、ちょっと黒味がかかった紅色)。


2)ススキ(写真左:農家・名主の家とススキ、写真右: ススキを拡大)
名主の家の前(乾いた場所)にススキの株が複数生えている。「オギにノギなし、ススキにノギあり」で、ノギのあることを確認した。
カヤブキ屋根の材料にススキが使われる。ワラ屋根より腐りにくい。カヤブキ屋根の葺き替えは40年ぐらい。


3)樹木の景観: 
農家の生活とつながる山(里山)の上側には乾燥に強い「マツ」の木が多い。一方、小川など湿気のある山裾には「スギ」の木が多い。マツとスギの中間帯(中腹)には「ヒノキ」が多い。

4)綿花の綿は何か: 
綿花の種についている毛が集まって白いかたまりに見える。

5)ヒイラギモクセイ
白い花から芳香が漂うとのこと・・・女性陣は芳香を感じるようだが、男性陣はムムッといったふう。私にいたってはサッパリだった。


6)こも巻き
冬の樹木の幹を麦わらで巻く*ことがある。害虫が寒気を逃れて麦わらに入ってきたのを閉じ込めるというが、益虫まで道連れにしてしまいかねない。結局、あまり意味ないという解釈もあるようだ。
(*)巻き方に植木職人ごとの流儀があるという。

7)雑木林の切り株と新芽
雑木林の広葉樹の落ち葉を集めて、堆肥作りに使ったり、かまどの火元にしたりする。また幹を20年のタイミングで切って、かまどの燃料にしたりする。切り株から芽が出て成長するので継続して活用できる。一方、針葉樹を切った場合、切り株から芽は出ない。


■ 自然観察会の創立五十周年記念の集い
・会長から観察会の設立趣旨、自然観察の基本的な心がまえなど説明があった。
・出席者各自から、観察会へ参加したきっかけ、取り組みなど、愉快な話題を交えて語られた。


■ お礼
田中肇先生のご著書にサイン(署名)を記していただいた。さらに、お名前の上側に、<花に蜜を求めるハチ>、<カタクリの花> の挿絵まで描いていただいた。ありがとうございます。
・「昆虫の集まる花 ハンドブック」(田中肇著、文一総合出版)
・「花と昆虫 不思議なだまし合い発見記」(田中肇著、文一総合出版)

2023年11月22日水曜日

小雪 2023

きょうは二十四節気の「小雪(しょうせつ)」、そろそろ(雨が)雪となって降り始めるころ。ただし、このごろ*は暖冬のせいか寒気が深まらず、小春日和といった貴重さもない。
(*)気象庁の季節区分では、9、10、11月は秋。

(本ブログ関連:”小雪”)

最近、なぜか冬の雲の姿に興味を持っている。特に夕方の西陽に照らされた雲は美しい。薄紅色に染まった雲、雲間から漏れいずる光の照射、雲の縁を研ぎ澄ますような光輝といった具合。

小雪を三つに分けた最初の候(初候)を「虹蔵不見(にじ かくれて みえず)」といい、虹を見かけなくなるという。その理由を空気が乾燥しているとか、太陽高度のせいといった解説がネットにある。日ごろ無頓着なため、いわれるまで気づかづにいた。

彩雲
小雪の初候に、虹が見られにくくなることから逆に、虹色に輝く「彩雲」を思い出す。

気象庁の「雲・大気現象・大気光象について」に、彩雲について次のよう解説がある。
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq13.html
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雲が七色に見える「彩雲」の仕組みは何ですか?

