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2018年8月26日日曜日

ビリー・ヴォーン楽団「浪路はるかに」

懐メロという言葉がある。わたしにすれば、洋楽ポップスも懐メロにあたる。それも、日本でアメリカンポップス全盛の頃に馴染んだ「エルヴィス・プレスリー」までだ。日本人歌手がアメリカンポップスを日本語に直して歌っていた時代の少し後まで。

(本ブログ関連:”エルヴィス・プレスリー”)

わたしにとって、ビートルズは懐メロの範疇からずれる。プレスリーに親しんだものには、ビートルズは異様な響きでしかなかった。だから、最近のラップを聞いて、こんなことを思う。プレスリーに懐かしさを感じ肯定するなら、今の若者たちが老いてラップに懐かしさを覚えるのだろうかと。また戦前・戦後の演歌に馴染んだ歳上の方からすれば、プレスリーへの懐旧も変なのかもしれない・・・だろうと。

歳とともに安心する味覚に子どものころの記憶があるように、音楽もラジオにすがり付いて聞いた旋律がある。夏になると、ビリー・ヴォーン楽団の「浪路はるかに(Sail Along Silvery Moon)」(1957年)が聞こえて来る。そこへ戻るのだ。子どものころ、西日の射す応接間の隅にあったレコードプレイヤーにレコード盤をそっと置いて耳を傾けた。何度も聞いた。そのころは外国の音色でしかなかったが。

(本ブログ関連:”ビリー・ヴォーン”)

次のYouyubeの画像は、「7インチ33回転4曲入りレコード」だそうだ。そういえば、むかし聞いたビリー・ヴォーン楽団のレコードは、いわゆる、LP(30cm)版と比べて小型だったこと、そしてEP版ではなかった記憶がある。


(Youtubeに登録のTaka Makiに感謝)