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2010年1月30日土曜日

離れ部屋

先日(1/26)、神保町の韓国専門書店で入手した小説「離れ部屋」(申京淑著、安宇植訳)を今日からを読み始めた。(「朝鮮仏教史」鎌田茂雄著も合わせて入手)

第1章の出だしに、第1回「大学歌謡祭(학가요제)」(1977年)で大賞受賞したグループSand Pebbles(샌드 페블즈)の曲「わたし、どうしよう(나 어떡해)」(歌詞)について物語っている。外の世界(都会)とは縁遠いところにいる16歳の少女にとって、この曲は驚きであり、「思わずからだが竦(すく)むくらいびっくりして、ラジオのスイッチを切ってしまった。」ものだったが、歌詞中にリフレインされる「ナ オットケ」が気になり、拒絶していたもののやがて歌うようになっていく。
物語は始まったばかり、これからどうなるか楽しみである。

(YouTubeに登録のorienkoreanに感謝)

(付記)
maniadbの解説によれば、「Sand Pebbles」の登場は、以後80年代までグループサウンドの全盛期を開く出発点となった貢献を記している。
・「申京淑」については、本ブログの'09年の6/77/24に記載。