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2019年3月20日水曜日

どんな方だったのだろう Alan R. King

先日(3/5)のブログに、バスク語学習に使うのに便利な辞書はないものかと記した。ネット辞書と違って、手元に紙(プリント)にして置けるといいわけで、その素材となるものを海外のネットで探してみた。

英語版のバスク語テキストにいろいろあって、その巻末に「語彙集」があるはず。もし、テキストが公開されていれば参考になると検索したところ見つかった。
以前、イディッシュ語の授業でテキストとして使用された「Colloquial 」シリーズの中に、「Colloquial Basque: The Complete Course for Beginners」があった。著者は、Alan R. Kingという方だ。
このテキストの「pdf版」は、意外とあっさり見つかる。ただし、著作権を十分配慮のうえ使用する必要があるだろう。(Amazonで購入すると物凄く高価になる)

Alan R. Kingは、「バスク語のしくみ」(吉田浩美著)の巻末にも紹介されている方で、Wikipediaを見ると、今年2月19日に64歳で亡くなっている。バスク語の他に、アメリカの古い言葉のナワット語の研究者だったとのこと。
彼の「代表作」の蘭に、「King, Alan R. (1982). A Basque Course: A Complete Initiation to the Study of the Basque Language. (未刊タイプ原稿)」が紹介されている。Wikipediaのに当る部分は、同テキストのpdfファイルにリンクする。こちらも、著作権を十分配慮のうえ使用する必要がある。

バスク語は霧に包まれて先がよく見えません。