ブログ本文&資料

2014年3月31日月曜日

近所の桜

桜の花が開いた。小学校の校庭を囲んで、あるいは住宅街の並木道を覆って咲き誇るが、まだ満開という絢爛さにとぼしく、散り行く風情もない。

昨日の雨風のどんよりした空模様と打って変わり、春めいた今日の陽射しはしみる。陽気に誘われて、近在の桜の様子を見に巡った。全開の勢いはあるが、花弁に固さが残っている。花見に出かけるには、すこし早いかもしれない。

まぶしく桜花を見上げていると、しみじみ昔のひとの気持ちが理解できるような気がしてくる・・・そんな境地とはほど遠い別の世界に住んでいるのに、桜の花は、一瞬ひとを酔わせてくれる。

ところで、今日で3月も終わり。一年をリンゴに例えると、その実の4分の1を食ってしまったことになる。時がたつのが早いというより、あっけなさを痛切に感じるようになった。だから、これからの観桜を大事にしたいと思う。

2014年3月30日日曜日

雨、風、地震

昼過ぎには雨に代わって、風が強くなった。それは、昼(12時23分頃)のこと、雨混じりの強風のせいで、家が一瞬たじろいだかと思ったとき、怪しく揺れが加わった。そんなに強い風だったかといぶかしむ。もしやとテレビをつけたが、地震速報は流れない・・・。

そんなものか、暫く放っていたが、気になって気象庁の地震情報を見ると、当地も震度2の範囲内だった。震源は、いつもの、千葉県北西部(M4.1)だ。ゴルフ場や大学施設があるエリアだ。

夜になると、風音が一段と増した。ちょっとヒンヤリした気分になり部屋を暖める。いつのまにかやって来る春は気分屋で、気を許すとすぐにいなくなる。答えは吹く風の中にあるようだ。おかげで、咳も落ち着かない。

2014年3月29日土曜日

(MV)イ・ソンヒ「その中であなたに出会って」

イ・ソンヒの15集「SERENDIPITY」所収のタイトル曲、「その中であなたに出会って(그 중에 그대를 만나)」のミュージック・ビデオ(MV)が、Youtubeに登録されている。

(本ブログ関連:”その中であなたに出会って”)

OSTのように既存の物語り映像と組み合わせたり、野外で彼女が歌う姿の映像を編集したりしたものとは違って、曲そのもののイメージを膨らませて映像化した、その意味で(今様ではあるが)、本格的なMVかもしれない。・・・例えば、未見の「見知らぬ海辺で」のようなMVもあるが。

(本ブログ関連:”ミュージック・ビデオ”)

私たちの出会いと別れは、人生の局面でしかないかもしれないけれど、それは星の数のように多くの人々との、その中で出会った奇跡の結果だった。そのとき、命の永劫を信じ、出会いの奇跡の再来を願う。

本日、旅行会社からe-チケットが送られてきた。コンサートまで残り3週間、十分養生しよう。

(本ブログ関連:”SERENDIPITY”)


(Youtubeに登録の1theKに感謝)

2014年3月28日金曜日

沈丁花の香り

残すところ数日、4月になれば消費税が現在の5%から8%に上がる。テレビでは、消費者の増税対策をニュース番組でも、煽るように報じている。高級、耐久消費財から、今は長期保存食料品に至るまで購買対象が拡大している。
以前の消費税時のように、消費者心理から要不要は別として、トイレットペーパー漁りで一部に品薄が見られるという。前回のような大騒ぎではないが。

ニュースを見て、私もスーパーに買い物に出かけてみようとしたが、体調は平常時の80%くらいだろうか。完璧でないと感じたのは、小学校の垣根に沈丁花の花が咲き並んでいるのに、以前のように香りを感じないのだ。匂いが薄いというのか、鼻が病んでいるのか。

(本ブログ関連:”沈丁花”)

一昨年と同じく、2月後半から3月初旬にかけて、風邪で寝込んでしまった。風の症状以外に異様に感じたことがある。嗅覚の変化だろうか、ネコを飼っているわけではないのに、家の中にまるでネコの独特な尿のような臭いを感じた・・・それは今も続いていて、一昨年と同様の現象(症状?)だ。これが治まらない限り、全快とは覚束ない。

そんなわけで、買い物に行く途中、通り道の垣根越しに咲くハクモクレンの白い花を見ても、春を満喫する気になれない。途中、コンビニに寄って、菓子をいくつか見繕い帰宅した。

空咳は、相変わらずだ。4月19日のイ・ソンヒ30周年記念コンサートまでには何としても完治したいと願っている。

歌姫イ・ソンヒの音楽人生

イ・ソンヒの音楽観について、最近のネット記事に、イ・ソンヒ自身、さらに音楽評論家の言葉を探してみた。
MK証券の記事「国民の歌姫イ・ソンヒ・・・ 『音楽人生もう30年ですね』」(3/25、イ・ギチャン記者)に、次のように紹介している。(抜粋)

-------------------------------------------
(2012年にメディアとのインタビューの中で次のように話した)「これまでの音楽的関心と好みが、ずっと変わってきましたよ。幼かった時は、音楽の海が無尽蔵だということをまだ知らなかった。だが、デビュー以後、私が手にしたのが全てではないということを悟りましたよ。意地をちょっと張るけれども、心を開いて受け入れる方法も分かります。他の人がこの音楽いいよ、あなたのものにしてみなさい、そのように薦めれば迷わず受け入れました。」

大衆音楽評論家カンホンは、「イ・ソンヒ以前の女性歌手たちは、草花や花のような若い受動的なイメージを持っており、殺伐としたエンターテインメント産業で、ミュージシャンとしてしっかりとした待遇を受けるのが難しかった」ところ、「イ・ソンヒは、女性ミュージシャンが弱者にならざるをえなかった歌謡界で、堂々と自身の両足で歴史を自ら作った最初人物」と絶賛した。
-------------------------------------------

(本ブログ関連)
・「2012年にメディアとのインタビュー」については、直接的な記事を未見だが、同様の趣旨を本ブログ「イ・ソンヒの分かりたいこと」の中で見ることができる。
・大衆音楽評論家カンホンのコメントは、今回の30周年記念コンサートに当たって述べられたもので、同様の趣旨を本ブログ「イ・ソンヒ15集タイトルは『セレンディピティ(세렌디피티)」の中で見ることができる。

2014年3月27日木曜日

(速報)イ・ソンヒ「その中であなたに出会って」Bugs!、Soribada、NAVER MUSICで1位

Kstyleの記事「SISTAR ソユ&チョンギゴのデュエット曲『Some』新曲の相次ぐ登場にも1位をキープ」(3/26、パク・ヒョンミン記者)によれば・・・3/25リリースされたイ・ソンヒの新曲「その中であなたに出会って」によれば、Bugs!、Soribada、NAVER MUSICの3ヶ所(の音楽配信サイト)で1位となったとのこと。

他に音楽配信サイトは、MelOn、Olle Music、genie、Daum Music、Monkey3などがある。こちらのチャートも気になるところ・・・と、知った振り。

2014年3月26日水曜日

イ・ソンヒ 15集「SERENDIPITY」のCDを手にしたくて

昨日(3/25)、韓国で発売されたイ・ソンヒの新しいアルバム15集「SERENDIPITY」のCDを手にしたくて、私の知る限りでしかないが、CDショップに問い合わせたところ、ソウルから本日または来週(水曜日に)入荷とのこと。
到着次第、連絡いただくことになっているが、今日のところは残念だったようだ。つまり、来週まで待つしかない。もしかしたら、幻の別便があって、もっと早く入手できるのではないかと淡い期待、妄想をしている・・・。

(本ブログ関連:”セレンディピティ”)

アルバムが発売されたこれから、4月19日・20日の30周年記念コンサートにいたるまで、さまざまなPR活動が行なわれ、記事が溢れることだろう。
もし可能なら、アルバムやコンサートの広報とは別に、彼女の音楽的な背景やご自身の音楽観、つまり時代の音楽の潮流のなかで如何に取り組まれたのか教えて欲しい。新聞にそのような記事が組まれるとか、雑誌などに特集が掲載されるのを期待している。

