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2011年4月5日火曜日

孫娘のひと月

先月の今日、孫が誕生した。それはそれは世界一可愛らしい女の子だ。お目めパッチリの美人である。
今日、孫娘の写真が送られてきた。お嫁さんが誕生したときに植えたという真っ赤な椿の花の前に、小さな女の子が泣いている。元気な泣き声が聞こえてきそうだ。

2歳になったお兄ちゃんが妹と並んで、あやしている動画も届いた。なんと体の大きさの違うことだろう。成長の早さを知ると同時に、生まれて間もない赤ちゃんの小さなことも知る。孫たちが、この時代を健やかに育つことを願う。

ところで、お兄ちゃんは3月7日が誕生日で、妹は3月5日が誕生日だ。2日違いの誕生会はどうなるのだろう。おまけに3月3日のひな祭りも近のいだ。

小金井公園のさくら

穏やかにぬるむ昼過ぎ、小金井公園にさくらの花の咲き具合を見に行く。平日の公園は、さくらを愛でる人々で意外なほどに賑わっていた。
公園隣接の「江戸東京たてもの園」ビジターセンター前広場の桜は、花を咲かせているものの全開とはいえない。未だ芽を膨らませているものもある。とはいえ春らしい陽光を受けて、両側のさくらの木立はうっすらと桜色に染まっていた。

子どもたちの広場近くに、コブシの木が小ぶりの白い花で全身を飾っていた。よく似ているが、ご近所の家に咲く、高木の白木蓮(ハクモクレン)の大きく白い花とは趣が違う。勢いの白木蓮と身を飾るコブシといった違いだろうか。

(本ブログ関連:”小金井公園”、”白木蓮”)

甘口の酒

酒は「甘口じゃいけない、辛口でなくちゃ」といわれて久しい。好みのことと思うが、それが大勢を占めているような気がする。何故甘口じゃいけないのか、今も分からないでいる。

先日、小金井公園で開かれた「東京地酒と酒器うつわ祭り」で飲んだ、中村酒造の「しぼりたて生蔵酒」が甘くて上手に酔わせてくれた。そこで、地元の酒店で探したが見つからず、代わりに店で一番の甘口を求めたところ、菊水酒造のにごり酒「五郎八」(品目は「清酒」ではなく「リキュール」扱い)を勧められた。この酒を昨夜飲んだところ、いやぁ、実に甘い。酒に弱いわたしが、初めて酔っ払いの気持ち良さを分かった気がした。まるで浮かれたように楽しくなった。随分と遅咲きの経験であるが。

ところでワインといえば、寿屋の「赤玉ポートワイン」や合同酒精の「ハチ(蜂)ブドー酒」に満足していた。だから輸入の辛口ワインを飲んだときに、これは別物と思ったもんだ。
学生時代に、総出で夜中を世田谷から鎌倉の由比ガ浜まで歩いたことがある。相模湾に朝日が浮かび始めたころ、ようやく辿り着いた浜辺で配られた「ハチブドー酒」をまるまる一本を飲んでしまった。全然酔うことなく、甘さが疲れを癒してくれたのを覚えている。実に美味かった。