彩雲は、上空の比較的薄い雲がその縁に沿うように赤、黄、緑などの色に分かれて見える現象です。この現象は、太陽の光が雲の粒を回り込んで進む(これを回折といいます)ことにより発生します。この際に波長が長い赤い光は波長の短い青い光より大きな角度で雲の粒を回り込むため、光の色によって進行方向が変わり、色が分かれて見えるようになります。また、雲の粒の大きさにより光の回り込み方が異なることから、雲の粒の大きさで雲の色が違って見えます一般に雲の縁で雲の粒が最も小さく、中心に向かって雲の粒が大きくなりますので、雲の縁から中心に向かって色が変わって見えるわけです。
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(付記)
ちなみに、わたしの好きな海軍艦上偵察機に「彩雲」がある。高速性能のため細い胴と、3座搭乗による長い風防(キャノピー)があって、全体にスラリとした美しい設計である。中学生のころ、いろいろとプラモデル作りを楽しんだが、この機体と出合うことはなかった。

2023年11月21日火曜日

紅葉一点

無性に蜜柑が食べたくて、街の八百屋に買い物に行った帰り道、ある苗圃の角地にモミジが一点 <紅葉> していた。暖冬がつづいて、街が紅葉に染まる気配がないだけにめずらしくて、いちど通り過ぎたもののすぐに戻って写真に撮った。
紅葉一点だけだったので「紅葉狩り」を楽しむに十分でなかったが、「紅一点」に洒落て秋の気配を感じることができた。

(本ブログ関連:”紅葉”)


最近、山に入ることがなくなった。だから、街につながる公園で待つしかない。公園の小川に沿った土手道を覆うモミジはまだ緑色。そんなとき、街の中にある苗圃のモミジが一点だけだけ紅葉しているのを見て、花に早咲きがあるのなら、樹木に早紅葉というのがあるだろうかと思ったりした。

昔、高尾山のケーブルカーに乗って、線路わきの真紅なモミジを見たことがある。強烈な色合いに驚いた・・・まるで観光用の色彩といっていいほど。それに比べれば、きょう出合った地元のモミジはかわいいものだ。

ハクセキレイ
その後、家近くにある小さな農園で「ハクセキレイ」が舞い降りるのを見た。尾をしきりに振っている。掘り返された畑地に虫でも見つけたのだろうか。まだまだ暖かい日射しのなかで、ハクセキレイは冬に向けて栄養をためているようだ。
(セキレイって、地上の姿ばかり気にしていたが、Youtubeで飛翔を見ると少しおかしい)

2023年11月18日土曜日

夕日に染まった雲、ムクドリの群れ

きょうは、きのうに比べて最低気温(4.6℃、07:04)は 4.1℃低く、最高気温(17.0℃、11:21)は 3.2℃高い。昼過ぎ、街のラーメン屋を出た帰り道、いつもの公園に寄った。広い空間に吹く風はやはり冷える。

公園を東西に横切る小川の土手道から、川面近くに伸びた枝に「カワセミ」の丸々した橙色の腹が見えた。いそいでショルダーバッグから小型カメラを取り出して、写そうとカワセミの姿を見直したとき、彼のとまっていた枝が上下に揺れていた。そして青色の影がそこから飛び去って行くのが見えた。

なんと、私と同様(年齢)の散歩者が、岸辺伝いにカワセミに近づいていたのだ。せっかくのチャンスを撮り逃してしまった。釣りでいう逃がした魚は大きい。

公園の帰り道、すっかり夕方になっていた。

夕雲
空に薄紅色に染まった雲が浮かんでいた。最近、夕方の雲の変化にドラマチックなものを感じる。子どものころ作った飛行機プラモデルの、特に米Revell社製の箱カバーに描かれた雲のイラストにあこがれていた・・・いまだに画家の名前を探している。イラスト集があればぜひとも求めたい。


ムクドリの群れ
先日(11/11)触れたムクドリの群れとまた出会った。実は、きのう(11/17)見たムクドリの大群はもっとすさまじかった・・・波がうねるようにして群れが飛んでいた。きょうは少しおとなしくして、電線に静かに連なっていた。


2023年11月17日金曜日

エンゼルスの大谷翔平選手のMVP満票選出

きょう、米大リーグのアメリカンリーグのチーム「ロスアンゼルス-エンゼルス」で活躍の大谷翔平選手が、アメリカンリーグのMVP(最優秀選手)に選出されたと報じられた。全米野球記者協会(BBWAA)の記者(30人)による投票の結果、満票1位の選出(2度目)だった。しかも、2度とも満票はメジャー史上初めてのことという。