ともあれ、イ・ソンヒの15集ショーケースにおける、タイトル曲(星のように数多くの人々の)「その中であなたに出会って(그 중에 그대를 만나)」をYoutubeで視聴しよう。

 
(Youtubeに登録のseongyoung kimに感謝)

2014年3月25日火曜日

イ・ソンヒ 15集「SERENDIPITY」発売

イ・ソンヒのアルバム15集の概要が、ショーケースの今日、ファイナンスニュースの記事「イ・ソンヒ、15集アルバムのショーケースでカムバック…タイトル曲*『その中であなたに出会って』」(3/25、チェ・ヒョンホ記者)に、次のように紹介されている。

(*) 15集: アルバム名「セレンディピティ」、タイトル曲「その中であなたに出会って(그 중에 그대를 만나)」

Youtubeで、「その中であなたに会って」の一部が紹介されている。(登録の1theKに感謝)
他にも全曲を登録しているものがあるが、今の時代、許容されるかどうか。アルバムを求めて聴きたい・・・コリアプラザに明日にでも早速聞こう。

Daumミュージックに全曲名が次のように表示されている。
1.Someday
2.동네한바퀴 (꽃다운나이..(Feat. 칸토)
3.너를 만나다
4.그 중에 그대를 만나
5.거리구경
6.꿈
7.이제야
8.나에게 주는 편지
9.이뻐 이뻐
10. 솜사탕
11. 나는 간다

Daumミュージックのページは、ミュージックビデオの一部も紹介している。

(本ブログ関連:”15集”)
------------------------------------------------------------------
(追記)アルバムに使われた写真のよう
歌手イ・ソンヒが新しいアルバムを持ってカムバックした。

イ・ソンヒは、25日正午エムネット、メロン、バグス、オレミュージックなどすべてのオンライン音源サイトを通じて、15集アルバム「セレンディピティ」を発売した。去る2009年の14集「愛よ...」以後5年ぶりの新だ。

今回のアルバムは、1984年の江辺歌謡祭デビュー後、30周年を迎えたイ・ソンヒがスペシャルに準備したアルバムで、「偶然を通じて運命に巡り会う」の意を持つ「セレンディピティ(serendipity)」というアルバム名のように、30年前音楽に初めて会って歌を運命のように思い生きてきた、この時代の国民歌手イ・ソンヒの音楽的力量に会うことができるアルバムだ。

特にイ・ソンヒは、今回のアルバム収録曲の11曲中、9曲を作曲、7曲を作詞したし人気作曲家パク・グンテ(박근태)と感性作詞家のキム・イナ(김이나)、イダンヨプチャギ(ダブル・キック)と、作曲家ミスケイ(미스케이)、ユ・ジェハ音楽競演大会大賞出身の天才ミュージシャンのコ・チャンヨン(고찬용)、数々のYGの作・編曲を担当したソヌ・ジョンア(선우정아)、感覚的で繊細な歌詞の先頭走者であるエピトンプロジェクトまで総動員した。

タイトル曲「その中であなたに出会って」という(耳に残る)中毒性の強いメロディは、イ・ソンヒだけの深い響きで伝えられるウェルメイドなポップ・バラード曲。ペク・ジヨン(백지영)の「恋などしない」、チョPDの「友よ」など数多くのヒット曲を作曲したパク・グンテ プロデューサーが曲を書いて、アイユ、ケイウィル、ブラウンアイドガールズの曲などを作詞したキミナ(김이나)が作詞して関心を集めている。

この他にも、一編の映画音楽のようなプリティシュィ・ポップスタイルのビンテージなバラード曲「サムデイ(Someday)」、イ・ソンヒの地声と裏声を行き来するボーカルと、感覚ラッパーのカント(칸토)のラップが印象深くフィーチャリングされた「町を一巡り(동네 한바퀴)」、80~90年代のLP盤を聞くようなクラシックな曲「あなたに会う(너를 만나다)」などが完璧な調和を作り出して、新鮮な衝撃を与えている。

そうかと思えば、レコードのマスタリングは、エイミーワインハウス、ジェームズ、モリスン、ネロなど海外アーティストらと作業した英国のメトロポリス・マスタリング・エンジニアのスチュアート・ホークス(Stuart Hawkes)が参加した。

一方、イ・ソンヒは、この日午後8時、ソウルオリンピック公園で、15集発売記念ショーケースが開く。 これはポータルサイトDaumを通じて、生中継される予定であり、Mnetを通じても放送される予定だ。
------------------------------------------------------------------

KBS WORLD「国楽の世界へ」 畑耕し

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(3/19)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第48回として、「畑耕し(밭갈이)」にまつわる話を紹介した。

まず、ドキュメンタリー映画「牛の鈴音워낭소리)」の紹介から、次のように始まった。
・2008年公開の、農村の<時間>を記録した「牛の鈴音」は、多くの人に感動を与えた。一生、畑を耕した80歳のお爺さん(ハラボジ)と、40年共に生きた牛の「ヌロンイ」が主人公だ。タイトル「牛の鈴音」は、牛の首にかけた鈴(워낭)からきている。農夫にとって牛は単なる家畜でない。田畑を耕し、重い荷物を運ぶ、大切な家族同様の存在だ。耳が遠くなったハラボジも、牛の鈴音だけは聞き分ける。足が不自由に関わらず、ヌロンイの餌の草取りに毎朝山に登る。牛も、平均寿命(15年)をとおに超えて、立つのも難しいほど衰えたが、ハラボジと一緒だと、大木を運び畑も耕す。便利な生活を求める現代だからこそ、静かに時間の流れる古里の風景が心にしみる。

▼ 映画「牛の鈴音」のサウンド・トラックから「タボンネ(따북네)」を聴く。都市生活者の聞く古里のイメージか・・・今様である。

・ハラボジとウロンイは、残念ながらこの世を去ったが、今も山間の村では、牛を利用した畑仕事が行われている。

次に、耕作に使われた牛にかかわる言葉について、次のように説明された。
・古く牛が耕作に使われたのは、4世紀頃と言う。牛は人力より深耕できるため、生産力も高く、農家に大切な財産だった。近年、容易で強力な機械が普及したが、今も山間で牛を利用する訳がある。山の中腹斜面の畑は、機械を運んだり重心を保つのが難しいが、牛は自ら動けるからだ。牛と一体に動くには、互いに通じ合い共感が必要だ。その際に重要なのが歌だ。
・1頭の牛が引く鋤(すき)を「ホリ(호리)」、2頭の場合「キョリ(겨리)」と呼び、左側の牛を「アンソ(안소)」、右側を「マラソ(마라소)」という。古い畑仕事の歌に、マラソとアンソに子供に呼ぶような温かい歌詞が残っている。

▼ 江原道楊口地方の畑を耕す歌(밭 가는 소리)を聴く。牛に語り聞かせて歌う。息遣い、土の香りがするよう。

最後に、済州島の馬を使ったときの民謡を、次のように紹介された。
・農作業で、動物と心通わせる独特な歌に、済州島の畑を踏む歌がある。済州島は石、風、女が多いとされ、「三多島」とも呼ぶ。昔から農作業を行うのも、女性の仕事だった。畑に転がる石を拾い集めて、畑のへりに垣根のように積んで風を防いだ。それでも種が風にあおられることが多かったため、畑に種をまいた後、土中に深く埋めて、しっかり根を張らせるため、馬を使って畑を踏み固めた。済州島だけに見られる農作業方法のひとつで、このときの歌も、他地域では見られない。済州島方言や独特なメロディーが残るこの歌は、伝統が薄れる中で、貴重なものとなりつつある。

▼ 畑を踏む歌(밭 밟는 소리)を聴く。労働の相和す歌は素晴らしい・・・島風に混じって聞こえてくるよう。

・農作業で歌われた歌は、昔の農作業、ひとびとを記録するものとして、重要な価値を持つと言える。

2014年3月24日月曜日

イ・ソンヒのトロット・メドレー

トロットは韓国の「演歌」、歳をとれば帰りたくなる故郷のようなもの、老若男女に通底する琴線だろう。だから(昨日クラシックを、先ほどポップスを聞いたとしても)聴衆は手拍子を打ち、顔がほころぶ。大衆という名の土俗性へ、直截な民謡とは違った形で、回帰できる迂回路である。
イ・ソンヒは、そんなトロットを、いとも容易に聴衆を取り込みながら歌いこなすことができる。まさに「国民歌手」といわれる所以でもある。今年のコンサートの中でも、どんなトロット曲を聞かせてくれるのだろうか。

