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2010年3月27日土曜日

イ・ソンヒと高音 2nd

イ・ソンヒの高音については、適切な表現を探してきたがなかなか見つからなかった。ブログ「ひばり(노고지리)」に、民謡を歌う彼女の高音について次のように記している。
・歌手としての端正な品位の高い高音でも、決してfalset(裏声)を使わないで、爆発的な歌唱力、歌詞を伝える卓越したintonational(音調)の中に、彼女だけの独特の興(たのしさ)があります。
・彼女が歌った「セタリョン(새타령:鳥打令)」、「ソンジュプルイ(성주풀이)」は、従来とは区別され、私たちが追求しなければならない現代的な民謡の歌唱法とシギムセ※(nuance or texture)を提示したパラダイム(paradigm)とします。

(本ブログ関連:2009年の8/2711/712/24、2010年の1/25

(※)シギムセは、出した音をそのまま維持せずに「揺らす(弄音)」「転がす(転声)」「落とす(退音)」など。ある音程から音程へ移ろう方式を避け、ある音程の周辺で留まり味を加えていく韓国音楽の特有の要素。(韓国文化院

(Youtubeに登録のnaragoyoに感謝)

★★★★★ 孫が、大判の模造紙の上でクレヨンをふりまわして描いている動画が届いた ★★★★★