大谷選手の投打(二刀流)の成績が評価された。高校野球で投打の好成績を残すことはあっても、プロ野球では考えられない。まして米大リーグに進出して二刀流をこなしたのだから、アメリカ人にとっても奇跡(ユニコーン)に違いない。

野球の思い出

・小学校のころ、学校の小使い(用務員)さんの息子が米軍基地に勤めていて、基地の少年野球チームを連れてきた。日本側小学校の上級生たちと試合することになった。アメリカチームの全員がユニフォームを着ていたのに驚いた。(試合は、フォアボールと盗塁を巧みに使って日本チームが勝利したけど)

(本ブログ関連:”野球”)

・子どものころ、アメリカンリーグとナショナルリーグのそれぞれトップチームによる最終決戦(ワールドシリーズ)で、優勝したチームが日本を訪れた。奥さん連れの観光気分ながら試合をすれば、日本のプロ野球チームは大いに苦戦した。当時、(体力的に)とても勝てる相手ではないと誰もが思ったものだ。

・日本のプロ野球のトップ選手たちが米大リーグに進出し始めたとき、物珍しさしかなかった。でも、日本人選手たちは着実に地保を固めた。大谷選手の登場で、とんでもない奇跡を目の当たりにした。


(追記)
大谷選手が、日本の小学校約2万校に対して、野球グローブを1校あたり3つ(右利き用2つ、左利き用1つ)寄贈すると発表*された。スポーツの成績に驚き、社会行為に感動させられる。
(*)Asagei+ : https://www.asagei.com/289072  (2023年11月14日 09:58)

2023年11月16日木曜日

(資料)在野の自然観察者(博物学者)

きょうは、「日本野鳥の会」の創設者のひとりである中西悟堂氏の誕生日だ。近代日本の在野の自然(博物学)観察者を挙げるとするなら、次の方々の名が浮かぶ。
考えてみたら、きのう(11月15日)は天文分野の研究者の野尻抱影氏の誕生日った。

植物分野
牧野富太郎 1862年5月22日(文久2年4月24日)~ 1957年(昭和32年)1月18日
南方熊楠 1867年5月18日(慶応3年4月15日)~ 1941年(昭和16年)12月29日)

天文分野
野尻抱影 1885年(明治18年)11月15日 ~ 1977年(昭和52年)10月30日

野鳥分野
中西悟堂 1895年(明治28年)11月16日 ~ 1984年(昭和59年)12月11日

鉱物分野
櫻井欽一 1912年(明治45年)12月11日 ~ 1993年(平成5年)10月6日


・子どものころ、昭和の住宅街を散歩する野尻抱影氏の姿をよく見かけた。あのお爺さんが著名な方だったとは後で知った。ご近所に住んでいらっしゃったので、お話をうかがうチャンスはいくらでもあったはずなのに。遊び呆けていた子どもだったので・・・。

・サラリーマン時代に、すでに亡くなられていた櫻井欽一氏の家業である鳥すきの料亭「ぼたん」ヘ行ったことがある。仲居さんに何気なく、鉱物趣味から櫻井先生のことを話したら、先生の息子さん(現「ぼたん」のご主人)がわざわざ来られて慌てた。正座して、先生の思い出を聞かせていただいたことがある。

2023年11月14日火曜日

インフルエンザ予防接種

昼前にインフルエンザの予防接種をした。接種前にいろいろな質問項目を記載した用紙が渡された。その中に「1か月以内*に他の予防接種を受けたか」に対して、「いいえ」をチェックした。
(*)期間が「1か月以内」だったかどうか曖昧・・・

ワクチン注射の直前、医師から再確認があったとき、そういえば先月(10月)21日に新型コロナのワクチン接種をした旨伝えた。コロナのワクチン接種のときも、医師から何か知りたいことがあるかと問われ、「この後、インフルエンザのワクチン接種をしたい」と伝えたところ、「(今回の接種後副作用がないなら)1週間ないし2週間後に受けてもよい」との回答をもらったと・・・伝えた。