(本ブログ関連:”トロット”)

次のYoutubeで、イ・ソンヒが歌うトロット曲
・シム・スボン「愛しか私はわからない(사랑밖엔 난몰라)」
・ナフナ「ムシロ(무시로)」
・チュ・ヒョンミ「片想い(짝사랑)」


(Youtubeに登録の526apolloに感謝)

トロット(演歌)音楽の危機と機会

BreakeNewsの記事「トロット(以下”演歌”)音楽、伝統を生かす柔軟な思考が必要だ - 演歌音楽の危機と機会 - 演歌も変わってこそ生きる」(3/12、チョン・スギル韓国伝統歌謡振興協会副会長)は、韓国演歌の現状と今後について、世代論を含めて危機脱出の方策を次のように述べている。
音楽機会として、どうやら経済的ゆとりのある「アクティブ・シニア」に注視しているようで、そのための理論化を図っている。

世代は次のように分類される。
・20~30代
・40代: 第2次ベビーブーム世代:1968~1974年生まれ
・50代: 第1次ベビーブーム世代:1955~1963年生まれ
・60~70代: 老年(シルバー)層
⇒ 50~70代: ベビーブーマーとシニア層の中に現れた「アクティブ・シニア(Active Senior)」世代

中ほどから、論旨が格調高くなるが気軽に読んでみよう。

(本ブログ関連:”世代”)

-------------------------------------------------------
現在、演歌の主受容層は、中高年と老年層だ。現在の中高年層に属しているベビーブーム世代(第1次ベビーブーム世代:1955~1963年生まれ、第2次ベビーブーム世代:1968~1974年生まれ)だけにしてもわが国(韓国)総人口の4分の1を占めている。

■ アクティブ・シニア(余裕ある50~70代)を攻略せよ

これらベビー・ブーマーとシルバー層の、容貌、健康管理、ファッション、文化生活などに投資を惜しまない50~70代を意味する「アクティブ・シニア(Active Senior)」は、最近の流行と消費の流れを大きく主導している。以前は、新しい流行を作る年齢帯が20~30代だったが、最近になって変わっている。

したがって、すぐにこれらを音楽ビジネス機会に積極的に活用できる先制的マインドが必要だ。すでに、代表的な成功事例が映画業界だ。映画鑑賞は、決まった時間に、決まった場所に直接移動しなければならない、実践的行為を前提とする。インターネットを通したダウンロードもあるが、劇場売上げと満足度は顕著に違う。映画産業体では、すでに中高年層と60~70代の感性に適合したコンテンツを細かい企画力と投資、色々なプロモーションを動員して非常に攻撃的マーケティングを活発に進めている。

すなわち、アクティブ・シニアをターゲットとした、直接体験が可能な公演形態(本格演歌ミュージカルや新しいフォーマットのライブ・コンサート、あるいはオンラインと結合したミュージック・コミュニケーション ビジネスなど)を模索して、挑戦しなければならない。音楽は、エネルギーだ。水が媒質になって波が伝えられるように、音楽は缶詰音楽(CDなどの媒体に監禁されているという意味で)で、感じることはできない現場の生き生きしたエネルギーの波動を通じて、直接的に生気を受ける。

実際に、アプローチがさらに容易になり完成度を高めることができるならば、公演は、演歌が指向しなければならないより一層重要な活動の一つになることができる。ニッチマーケット(隙間市場)次元でない。良い公演コンテンツの一つは、レコード会社も生かして、業界全体を活性化させることができる。人々はなぜ映画、美術、文学または、音楽のような文化活動を時間とお金をかけて消費するのか。

大層な文化論的アプローチではなくても、それは、平凡な日常で、あるいは平坦でない人生のプロセスで、自身の他にまた他の経験と経験者を通じて、現在の私の人生を振り返ってみて、新しい自覚あるいは自身の考えに対する確信を得ようとするからである。文化商品の生産者は、それを満たすため、100%成功の保障がないのに、最も効果的な技法と手法を使って、絶えずコンテンツに対して苦心して施行しなければならない。

ここで、もう少しだけ(この課題に)具体的に入ってみよう。文化コンテンツ生産の基本的認識の出発点は、「疎外(不慣れにすること)」や「受容(確認受け取ること)」、そして常識的な感性や考えを刺激する「危機にさらすこと」などだ。考えてみて欲しい。ただ、どこででも感じることができたり、手に入れることができるわずかなものなどならば意味がない。

なじみのものをひっくり返して疎外することによって、好奇心を誘発したり、自身が疑問を持っていたことについて、他人と共に共感したり、さらに、固定化された考えと行動を果敢に指摘して、崖に立って自分の省察の機会を提供したりする、破壊的表現などは、失敗しかねない危険な領域であるにもかかわらず、人々に混乱と加えて新しい秩序到来の喜びをプレゼントする。

■ 攻撃的戦略が必要

これを演歌産業に適用してみよう。すでに演歌音楽に対する特性に言及したが、現業界のマインドを一言でいうなら、いわゆる「メンタル崩壊」状態である。現状況に対する認識と、それにともなう対処能力不足、そんなために仕方ない過去慣行の踏襲、そして何より未来ビジョンの不在などが点在している。

それでも坐り込んでいることはできない。このような現実に対する、速い認識の下に取れる方法は、既存の演歌愛好家にすでにおなじみの歌と内容をバージョンアップしたり、確実に疎外することによって注目を集めたり、戦術によっては、衝撃的な争点を提供する攻撃性を帯びたり、あるいはこのようなすべての要素を適当に対処することが必要である。

誰が分からなくてしないのかと言えるが、話そうと思う要旨は、結局空中から眺める鳥の視点(Bird's eye shot、鳥瞰)から、流れの全体を読みながら、必要な戦略を適切な人物によって、成功の確率を高めることにある。すでに話したように、映画では成功事例が続いていて、演歌業界では試みが目立たないところに問題がある。

当然、エンターテインメントの成功は、幸運をはじめとする遥かに多くの要素が複合的に絡まっている。そうだとしても、最善は存在して、暗鬱なトンネルを抜け出す契機になれるはずだ。  
-------------------------------------------------------

2014年3月23日日曜日

イ・ソンヒがスカートを借りた相手は中学生、小学生?

イ・ソンヒが、デビュー当時の有名なエピソードについて語った、アジア経済の記事「イ・ソンヒ 『江辺歌謡祭当時、客席の小学生にスカート借りた』」(3/22、ユ・スギョン記者)には、気になるところがある。
「江辺歌謡祭」(1984年)のステージで、デビューにあたる記念すべき舞台衣装が、彼女が代表するズボンスタイルでなかったわけだが、急遽借りたスカートの相手が「小学生」というのだ。一方、彼女の自伝的なスター・ストーリーにある「『江辺歌謡祭』の裏話」と違っている。本質的な問題ではないけれど、当時、慌てたこともあって勘違いしたのか、或いはこちらの方が事実なのか・・・。

(本ブログ関連:”スカート”)

(アジア経済記事)
--------------------------------------------------
歌手イ・ソンヒが、「江辺歌謡祭」出演当時着た衣装に対する秘話を伝えた。22日放送されたKBS2 「芸能街中継」に出演したイ・ソンヒは、去る1984年「江辺歌謡祭」出演当時を回想して、「制作陣が女子学生のスカートを着ろといった」と話した。彼女は、「しかし、私は制服を除いては、スカートがない」と、「客席からでも借りて来ようと思い、本当に客席に行って、服を借りた」と付け加えて注目を引いた。

イ・ソンヒは、スカートの持ち主が小学生(초등학생)だった事実を明らかにして、「(歌謡祭が)終わって返そうとしたが、いなくなった。それで私が持っていた」と笑った。彼女はまた、「スカートは、大事に保管している。もしかしたら(賞を受けたのが)スカートおかげなのかも知れない」と冗談を言った。一方、イ・ソンヒは、来る4月19日、「30周年記念コンサート」を開催する。
--------------------------------------------------

