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2019年3月9日土曜日

「マハルリカ」

国名が変わることがある。以前、インドの南横、ベンガル湾にある「セイロン」は「スリランカ」に、また、黒海とカスピ海に挟まれた南コーカサスにある「グルジア」は「ジョージア」に国名を変更した。とはいえ、現地での変更に基づくのか、日本側の呼称の変更なのか確認が必要。

(本ブログ関連:”セイロン”)

今回、「フィリピン共和国」のドゥテルテ大統領みずから、国名を「マハルリカ(Maharlika)共和国」に変更したい意向を表明した。国名には由来がある。そもそも「フィリピン」とは、あるいは「マハルリカ」とはどんな意味を持つのだろうか、次のニュース記事で知ることになった。タガログ語、マレー語、サンスクリット語について、なんにも知らないが言葉の重要さをあらためて感じる。
・「フィリピン」は、かつての支配者の名に由来する。
・「マハルリカ」は、現地語の言葉で「忠義」の意味を持つ。
   - タガログ語(英語辞書による)で、「生まれ、知性、性格、行動において高貴ないし偉大であること」を意味する。
   - マレー語の「自由」の派生語である。
   - サンスクリット語に由来の「気高く誕生した」など。

ちなみに、タガログ語の「Maharlika」を、ネットの「Online タガログ語 日本語 辞書」で参照すると、「高潔」と表示される。
http://www.etranslator.ro/ja/firipingo-nihongo-online-jisho.php


<共同通信>抜粋
Livedoorニュースに掲載の記事「フィリピン国名、マハルリカに? 大統領、植民地由来に嫌悪」(3/9)
http://news.livedoor.com/article/detail/16134470/
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・「フィリピン」という国名は、16世紀に宗主国だったスペインのフェリペ皇太子(後の国王フェリペ2世)にちなんでいる。
・「マハルリカ」の意味は、マレー語の「自由」の派生語やサンスクリット語の「気高く誕生した」など、複数の説がある。
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<sputnikニュース(日本語版)抜粋
① 「ドゥテルテ大統領、国名の変更を望む=マスコミ」(2/13)
https://jp.sputniknews.com/politics/201902135918431/
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マハルリカ』はマレー語の言葉だからだ・・・
マハルリカ」は現代のフィリピン語で「王族を意味しており・・・
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② 「マハルリカへのフィリピン改名は難しい=オピニオン」(2/25)
https://jp.sputniknews.com/opinion/201902255964467/
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現代のタガログ・英辞書によるとこの単語は生まれ知性性格行動において高貴ないし偉大であることを意味する。だが研究者らは、「マカルリカ」の語源と実際の意味は解明されていないとしている。
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