今回(インフルエンザの予防接種)にあたり、医師から「本当はインフルエンザと新型コロナのワクチン接種を同時にしてもいいけれど、何らかの副反応が出たとき、どちらに原因があるのかつかめないため、間を置く」のだと解説いただいた。
結果、新型コロナのワクチン接種から24日間過ぎているので、インフルエンザの予防接種を了解いただいた。

上記の内容を会話で説明したら、ほんの数話で終わりそうなのに、文章にすると(要領が悪いせいか)ダラダラと長くなった。

ところで、ワクチン接種の帰り道、ホッとして上空をのぞいたら雲一つない青空に気付いた。きのうの昼過ぎ、東京地域に「木枯らし」1号が吹いたせいか、きょうは快晴で暖かく、最高気温は 18.2℃(13:57)だった。

2023年11月13日月曜日

東京地方で木枯らし1号

(本記述は、11/14にタイムスタンプを調整して、11/13の日付で登録した)

11月13日の午後2時過ぎ、東京地方で木枯らし1号が吹いた。同時刻ころ外出したが、武蔵野の街にいて、砂塵を巻き上げるような「木枯らし」を気づくことはなかった*。
(*)武蔵野の「最大瞬間風速」: やや強い風の10.0m/s、風向北北東、13:09

(本ブログ関連:”木枯らし”)

● ウェザーニュース
「東京地方で木枯らし1号 3年ぶりの発表」(2023/11/13 15:40)より
https://weathernews.jp/s/topics/202311/130175/
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・今日13日(月)の午後、気象庁は東京地方で木枯らし1号が吹いたと発表しました。昨年や一昨年は基準を満たさず発表がありませんでしたので、3年ぶりとなります
・11日(土)も風が強まったが発表基準に届かず
・上空の気圧の谷が通過したことで午後になって冬型の気圧配置が強まり、それとともに関東では北西の季節風が強まってきました。
東京都心では14時14分に「木枯らし1号」の発表基準を満たす8.3m/sの最大風速を観測し、気象庁から木枯らし1号が発表されています。
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(参考)
気象庁 お天気相談所 (以前の資料)
https://www.data.jma.go.jp/tokyo/shosai/news/pdf/2020/20201104kogarasi_oshirase.pdf
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東京地方における「木枯らし 1 号」は、下記の事項を基本として総合的に判断して発
表しています。
1 期間は10月半ばから11月末までの間に限る。
2 気圧配置が西高東低の冬型となって、季節風が吹くこと。
3 東京における風向が西北西~北である。
4 東京における最大風速が、おおむね風力 5(風速 8m/s)以上である。
(ただし、お知らせには最大瞬間風速を記入する。)
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2023年11月11日土曜日

多分ムクドリの群れ

街に出て、帰宅途中の午後4時ころ、住宅街の遠く南北に交差する2つの電線に、大量の鳥たちが列になって鳴いていた。一日薄暗い曇り空で、(観察力が乏しいこともあって)鳥の群れを同定できないけれど、どう見ても「ムクドリ」だろうと思った。黒味のある姿だが、腰に白い部分があった。

彼らが群れをなして活動する時期は、夏~秋だそうだが、図鑑「野鳥」(真木広造監修、長岡書店)によれば「秋冬は竹藪などに集団でねぐらをとり、時には数千羽のむれになることもある」という。見たところ沢山としかいえない・・・カウントせず通り過ぎてしまった。
暖冬のせいでズルズルと時を過ごし、留鳥とはいえ少し慌てて行き場を探しているせいだろうか。ちょっと壮観だった。

このブログで、ムクドリに触れたのはどうやら、春>冬が中心。立冬(11/10、秋の終わり)ころはない。だから、きょう見たのは、多分ムクドリだろうと自信なく綴るしかない。

(本ブログ関連:”ムクドリ”)