(参考)
本ブログで紹介した、彼女の自伝(1991年)でもある<イ・ソンヒのスター・ストーリー「7.『江辺歌謡祭』の裏話」>には、次のような記述がある。
--------------------------------------------------
待望の「江辺歌謡祭」決選の前日、私は「変装」した。ひょっとして父や知り合いがTVを見ても、私が誰なのかを見間違えるようにしようと。まず、頭をチリチリにパーマしたし、メガネも視力が似た友人のものと替えて使った。その上、行事当日の演出者シン・スンホ先生の強要(?)で、着ていたジーンズをスカートに着替えたので、それなりにほとんど完ぺきな変装をしたわけだ。

その時借りてはいたスカートの持ち主は春川から来たオ・ヘウォンという女子中学(여중생)だった。余裕がなくて返すことができなかったが、今も家に保管している。この記事を読むことになれば、その時の私のジーンズとヘ・ウォンさんのスカートを交換をする心の準備はないのだろうか・・・。
--------------------------------------------------

2014年3月22日土曜日

やっとの新年会

「春分の日」の祝日の昨日を含めて、今日、明日(土・日)をつなげると3連休になる。おかげで、街も賑わっている。

なぜか今年は土・日になると、雨風だけでなく雪も降ったりして、土曜日の韓国語教室の新年会を先延ばしせざるえなかった。天候も良く、みんなの都合も合った今日、遅まきながらようやく新年会を開くことになった。先生、生徒全員が揃って、新大久保の韓国料理屋で会食した。

世間では、新大久保の賑わいが減退しているといわれている。今夕の街、思いのほか盛況であったが、この地を知るひとが語るには、確かに平日の人出は減っているという。ただし、休日はある程度キープできているらしい。人波の大部分は、当然ながら女性たちである。

さて、昨年、生徒たちで行ったことのある、味よく待遇よい店に今回も出かけた。肉も野菜も・・・美味い、美味いと次々いただく・・・焼肉、三段豚バラ、海鮮チジミ、チャプチェ・・最後にパッピンスなど色々あったが、会話が弾んで・・・全部覚えきれない。

帰り道、一同食料品店に寄ってキムチや菓子などを買った。食事中、帰り道、電車の中、何気ない会話が楽しい・・・おじさんには微笑ましくもある。

ご出席いただいた先生に、お世話になった幹事さんに、みなさんに感謝。

(本ブログ関連:”三段バラ”)

(追記)
コリアプラザで、パティ・キムのアルバム「パティ・キム 郷愁(향수)」を購入。彼女は、韓国歌謡に関心を持たせてくれた最初のひとだ。
ところで、アルバムのタイトルにある詩情豊かな「郷愁(향수)」が、収録されていない・・・Sweet Sorrowと共に歌う同曲がYoutubeにあるので聴いてみよう。(登録者ㅇㄷㅂㅊに感謝)

(本ブログ関連:”パティ・キム”、”パティ・キム”)

2014年3月21日金曜日

春分の日2014

今日は祝日「春分の日」。二十四節気の四番目の春分である。習わしとして、昼夜の時間が同じという。暦は春十分というに、まだまだ肌寒く、冬の名残り?の咳は一進一退している。気候も体調も、名実共に春を迎えたい。

この春分の日を挟んで、3日前と3日後をそれぞれ「彼岸の入り(3/18)」、「彼岸明け(3/24)」といい、仏事につながる。

もっと直截な春を迎える行事というか、祭事の中心が自然を対象にしているようにしか思えない、東大寺の「お水取り(修二会)」がある。こちらは、3月の中旬まで行なわれるが、大衆としては、二月堂の「お松明」がクライマックスだろう。松明の火の粉にあたれば縁起がいいというが、過去3回の経験から、火の粉を浴びるのは難しい。松明と距離もとられるし、人混みで近づくこともできない。とはいえ、またいつか行きたいものだ。

風が吹き 風邪も治まらぬ 春分の日である。

(本ブログ関連:”春分の日”)

2014年3月20日木曜日

名前の表記

イ・ソンヒ(李仙姫)のハングル名(이선희)は、次のように表記される。一般的な表記の理由とは別に、一文字ずつ分離する例を最近ネットで見たが・・・これって流行なのだろうか。

・「이선희」 : 姓の李(이)と名の仙姫(선희)をまとめて書くのが原則。
・「이 선희」 : 姓の李(이)と名の仙姫(선희)を明確にするため分けて書く。
・「이/선/희」 : 彼女の30周年記念コンサート紹介写真や投稿などで何度か目にした一文字ずつ離して表記。デザイン、それとも流行?

(本ブログ関連:”李仙姫の名前から(1)(2)”、”イ・ソンヒという名前”)

2014年3月19日水曜日

イ・ソンヒ SBS「ヒーリングキャンプ」に出演

イ・ソンヒは、3/25予定の「15集アルバム」リリース合わせて、かつ4/19-20のデビュー「30周年記念コンサート」に向けて、事前に各種メディアにゲスト出演して広報につとめている。前回の2011年のときも同様な行動をしていたが、公開を旨とするアーティストにとって、当たり前のことだけれど。

News1の記事「イ・ソンヒ  ヒーリングキャンプ出演、愛弟子イ・スンギも援護射撃 ”期待”」(3/19)に、SBS番組「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」にゲスト出演するとのことになったと、次のように報じている。

(本ブログ関連:”30周年記念コンサート”)
------------------------------------------------
歌手イ・ソンヒがSBS「ヒーリングキャンプ~楽しいじゃないか~」(以下”ヒーリングキャンプ”)に出演する。

イ・ソンヒの所属会社「フックエンターテインメント」の関係者は18日、「イ・ソンヒが最近、『ヒーリングキャンプ』のゲスト(出演)交渉の提案を受けて、出演を決定した」として、「歌手人生に関わるたくさん話をする予定」と明らかにした。

この関係者は、「今回の編には、弟子で知らされたイ・スンギも共に出演する予定」としながら、「どんな方法で出演するかは決まっていない」と付け加えた。
------------------------------------------------

2014年3月18日火曜日

春一番2014

朝から、空をねじり轟かす強い風音がする。きっと春一番だろうと思ってネットを見れば、読売新聞の記事「関東で『春一番』…東京都心で風速17.7m」(3/1813:57)に、春一番と次のように報じている。ああ、結膜炎の季節が始まった。

(本ブログ関連:”春一番”)
---------------------------------------
・気象庁は18日午前、関東地方で「春一番」が吹いたと発表した。昨年より17日遅い。

・関東地方では、朝から南風が強まって各地で気温が上昇し、東京都心で午前9時40分に最大瞬間風速17.7メートルを観測した。午前11時現在、19.4度を観測し、4月中旬の陽気となった。JR東京駅前では、風に髪をなびかせながら歩く通勤客や観光客の姿が見られた。

・同庁では、立春から春分までの間に吹くやや強い南風を春一番としている。18日は日本海上を発達しながら通過する低気圧に向かって、南から暖かい風が吹き込んだ。
---------------------------------------

KBS WORLD「国楽の世界へ」 済州七頭堂(霊登)クッ

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(3/12)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第47回として、「済州七頭*堂(霊登)クッ(제주・칠머리・당・굿)」にまつわる話を紹介した。

    (*)七頭:龍の頭のような岩が七つあり・・・(「済州島の神堂とその周辺」金泰順

まず、「花冷え(꽃샘 추위)」の時期、済州島の「霊登(용동)神」の紹介から次のように始まった。
・南から開花の話題が聞こえる。いよいよ春到来。この時期、必ず訪れるが招かざる客に「花冷え」がある。花が咲くのを嫉む寒さの意を持つ。強い風が吹き、冬がぶり返したような日が続く。春を迎えて安心した心に、風が吹き込み驚くのが特徴だ。
・昔、花冷えの始まる陰暦2月1日を「霊登の日」と呼んだ。風(神)を司る「霊登お婆さん」が、空から人間世界に降りる日から由来する。15日~20日ほど地上に留まり、再び空に帰る霊登お婆さんをもてなすため、器に水を汲み甕の上に備えたり、料理して供えた後、人々は口にした。この時期、海沿いでは、波風の被害がないよう竜王に祭祀(제사)を捧げた。農村では、耕畑を控えるなどの風習があった。現在、済州島の「霊登神」を迎えて送る「済州七頭堂クッ」が霊登神に関連行事として残っている。