Youtubeでムクドリを検索すると、夕方の街を大群で旋回する(フン公害をもたらす)困りもの扱いで、中には撃退法の紹介まである。


(付記)
ところで、立冬(11/8)で触れた「サザンカ」の詞が、耳の奥から繰り返し聞こえてくる。童謡「たきび」(1941年、作詞巽聖歌、作曲渡辺茂)の歌詞2番は、次のように始まる。
    さざんか さざんか さいたみち
    たきびだ たきびだ おちばだき

(本ブログ関連:”たきび”)

焚き火のにおい、薄い煙、垣根に咲くサザンカの白い花。そんな光景を体験したような気がしてくる。

2023年11月8日水曜日

立冬 2023

きょうは二十四節気の「立冬(りっとう)」、いよいよ冬の気配が感じられてくるころ。現実には、暑い日がだらだらと続いて、きのうも「夏日」(最高気温 26.5℃、11:11)だった。秋の気配をスキップして、冬になっても、気象予報師の話では暖冬傾向とのこと。

(本ブログ関連:”立冬”)

きのうの昼まで続いた南風は、反転して北風に変わったが、本夕もまだ温(ぬる)い。天気予報では、今度の日曜日(11/12)の最高気温が 11℃ まで下がるようだが、底を打っただけで長続きしそうもない。やっぱり暖冬か。

ところで、二十四節気のそれぞれを三つに分けた「七十二候」があって、立冬も次の三つの候(初・次・末)に分けられる。
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・初候: 山茶始開(つばき はじめて ひらく) 山茶花(サザンカ)が咲き始める
・次候: 地始凍(ち はじめて こおる) 大地が凍り始める
・末候: 金盞香(きんせんか こうばし) 水仙(金盞)の花が咲く
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●初候の「サザンカ(山茶花)」は、街角(垣根)や公園の樹間からひょいと顔を覗かせる赤い(野生種は一重の白色)花で、見落としがち。今回は心して探してみたい。
気取って歳時記と関連の本を巡ると、サザンカは寺院の景色と似合うようだ。 
- 「山茶花の垣一重なり法華寺」(夏目漱石)「日本の七十二候を楽しむ」(白井明大著、東邦出版)
- 「山茶花は白一色ぞ銀閣寺*」(小沢碧童**)「季寄せ-草木花 冬」(本田正次、朝日新聞)
 (*)銀閣寺: 銀閣寺の横の「哲学の道」沿いに咲いているそうだ。(Google 検索の生成 AI 機能)
 (**)青空文庫:「わが俳諧修業」(芥川龍之介)

●末候の「スイセン」は、公園の「自然観察園」に群生するが、暖冬の冬にいつ咲くやら。今年は1月ころ最盛だったけれど。

(本ブログ関連:”スイセン”)

2023年11月7日火曜日

きょうの日付にかわった深夜の風雨、そして都心で今年143回目の夏日

きょうの日付にかわった深夜の風雨
きのうの早朝からきょうの 11:00まで南の風が吹き、きのうの昼前からきょうの 16:00ころまで気温はほぼ 22℃ 以上をキープした。さらに、きょうの日付に変わった深夜、雨が降り出し、02:00の降水量は 10.5mm/h に達し、最大瞬間風速は 07:23 に 18.4m/s となった。

ピュウと逆巻く「強い風」に煽られるように、雨が屋根を叩きつけた(体感では、02:00~03:00 ころが一番激しかった)。久しぶりの騒がしい雨に目が覚めた。なお、「強風、雷」の注意報が当地に発令されたとのこと。

(参考)
天気予報等で用いる用語」(気象庁)より
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html

1)雨の強さに関する用語
・小雨                数時間続いても雨量が1mmに達しないくらいの雨。
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・弱い雨             1時間雨量が3mm未満の強さの雨。
・やや強い雨       1時間に10mm以上20mm未満の雨。
・強い雨        1時間に20mm以上30mm未満の雨。
・非常に激しい雨  1時間に50mm以上80mm未満の雨。
・猛烈な雨         1時間に80mm以上の雨。

2)風の強さに関する用語
・静穏            風力0(風速0.3m/s未満)。
・やや強い風         風速が10m/s以上15m/s未満の風。
・強い風               風速が15m/s以上20m/s未満の風。
・非常に強い風      風速が20m/s以上30m/s未満の風。
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・暴風                  風速が20m/s以上の暴風
・猛烈な風         風速がおよそ30m/s以上、または最大瞬間風速が50m/s以上の風。


都心で100年振りの最高気温を更新、11月に最多の夏日
東京都心で、11月の過去最高気温を100年ぶりに更新した。さらに、今月3回目の夏日(11月として最多)で、2日連続も初、今年143回目。

日本気象協会
1)「【速報】東京都心で27.5℃ 100年ぶりに11月の最高気温の記録を更新」(日直主任 本社日直主任、2023年11月07日)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2023/11/07/26010.html
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・きょう7日、午後0時20分、東京都心の最高気温が27.5℃に達しました11月の過去最高気温の記録を100年ぶりに更新したことになります。
これまでの1位の記録は、1923年11月1日に観測された27.3℃でした。
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2)「東京都心 今月3回目の夏日 11月として最多 2日連続も初 夏日は今年143回目」(日直主任 本社日直主任、2023年11月07日)
https://tenki.jp/forecaster/deskpart/2023/11/07/26003.html

ー 今年の都心の夏日は、(TVの気象予報で)きょうが最後だろうと語られていた。

2023年11月6日月曜日

ススキとアオサギ

きのうの公園とは別の公園に、といっても隣接しているが、昼過ぎ(13時ころ)巡ってみた。月曜日は、(きのう行った)「自然観察園」が閉園のため、こちら側を廻ってみることにした次第。日射しも穏やか(24℃)で、心地よい風が吹いていた。

小川から一段上に広がる原っぱの「ススキ」は、白い穂をそれぞれ風の乱れに任せて、あちこち向きを変え揺れていた。秋らしい場面だが、背景は紅葉にまだ遠い。このまま秋を忘れ、暖冬となるのだろうか。(気象庁の、向こう3か月(11~01月)の天候見通しによれば、東日本の太平洋側の平均気温は「高い見込み」*とのこと)
(*)気象庁: https://www.data.jma.go.jp/cpd/longfcst/kaisetsu/?term=P3M


カルガモ
公園を東西に横切る小川に「カルガモ」が群れで泳いでいた。きのう、隣接の公園で5羽を見たが、きょうは何と、5羽+2羽(上流)+2羽(更に上流)と計9羽いた。小川を隠す葦など野草を意図的に刈り取らないようで、彼らにとって(人目を気にせず)居心地がよいのかもしれない。

アオサギ
カルガモの群れから少し下流の処に、「アオサギ」が1羽、孤高を保つように岸辺にたたずんでいた。群れずにいるアオサギの超然とした姿にいつもあこがれる。ちなみに、人間の場合、痴呆化する主な原因(生活)にコミュニケーションの有無が大きく関わるという話を聞いて、一羽で生きるものに興味しんしん。

2023年11月5日日曜日

自然観察園

3連休(11/3~5)最終日のきょう、昨日(11/4)の「野鳥観察」(探鳥会)を欠席したため、それを補いたい思いがあって公園併設の「自然観察園」へ出かけた。鳥とは違い、植物観察に終わった、しかも、しっかり確認できてないのを自覚することになった。

昼前(11時半ころ)の公園は、家族連れで賑わっていた。暖かい日射しだったが、さすがに11月の小川に入って水遊びする姿はなかった。多くは原っぱにシートを敷き、日光を浴びながら団らんしていた。あちこちから、子どもたちの元気な声が聞こえた。

一方、自然観察園は、高齢者ばかりで人影が思った以上になく、むしろ閑散としていた。観察園西側をのんびり廻った(例によって、観察園入口に配置された「11月 観察園の花だより」に記載の <花や実のリスト> と <地図> を頼りにして)。