▼ 「海女の歌(해녀노래)」を聴く。繰り返し相和す掛け合いは明るく、始原的な労働の響きする。

次に、「霊登神」の伝承を詳細に次のように説明された。
・済州島は、風の影響を強く受ける。住民は、海で魚を捕る漁夫、もしくは海女が多く、風の動きに敏感だった。そのため、霊登神が訪れる陰暦2月を「霊登月」と呼び、この間、海の仕事を禁じて、霊登神を手厚く祭った。霊登神には、「霊登お婆さん」、「霊登お爺さん」がいると呼ばれる。
・済州島の霊登神は、他地域と違い、ウェヌンベギ島、または、カンナムチョンジャグクから来ると信じられた。その時々、嫁と来たり、娘を連れて来たりするという。娘と来るときは、娘のスカートが風にきれいになびくよう、風と共に来るとされ、この年は凶作と言われた。嫁と来るときは、嫁がびしょぬれになって憎らしく見えるよう、雨を同伴するとされ、この年は豊作と言われた。
・済州市コンイプ洞に、「イルモリダン」(神を祭る「神堂(신당)」)がある。ここで、霊登神を迎え、送るとき「済州七頭堂霊登クッ」(要無形文化財、2009年ユネスコ人類の無形遺産に登録)を行う。

▼ 「済州七頭堂クッ」から「ソウジェソリ(서우제소리)」を聴く。海の働く香りして陽射し燦燦。

最後に、「霊登クッ」について次のように解説された。
・「霊登クッ」は、内容により、いくつかのパートに分かれ多様で・・・全ての神を招いて祭るチョカムジェ/竜王と霊登神を向かえるための道を清めるヨンワンマジ/村全体の厄を払うマウルドエクマグム/海女の収穫がどうかを占うイドゥリムなど、それぞれに登場する神の出生や保有の力について説明する部分がある。最近、済州島神話として広めることを進めている。済州島には女性の神が多い。一生、海に潜って家庭を支えたプライドを持つ海女たちの影響が大きいだろう。

▼ 「済州の海(제주바다)」を聴く。いっきに遠く南の海に飛んだよう・・・今様である。

2014年3月17日月曜日

電車の中で1時間の転寝(うたたね)

今日は、忙しかったのか、それともグダグダだったのか。昼前、新宿高島屋前にあるHISの9Fで、イ・ソンヒコンサートに行くためのソウル旅行の手続きをしたところ・・・なんと、パスポート期限が今月19日までということに気付いた・・・そう、Mar(3月)をMay(5月)と読み違えていたのだ。とりあえず、旅行手続きは済ませたが、更新したパスポート番号を後日知らせることになった。

さっそく、新宿からそのまま立川へ出かける。立川駅のルミネにある、こちらも9Fのパスポートセンターへ出かけて更新手続きを完了した。来週には新パスポート番号が分かるのでHISへ連絡しなくては。

昼過ぎ、ようやく帰途についた・・・ところが、立川駅の構内放送が、帰るべきわが駅で人身事故があったため1時間ほど待ってくださいという。とりあえず、ホームに着いた電車に乗りこみ、座席で待機した。ああ、待つのが長い・・・ふと気付けばいい気持ちで転寝していたのだ。随分と長時間ぐっすり寝込んでいたことになる。電車の中で眠るのは、日本人特有らしいが、昼過ぎのぽかぽか陽気の陽射しと、軽い電車の振動を受けて寝入るのは最高。2駅ほど前に目を覚ました。
そんなわけで、忙しいというか気ぜわしい中で、のんびりとグダグダした至高の時間を過ごせた。スッキリしたぞ。

ところで、浮気心から他の習いごとに仮申込したが、風邪だ、コンサートだなどとせわしいことばかり続くので、考え直してキャンセルの連絡をした。

KBS WORLD日本語版 「イ・ソンヒ 『デビュー30周年』ニューアルバム25日発売」

いつも(韓国)国楽紹介番組を聴取しているKBS WORLD(日本語)のホームページ欄「エンターテインメント」にある、KPOP News記事「『デビュー30周年』イ・ソニ ニューアルバム25日発売」(3/14)は、イ・ソンヒのデビュー30周年に合わせた15集アルバムについて次のように報じている。内容的には、本ブログで既報の通りである。

    (*) イ・ソンヒ(이선희)の名は、発音上「イ・ソニ」とリエゾンするため、ここではイ・ソニと記載されている。

(本ブログ関連:”ショーケース”)
--------------------------------------------------
デビュー30周年を迎えた国民的ディーバ(歌姫)、イ・ソニ(イ・ソンヒ)が(今月)25日、5年ぶり15作目となるニューアルバム「SERENDIPITY」をリリースします。

「SERENDIPITY」は、イ・ソニの30年間にわたる音楽人生の総決算となる作品。イ・ソニは収録曲のうち、10曲余りの作詞、作曲を手がけ、自らのカラーを盛り込みました。また、イダンヨプチャギ(ダブル・キック)、パク・クンテ、Epitone Projectら、有名ミュージシャンとのコラボレーションで、アルバムに新鮮さと深みを加えました。

イ・ソニはアルバム発売日の25日、ソウル・オリンピック公園ウリ金融アートホールにてショーケースライブを開催します。同ライブにはイ・ソニを尊敬し、慕ってきた後輩歌手のユン・ドヒョン、GUMMY(コミ)、イム・ジョンヒ、T.A-Copy、イ・スンギらがゲスト出演し、イ・ソニの珠玉の名曲を自らのスタイルに再解釈して歌う予定です。
--------------------------------------------------

2014年3月16日日曜日

イ・ソンヒ15集タイトルは「セレンディピティ(세렌디피티)」

SPORTSQの記事「イ・ソンヒ15集発表に、後輩歌手による献呈公演を用意」(3/13、キム・ナラ記者)に、イ・ソンヒの曲をカバーしたこともある歌手たちが献呈(トリビュート)公演を用意していると次のように報じている。
今回の新しい15集アルバムのタイトルは「セレンディピティ」で、10余曲が収集されているとのこと。なにより、同記事に掲載された彼女の写真(所属会社フックエンターテインメント提供)が素晴らしい。

(本ブログ関連:”セレンディピティ”)
(本ブログ関連:「Jへ」、「美しい江山」、「私はいつもあなたを」、「葛藤」、「ひとしきり笑いで」、「ああ!昔よ」、「因縁(絆)」、「思い出のページをめくれば」、「少女の祈り」、「狐の嫁入り(天気雨)」)

---------------------------------------------------------
国民歌手イ・ソンヒ
「小さな巨人」イ・ソンヒが5年ぶりにカムバックする。

イ・ソンヒは、2009年正規14集「愛よ...」の発表後、デビュー30周年を記念して、正規15集「セレンディピティ(세렌디피티)」を発売する。一層成熟した感性で、彼女の音楽人生30年を総決算する今回のアルバムに、10余曲自分だけの色が盛られた自作曲で収録した。また、わが国最高の作曲家、ダブル・キック(이단옆차기)、パク・グンテ(박근태)、ミス・ケイ(미스케이)、エピトンプロジェクトなどとの共同作業を通じて、音楽の新鮮さと深みに新譜の完成度を高めた。

来る25日、アルバム発売に合わせて開催されるイ・ソンヒのショーケースには、いつもイ・ソンヒを尊敬してきた後輩歌手ユン・ドヒョンが「私はいつもあなたを」、グミ(거미)は「分かりたいです」、イム・ジョンヒは「美しい江山」、タカピ(TACAPY)は「ひとしきり笑いで」、イ・スンギは「Jへ」をそれぞれのスタイルで再解釈して場を輝かせる予定だ。特に、今回のショーケースは、ポータルサイトDaumを通じて生中継され、イ・ソンヒの新曲をライブで鑑賞することができる。

大衆音楽評論家ガンホンは「イ・ソンヒは、女性ミュージシャンが弱者にならざるをえなかった音楽産業界で、堂々と両足で自分の歴史を自分で作った最初の人物だ」と絶賛した。

1984年「江辺歌謡祭」で大賞を受賞して、歌謡界に進出した歌手イ・ソンヒは、清らかな声を誇り、「Jへ」、「美しい江山」、「私はいつもあなたを」、「葛藤」、「ひとしきり笑いで」、「ああ!昔よ」、「因縁(絆)」、「思い出のページをめくれば」、「少女の祈り」、「狐の嫁入り(天気雨)」など数多くのヒット曲を量産した。
---------------------------------------------------------

「春」といえばどんな花が思い出されますか?

韓国ギャラップ(Gallup Korea)は、韓国のひとびとが、「春」といえばどんな花を思い出すか他についてアンケート調査した結果を次のように発表(3/6)している。(抜粋)

-------------------------------------------------------
「春」といえばどんな花が思い出されますか?(上位から順に)
・「レンギョウ」(개나리、41%)
・「桜」(벚꽃、18%)、「ツツジ」(진달래:カラムラサキツツジ、花だけ、18%)
・「梅」(매화、4%)
・「木蓮」(목련、3%)
・「ツツジ」(철쭉:クロフネツツジ、花と葉がある、2%)
・「菜の花」、「フリージア」、「サンシュユ」、「バラ」、「ツバキ」・・・(それぞれ1%)

世代別、思い浮かんだ花は(上位順、25%以上)
・20代: 「桜」(41%)、「レンギョウ」(40%)・・・都心大学の春祭りの雰囲気を存分に生かす「桜」
・30代: 「レンギョウ」(55%)、
・40代: 「レンギョウ」(48%)、「ツツジ(진달래)」(25%)・・・登山、キャンプをたくさんする
・50代: 「レンギョウ」(36%)、「その他の花」(27%)、「ツツジ(진달래)」(25%)
・60代以上: 「その他の花」(29%)、「レンギョウ」(26%)・・・地方に住んだ子供の頃、花木づくりなどの影響

【調査概要】
・調査期間: 2014年3月4~6日(3日間)
・標本抽出: 携帯電話によるRDD(乱数番号法)標本フレームから無作為抽出
・応答方式: 電話調査員インタビュー
・調査対象: 全国満19歳以上の男女1,017人
・標本誤差: ±3.1%ポイント(95%信頼水準)
・回 答 率 : 15%(総通話6,762人のうち1,017人の応答完了)
・依 頼 先 : 韓国ギャラップ独自調査
-------------------------------------------------------

2014年3月15日土曜日

「イ・ソンヒ 30周年記念コンサート」(4月19日)へ

来月の4月19日(土)と20日(日)に、世宗文化会館(大劇場)で催される、イ・ソンヒのデビュー「30周年記念コンサート」初日(19日)の舞台を観られるようになった。

先日の韓国語教室で、イ・ソンヒのコンサートチケットを、InterParkから入手できないかと話題にしたところ、先生のお力添えをいただき入手できることになり、今日の教室で、詳細を教えていただいた。VIP席を予約していただいたとのこと、大感謝である。

(本ブログ関連:”30周年記念コンサート”)

コンサートは、来月中旬なので、それまでに体力を完全回復しておかなくては・・・上記の朗報のおかげで、より順調にいくだろう。
(鉱物採集は今月も中断している。歳をとるほど、風邪にかかるのは早く、回復は遅い。)

2014年3月14日金曜日

スーパージャイアンツ

子どもの頃に住んでいた社宅の近くに、小さな映画館が2館あって、それぞれ大人向け日本映画を2本立てで上映していた。ときどき親父に連れられて行ったが、怪談映画を見たときの恐怖を忘れられず、閉口した記憶がある。おかげで、夜の井戸端が怖くて近寄れなかった。

それとは別に、父の勤める会社が直営する映画館が遠く離れた工場敷地にあった。子ども向けの映画があるときはよく見に行ったものだ。教育映画、ディズニー映画など健全なものを、駄菓子代にもならぬ安い値段で見せてくれた。
テレビが登場する以前だから、子どもにとって大きな楽しみだった。それにしても、社宅から離れた場所にある会社の映画館に、親は子どもたちだけで勝手によく行かせたものだ。のんびりした安全な時代だった。

そんな頃、会社の映画館も子どもの期待も受けて、「ゴジラ」や「スーパージャイアンツ」など上映するようになった。「ゴジラ」の足が街の中を踏み潰しながら迫って来る光景は今もしっかり目に焼きついている。幽霊よりも怖かった。モノクロ映像は、ゴジラの睨むように見下ろす眼光の鋭さを際立たせた。そのまま、夢の世界に登場してくるのに十分だった。

「スーパージャイアンツ」は、後のテレビ時代を先取りするもので、悪と戦い地球の危機を救ってくれる、わくわく感のある正義が勝利する勧善懲悪のSF映画だ。主人公のスーパージャイアンツは、映画館で皆と共有できるヒーローだった。それは大事なことだ。テレビのヒーローには、居間(家族だけ)で見るため共有感が乏しくなる。

同じモノクロであるが、「ゴジラ」の覆いつくすような暗影の恐怖感と違って、「スーパージャイアンツ」は、ヒーローの白い衣装に合って、安心感というか何処かほのぼのした雰囲気が印象的だった。なにより、ユニークなタイツ姿が目に残っている。

ヒーローであるスーパージャイアンツを演じたのが宇津井健だった。その後、映画やテレビドラマに登場して、髪を揺らしながら熱演されるのを見るたび、なぜかスーパージャイアンツの英姿を思い出したものだ。
その宇津井健が本夕、82歳の天寿を全うされた。忘れられない銀幕のスターの一人だった。

(情報)イ・ソンヒ 15集新曲初公開 ショーケース 3月25日

Daumミュージックの「公演&フェスティバル」(3/12)は、イ・ソンヒが今月リリース予定している、15集アルバムの新曲初公開に合わせて、次のようショーケース*を行なうと報じている。

(*)ショーケース:デビュー前、新しいアルバムリリース前などに行なう、新曲発表のお披露目公演。

・日時: 3月25日(火)、午後8時
・場所: ウリ金融アートホール(in オリンピック公園)
・本ショーケースは、Daumミュージックで単独生中継予定であり該当ページで見られる・・・とのこと。

ということは、15集アルバムのリリースが 3月25日以降ということなのだろうか?

2014年3月13日木曜日

この時期に思うこと

記憶に残すということは、時代を経ても共有できる言葉で語り継いだり、民謡や踊りのように肉体化したりすることだろう。
ひとびとは、最も不幸な事実に直接触れるには心痛く、あえて欠落させる。そのような記憶の残渣を含めて、象徴的な物語に残し、共有してきたような気がする。

(本ブログ関連:”遠野物語”)

一方、将来に禍根と責任を残してしまった事々は、その事実を収集・検証し、記録の形にして、子孫に継承できるよう全力を尽くすべきだろう。

(本ブログ関連:”記憶の図書館”)

2014年3月12日水曜日

イ・ソンヒの「Because of You」(再々)

イ・ソンヒの12集所収の「Because of You」(作詞・作曲ユ・ヨンソク)は、彼女に珍しい、しっとりとした余韻が残る。思い出に縺(もつ)れてしまい、どうすることもできない。やがて悲しみに疲れていく、そのとき、歌の主人公には、きっとどこからか光が射すに違いない気がする。そう、イ・ソンヒの歌には、悲しみに暮れる主人公は似つかわしくないからね。

評論家(ムン・ジョンホ)には、少々センチメンタルに過ぎるといわれているようだ・・・。「2000年代に入ってはじめて発表した『My Life + Best』(2001年、12集)は、『Dream of Ruby』の延長でユ・ヨンソクとパク・チニョンなどの曲を受けゴスペル的な要素とアフリカのリズムを取り入れたいくつかの試みはユニークたが、アルバムを主導した催涙性(感傷的な)バラードとの出会いは確かにぎこちなかった。 」

(本部ログ関連:"イ・ソンヒの「Because of You」")

 
(Youtubeに登録のKnightmareに感謝)

(追記)
今日から、健康体操の教室にいざ行かんと力んだ瞬間、筋力がずるずる滑り落ちる気がした。焦りは禁物、自身の体調と相談しながら慣らし運転を始めた。

2014年3月11日火曜日

まあ、見てください

男の子なんだよね、こんなことになるのは。まあ、Youtubeを見てください。ギャグの教科書です。

https://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=98LoiMZ59Jw

(本ブログ関連:”ちいさな男の子は阿呆である”)