ヤクシソウ(写真左)、ホトトギス(写真右)
「ヤクシソウ」は、「花だより」の地図に示された場所に咲き、リストの通り黄色の花弁をしていた。ネットの画像検索を見ると、花弁の先端がギザギザしている・・・撮った写真ではそのように見えない。・・・疑心暗鬼になるばかり。
「ホトトギス」も同様で、囲いの奥にあるため、花弁の様をきちんと確認していない。
・・・疑心暗鬼になるばかり。



ミゾソバ(写真左)、カントウヨメナ(写真右)
「ミゾソバ」の花は、花弁の周囲が薄紅色になり、水辺に咲くという(前回(11/28)の探鳥会で、カルガモが泳ぎながら岸辺の花をついばんでいた)。「花だより」に照らして見つけたのは、白いふっくらした状態の花弁で、湿地より離れた場所で咲いていた。
「カントウヨメナ」の花弁は淡紫色が特徴だが、「花だより」に照らして見つけたのは、随分と白いものだった。
・・・疑心暗鬼になるばかり。


今回、他に「ヤブミョウガ」、「キンミズヒキ」などを、「花だより」に照らして見つけたが、どうにも自信がない。現場でいろいろ観察したつもりでも、家でネット情報を確認すると・・・疑心悪鬼になるばかりだ。

2023年11月3日金曜日

(Bard、ChatGPT)フランス人はナポレオンのことを語りたがらないのか

① Bard(GoogleのAI機能)に以下の質問をした。
- 漠然と投げかけた質問に対して、Bard は律儀に返答してくれた。それが、正解というつもりはないが、そうなんだろうなという見当はつく(つまり、思った通り)。ただし、実際に、ひとびとの反応はどうなんだろうか・・・知りたくなる。

Q.フランス人はナポレオンのことを語りたがらないのはなぜですか?
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A.フランス人はナポレオンのことを語りたがらない理由は、大きく分けて2つあります。

1つ目の理由は、
ナポレオンがフランス革命の理想を裏切ったことに対する批判です。ナポレオンは、フランス革命で生まれた共和制を打倒し、自らの帝政を樹立しました。このことは、フランス革命の理想である自由、平等、博愛に反するものとして、多くのフランス人から批判されています。

2つ目の理由は、
ナポレオンの戦争行為による犠牲です。ナポレオンは、ヨーロッパ大陸を席巻する大規模な戦争を繰り広げました。この戦争は、多くの人々の命を奪い、ヨーロッパ大陸に大きな被害をもたらしました。このことから、ナポレオンは「戦争の英雄」ではなく「戦争の犯罪者」として見なされることもあります。

もちろん、フランス人の中にもナポレオンを英雄視する人もいます。ナポレオンは、フランスの軍事力を大きく向上させ、ヨーロッパの政治情勢に大きな影響を与えた人物です。しかし、ナポレオンの功績と罪状の両面を評価する必要があるため、フランス人の中にナポレオンのことを語りたがらない人が多いのも事実です。

具体的には、以下の理由が挙げられます。

・ナポレオンがフランス革命の理想を裏切ったことに対する批判
・ナポレオンの戦争行為による犠牲
・ナポレオンの功績と罪状の両面を評価する必要があるため

なお、フランスではナポレオンの功績を称える一方で、彼の罪状についても教育で教えています。また、ナポレオンの時代をテーマにした映画やドラマなども制作されており、ナポレオンに関する議論は活発に行われています。
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② ChatGPT にも同様の質問をなげかけた。
(こちらの回答は、多く(多面的に)語ろうとして、文章が分裂気味です)

Q.フランス人はナポレオンのことを語りたがらないのはなぜですか?
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A.フランス人がナポレオン・ボナパルトについて話すことをためらう理由は、歴史的な出来事や個人に対して異なる見解や感情が存在するためです。一部の人々はナポレオンをフランスの偉大な指導者と見なし、彼の功績や影響に誇りを持っています。一方、他の人々は彼の行動に対して主観を抱いたり、彼の指導の下での戦争や帝国主義の影響に反対意見を持つことがあります。