KBS WORLD「国楽の世界へ」 啓蟄

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(3/5)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第46回として、3月6日の「啓蟄(경칩)」にまつわる話を紹介した。

まず、二十四節気の「啓蟄」について、次のような紹介から始まった。
・昔、「陰暦」を使ったが、農業に重要な太陽の動きを見計らうことができないため、太陽が天球上を1年で一周することから、15度ずつに分けて、「太陽暦」2月4日頃の「立春」に始まり、次年1月20日頃の「大寒」までを、「二十四節気」に分けた。
・二十四節気の3つ目は「啓蟄」だ。韓国では啓蟄の「啓」に「驚」を当てる。また、「蟄」は冬眠中の虫の意で、「啓蟄」は、突然暖かい天気となり、冬眠中の虫が驚いて飛び出てくる言葉だ。冬眠動物の代表にカエルがある。働き者で、他の動物より少し早く冬眠から覚め、啓蟄のころには、小川や田んぼに卵を産む。

▼ 「カエルに(개구리에게)」を聴く。春の陽にあちこち顔を出すカエルの姿が浮かぶ・・・今様だ。

次に、啓蟄の時期の習俗について、次のように解説された。
・一時期、啓蟄の日に、浮いているカエルの卵が健康に良いといううわさが流れ、毒性のあるヒキガエルの卵を食べるというニュースが流れた。また、イタヤカエデも、樹液を飲むと、胃腸の病気や胸焼け、胃もたれに効くとされた。最近、健康食品として注目を集め、全国的にイタヤカエデの木が傷つけられる事例が相次いだ。
・昔の王は、啓蟄以後は、畦や畝に火を入れることを禁じた。冬の間は、草むらに隠れている害虫などを退治するために、畦などに火を入れたが、啓蟄が過ぎ、草も新しく芽吹き始め、虫たちも新しい命を誕生させるため、生命を害さないために配慮した。

▼ 「瞬間(순간)」から「春を待つ小川(봄을 기다리는 시냇물)」を聴く。暖かな春を待つ・・・今様だ。

最後に、冬が過ぎ春を迎える人々の様子を次のように説明された。
・近年、冬は以前ほどは厳しくないため、川の水が凍る光景はあまり見かけなくなった。昔、漢江(ハンガン)は凍りつき、そこに穴を開けて釣りをしたり、ソリに乗ったりした。また、啓蟄が過ぎると、漢江より北に位置する大同江(テドンガン)の水も溶け出し、この時期に土仕事をすると、災いを避けられるという言い伝えがあって、家の壁に土を塗ったりした。
・3月、韓国では新学期が始まる。南の方では、もうすでに春の花も咲き始めている。

▼ 「春の歌(봄노래)」を聴く。どこか慣れた旋律がする・・・南道民謡の陽気さか。

2014年3月10日月曜日

イ・ソンヒの30周年記念コンサートポスター

来月4月19日(土)、20日(日)に開かれる、イ・ソンヒの「30周年記念コンサート」については、事前に、ファンクラブやInterParkチケットなどから案内されている。

しかしながら、開催場所の世宗文化会館(大劇場)は、まだ詳細な公演案内を掲示していない。彼女の所属会社である、フックエンターテインメントは公開(公式)ホームページがない(見つからない)ため、正式な案内は未見である。

ところで、今回のコンサートポスターと思われるものがInterParkにもあり、彼女の代表作「Jへ」をイメージしたロゴと、デビュー(1984年)当時と今年(2014年)の30年を経た彼女の写真を並置したもので構成しており、背景が白色という興味深いものだ。

30年の時代を、ある意味地味な色彩だが、モノトーンにおさえることで、彼女の好感される清潔さと堅実さを表徴している。歌と共にある、「歌うイ・ソンヒ」をまさに見ることができるようだ。

2014年3月9日日曜日

若田さん ISS船長就任

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は「若田宇宙飛行士のISS船長(ISSコマンダー)就任について」(3/9)、次のように発表した。
若田宇宙飛行士は、2010年3月1日に、NASAのISS運用部門の部門長に就任し、その後、2011年2月17日に、ISS船長就任が発表されている。宇宙の専門家の実現までの道のりの長さを感じる。
これから約2ヵ月半の間、ISSの船長をされるそうだが、子どもたちの宇宙への関心についてもますます強まるように貢献されることだろう。

(本ブログ関連:”若田宇宙飛行士”)
--------------------------------------------
・平成26年3月9日夕方(日本時間)、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中の若田宇宙飛行士は、前任のオレッグ・コトフ宇宙飛行士(ロシア)から引き継ぎを受け、第39代目のISS船長に就任しました。
・若田宇宙飛行士は、5月中旬頃に予定されている、ソユーズ宇宙船(37S/TMA-11M)によるISSからの帰還の前日まで、ISS船長として6名のISS搭乗員を統括し、指揮を執る予定です。
--------------------------------------------

2014年3月8日土曜日

Youtube画面が変?

昨日、Youtubeの最初の画面メニューから、選択した動画を起動しようとしたら、「500 Internal Server Error」というタイトルのエラーメッセージ(テキスト)が表示された。
そこで、PCを再起動したら見ることができたが、すぐに同様のエラーが繰り返した。

今日、昨日のようなことはなかった。ただし、Youtubeの最初の画面メニューで検索をしたら、該当リストを表示する画面の半分しか見えない・・・起動した動画は正しく表示するが。

ここ数日、Youtube画面が変だ。

そういえば、Youtubeをフルスクリーン指定したとき、完全にフルスクリーンのときもあれば、画面右側と下側横に少し空白が残ることが繰り返えされた・・・。

それとも、Chromeが変なのか?

2014年3月7日金曜日

風、雨、雪、・・・

パラパラ小雨に雪が舞い、いつのまにか止んだ。もしかしたら、雪が降るかもしれないという話があったが、まさか今日とは。

相変わらず、風邪から逃れられずにいる・・・今日も厳しい。

(追記)
・「都心の雪日数は今シーズン11日目となり、平年の9.7日よりも、すでに多くなった。」 (日テレニュース、3/7 17:31
・「3月に都心で雪が降るのは2年ぶりです。」(TBSニュース、3/7 23:40

2014年3月6日木曜日

啓蟄2014

今日は啓蟄。私は、未だ風邪から這い出ることができず、虫より遅れている。明日、出歩ければと思っている。

(本ブログ関連:”啓蟄”)

イ・ソンヒ 17日録画の「不朽の名曲」に出演

(訂正)17日は<録画>で、「イ・ソンヒ特集」の<放送>は3月末のようでした。

イ・ソンヒは、17日に録画されるKBS2の「不朽の名曲」に出演すると、国民日報のクッキーニュースは次のように報じている。(3/5、キム・ドンピル記者)・・・(抜粋)
イ・ソンヒは、来る4月19日、20日に世宗文化会館大劇場で開く、デビュー30周年記念コンサートに向けて、これから各種のテレビなど番組にゲスト出演することになるだろう。

-------------------------------------------------
【クッキー芸能】 歌手イ・ソンヒが、KBS 2TV 「不朽の名曲-伝説を歌う」の「伝説」で出演する。

イ・ソンヒの所属会社フックエンターテインメントは、5日午後「イ・ソンヒが、17日の『不朽の名曲』録画に『伝説』で参加する」と伝えた。「不朽の名曲」のイ・ソンヒ編は、彼女が5年ぶりに15集発表を控えているだけに、特別な舞台が作られる予定だ。

イ・ソンヒは、テビュー30周年を迎えて、5年ぶりに正規15集を発表する。イ・ソンヒは、1984年「Jへ」で第5回MBC「江辺歌謡祭」で大賞を獲得してデビューした。彼女は、「ああ、昔よ」、「私はいつもあなたを」、「美しい江山」などのヒット曲で大衆の愛(支持)を受けた。
-------------------------------------------------

2014年3月5日水曜日

(決定)イ・ソンヒ 30周年記念コンサート

イ・ソンヒの「30周年記念コンサート」について、Interparkチケットに次のように掲示にされた。
待望の情報にほっとするものの、いまは恒例の冬風邪養生のため・・・消耗している最中。元気が戻ったら手を尽くそう。