また、ナポレオンの統治時代にはさまざまな出来事があったが、その中には暴力や圧政に関連するものもあった。視点を持っています。

さらに、フランス人の間でもナポレオンに関する意見は多様であり、歴史に対する考え方や政治信念に基づいて異なります。そのため、ナポレオンについて話すことは感情的で議論の余地があることがある、人によっては当然なこともあるだろう。

先に、フランス人がナポレオンについて話すことをためらう理由は、彼の歴史的な役割や影響に対する異なる意見と感情、そして歴史的な出来事への感受性関連しています。

フランス人がナポレオン・ボナパルトについて話すことを気にしないわけではありませんが、ナポレオンに関する議論や感情は個人や慎重によって異なります。一般的な理由として以下の点が挙げられますが、これは最も一般的な傾向であり、すべてのフランス人になんとわけではありません。

1.複雑な評価: 
ナポレオンはフランスの歴史において非常に重要な人物であり、彼の業績は賛否両論が存在します。一部の人々は彼を偉大な指導者と見なし、その業績を称賛しますが、他の人々は彼の戦争や帝国主義政策に否定的な意見を持っています。そのため、ナポレオンに対する評価は多様で、話題にする際に異なる意見が多々ある。

2.歴史の複雑性: 
ナポレオン時代はフランスの歴史の重要な時期であり、大統領下で多くの出来事があった。この時期には革命、帝国の拡大、改革、文化の繁栄などが含まれているこれらの出来事は複雑で多面的であり、一般的に話すことが難しい場合があり、人々は様々な視点からナポレオンについて議論することがあります。

3.歴史的な感情: 
ナポレオンの時代にはフランス国内で多くの戦争と犠牲が発生し、感情的な傷が残っていたことがあります。そのため、ナポレオンに対する感情は一部の人々にとっては熱狂的である一方、他の人々にとっては危険であることが起こります。

先に、フランス人がナポレオンについて話すことを考えるわけではありませんが、その評価や議論は多様で複雑であるため、異なる視点から彼について議論することがあるでしょう。
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Google Bard も ChatGPT も、アメリカ製の AI なので、思いっきり回答しているが、フランス製の AI だったらどんな回答をするだろうか。


(参考)
ナポレオンとキャンセルカルチャー(植民地・奴隷、女性の社会的地位)
〇 東洋経済
「英雄『ナポレオン』没200年の今、猛批判される訳  - 奴隷制復活、有色人種の隷属は許されないが…」(安部雅延 : 国際ジャーナリスト・フランス在住、2021/05/07)
https://toyokeizai.net/articles/-/426180

2023年11月2日木曜日

そういえば、昔 の電化製品は叩くとなおった

体操教室に自転車に乗って行く途中、路地裏を曲がったとき、民家の塀の下側から突き出た煉瓦と自転車のチェーンケースが接触してしまった。煉瓦はどうやら、塀を防御するために設置したらしい。

直後、自転車のペダルをまわすたび、チェーンとケースがこすれてガラガラと音を発するようになった。教室が終わって、自転車店で診てもらおうと向かったところ、シャッターが閉まっていた・・・どうやら休店のようだった。
しかたなく雑音のする自転車で帰宅しようとしたが、あまりに耳障りなので、拳骨(げんこつ)でチェーンケースを数回叩いたところ、異音があっけなくおさまった。な~んだと思いながら家路についた。

そういえば、昔の家電(電化製品)は、音が途切れるラジオとか、画面にノイズが走る真空管テレビなど、調子が悪くなると、拳骨でドンドンとケースをどついたりした。喜劇映画では、エンストした自動車を役者が蹴っ飛ばして元に戻すシーンもあったりした。
最近は、調子が悪いからといって家電を叩くということはなくなったが・・・。

音響製品で、アンプ(回路)がチップ化され激安になった。PCも同様で、冷却ファン以外動く部品がない。部品がどんどん石になってしまい、叩いても無意味になったようだ。

なにごとも叩けばなおる時代でなくなったけれど、アナログの自転車はそうでもなかった。