-----------------------------------------
・日 付: 2014年4月19日、20日
・時 間: 19日(土)pm7:00~、20日(日)pm5:00~
・場 所: 世宗文化会館大劇場
・価 格: VIP 154,000 / R 132,000 / S 99,000 / A 77,000 (ウォン)

・公演について

少女、舞台の上に女王として戻ってくる
30周年記念コンサート
う/た/う  イ/ソン/ヒ
1984年「Jへ」を熱唱した、「少女」のイ・ソンヒに会っていつの間にか30年。
「ひとしきり笑いで」私たちを楽しませてくれて、
「因縁(絆)」のように、私たちのそばで数多くの思い出と感動をプレゼントした
う/た/う  イ/ソン/ヒ

五感満足!ライブ女王がくれるコンサート、それ以上の感動
舞台上の女王に戻った歌手イ・ソンヒがプレゼントする
目は楽しくて、耳は幸せ!
香りに酔って、思い出にひたる、
深い感動と響きの饗宴!
「五感満足」の思い出を込めたコンサート、それ以上の感動が繰り広げられます。

2014年4月19~20日世宗文化会館で
歌うイ・ソンヒの
華麗にも美しい「30年」の音楽物語が始まります。
-----------------------------------------

雨、雨、雨・・・

2階にいて気付くことに、雨脚の激しさがある。屋根に降り注ぐ雨音が、1階にいるより近くで聞けるわけで、当然といえば当然だが。

今日の雨は一日中、間断ない。夕方には勢いを増したが、これをピークに太平洋に通り抜けたようだ。ようやく、静けさを取り戻したかというと、そうでもない。小雨が吸音材になって消されていた、街の音が、ジワジワと、まるで生きを吹き返したように湧き上がってきた。

冬寒+風邪+花粉+・・・まだ気が許せない。まるで悪さがスライドショーのように入れ替わる。

2014年3月4日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 龍

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(2/26)に文化的なキーワードに基づく韓国文化シリーズの第45回として、「龍(용)」にまつわる話を紹介した。

まず、朝鮮王朝(李氏)の開国を伝承する「龍飛御天歌」から龍について、次のような紹介から始まった。
・「龍飛御天歌용비어천가)」(1447年刊、世宗大王の代)は、先祖の意思を受け継ぎ、導く教訓が込められた、125章からなる建国叙事詩だ。最初の一節の、「わが国には、6匹の龍が登っているため、どんなことでも、それは全て天が下さる福である」にある、6匹の龍とは、初代王の太祖(李成桂)と、3代目王の太宗、および初代から遡る4代までを合わせて6人を指す。
・また、この歌をもとにした「與民楽여민락)」のメロディーが今日伝えられている。

▼ 演奏「與民楽」を聴く。民に与える曲とはいえ、荘厳格式ある響きと香りがする。

次に、「)」の象徴性と表象について、次のように解説された。
・東洋では、龍は王を象徴する。王の顔を「龍顔(용안」)、王の徳を「龍徳(용덕)」、王が腰掛ける場所を「龍床(용상)」、王の衣服を「龍袍(용포)」と呼ばれた。
・中国古代の文献に、龍について次の説明がある。「龍は、うろこを持つ動物の筆頭である。時によって目に見えたり見えなかったりし、細くなったり大きくなったりする。また長くなったり短くなったりすることもできる。春分には天に昇り、秋分になると池に沈んでいく」。その姿は、ヘビの体に魚のうろこをつけ、ラクダの頭に鹿の角、ウサギの目、牛の耳を持っていたとされ、さらに、トラの足に鷹の爪がついていたとも言われた。昔の龍の絵は、こうした説明を元に描かれた。

    (注)Ko-Wikiの「(龍)」解説の出典は大丈夫だろうか・・・RPG解説書?

・龍は、水を司る神と考えられ、旱魃に、龍を描いて雨が降るよう祈った。海沿いの村では、今も、大漁を祈るクッ(お祓い、굿)を行う際、竜王を祀って「竜王クッ」を行う。
・パンソリ「水宮歌(수궁가)」に登場する、南海をつかさどる竜王は、病におかされ、その病を治す薬となるウサギを捕らえるよう、スッポンに命じる。その後の様々な過程が、ここで滑稽に歌われる。

▼ 「水宮歌」の中から「竜王が病に侵される過程」を聴く。・・・横たわって、嘆き悔やみ悲しむ。

最後に、西洋のドラゴンと東洋の龍の文化比較について、次のように触れている。
・ドラゴンは、トカゲのような体にコウモリの翼を持ち、口からは炎を吐き、英雄を苦しめる悪として登場する。一方、龍は水を司る神として、人々の生活に利益をもたらす。ドラゴンと龍は、全く別の動物とみなすことができる。
・インド神話の中に、龍とドラゴンを習合した「ナーガ」という名の動物が登場する。頭がいくつもあり、コブラのような姿をする。温厚なナーガは大抵、水と関連して登場するが、悪いナーガは炎を吐く力を武器としているという点が、興味深い。

▼ 「水龍吟(수룡음)」を聴く。フレーズの終端にどこか民謡を思わせる・・・今様である。

2014年3月3日月曜日

雛祭り

せっかくの雛祭り、その華やかさと違って、今日も風邪から抜け出せずにいる。節々の痛みはようやく治まったが、咳は相変わらずだ。薬効もあって、気分は前向き・・・。

若い頃、風邪といえば軽んじて、ちょっと踏ん張れば吹き飛んでいくと考えていたし、そうした。そして、そうなった。でも、今はそういうわけにはいかない・・・。

うれしいひなまつりのうた」(1936年、作詞:サトウハチロー、作曲:河村光陽)に、飾り花として、桃の花が歌われている。同じバラ科である、は、地元の垣根越しに接することができるのに、はあまり身近に見ることがない。

以前、山梨に水晶採集に行ったとき、勝沼の盆地に広がる桃畑が一斉に薄紅に染まっていたのを覚えている。まさに、そこに桃源郷が再現されたようだった。

風邪を完治して、いずれ、の花のまぶしい勝沼の里を訪れるのもよいし、風邪の熱に呆けて桃源郷を夢想するのもよい。

(本ブログ関連:”花柳”、”桃源郷”)

2014年3月2日日曜日

玄関ドアを開けてみれば

ヒンヤリした日曜日、朝から雨が降り続く。あまりの静けさに、もう止んだのかと思って玄関ドアを開けてみれば、辺りは雨に濡れていた。

そういえば、こんな静かな小ぬか雨は、欧陽菲菲のデビュー曲「雨の御堂筋」(1971年)の出だしに歌われた・・・曲自体は、やたら元気で、ネコや犬が走り回るように軽快である。詞に雨降る街(町)というフレーズを使わないのはさすがだ。

結局、風邪の完治もままならず、玄関ドアを開けて外を眺めたのが唯一の運動だったような。

2014年3月1日土曜日

イ・ソンヒの「Jへ」

1984年に、イ・ソンヒが江辺歌謡祭で大賞受賞した「Jへ(J에게)」は、運命的な出会いで得た作品である。当時、作詞・作曲者である李世建(이세건)は、この歌の扱い方を見出せずにいた。ある意味、塵に埋もれる寸前のところ、彼女の申し出によって、世に知られることになる。

(本ブログ関連:”Jへ”)

この歌は、韓国歌手のケイ・ウンスク(계은숙、桂銀淑)とミン・ヘギョン(민해경、閔海景)によって、日本語歌詞で歌われた。ケイ・ウンスクの場合は三佳令二によって、ミン・ヘギョンの場合は佐藤純子によって、プロによる日本語歌詞化されている。

三佳令二の風合いと、ブログ「ASK A KOREAN」の翻訳も参考に、かつ韓国語教室の先生のご意見もいただいて、かつ日本語としてのリズムも合うように、次のようにしてみた。


J 撫でる風に、J あなた想えば
今日も静かに、あなた 偲ぶわ

J きのうの夢に、J 出会った面影
わたしの胸に、染まっているのよ

J きれいな夏の日、遠く消えたとしても
J わたしの愛は、今も変わらない

J あなたを永久(とわ)に
J あなたを愛して
J ともに歩いた、J 思い出の道

わたしは今宵も、寂しく歩くのね
寂しく歩くのね


(Youtubeに登録のjustine kellyに感謝)