ブログ本文&資料

2009年8月31日月曜日

イ・ソンヒと政治

昨日の衆議院議員選挙投票結果は、政権交代という大変動だった。マスコミの興奮にもかかわらず、国民は過熱することなく今後冷静に見守っていくことと思う。

ところで、「NATE지식(知識)」にはQ&A形式で様々な情報が登録されている。例えば、イ・ソンヒのソウル市議会議員の活動('91.7.1~'95.6.30)について、jmy0411が次のように回答している。
(なお彼女はその前提に社会福祉活動を行ってきた)
・'91年地方自治制復活後、最初に行われた地方議員選挙に出馬して当選した。当時年齢が26才だった。地方区は麻浦(마포)3選挙区だ。
・ソウル特別市議会ホームページ(参考:現在)を見ると、はじめて2年は社会福祉委員会所属、後半期2年は保健社会委員会所属で活動した。 かなりうまくしたそうだ。 任期終了後市民団体で議員活動成績を付けたが10等以内だったそうだ。

(参考)Wikipedia「韓国の歴史年表」より
<'91.3.26>
・'61年の軍事クーデター以降、停止されていた地方自治復活の一環として、市・区・郡議会の議員選挙が実施される。

<'91.6.20>
・ソウル特別市や釜山直轄市(当時)など6大都市と九つの道議会の議員選挙が実施、与党民自党が圧勝。

(参考)イ・ソンヒ著「歌手イ・ソンヒの民自党5百日経験記」(月刊語92年11月号)というものがあるそうだ。
(参考)後にイ・ソンヒは、民自党を離党したとのこと。(onins:01.06.13 )

2009年8月30日日曜日

K-POPフリーク(8月)

ユンナ(ちゃん)のKBS world radioの「KPOPフリーク」は、いろいろ曲を教えてくれる貴重な番組だ。今月はユンナの中学時代の夏休みの思い出(いとことの面倒をみたこと、水彩画絵日記の宿題をまとめて書いたことなど)を語った。
夏らしい曲として、Brown eyes(브라운 아이즈)の「Summer passion」で始まった。
<Respect the musician>コーナーでは、独自路線を進める≪大先輩≫のアーティスト、イ・ソラ(이소라)について語り、ユンナが静かに自分を振り返りたいときの曲として「あなたとダンスを(그대와 춤을)」を紹介した。そしてイ・ソラのヘヤスタイルや恋愛と創作の関係について触れて、7集アルバムから「Track6」(歌詞)を聞かせた。独特な歌唱法について感想を述べ、最後に代表曲「風が吹く(바람이분다)」を紹介した。
<お便り>コーナーでは、「テンション高いですね」、「少し恥ずかしがりながらおしゃべりしている」と聴取者からのメッセージがあった。ユンナへのリクエスト(「Girl」)があったが、彼女の曲「Peace Love & Icecream」がかけられた。
<Love messenger>コーナーでは、 Davichi (다비치)の「愛と戦争(사랑과 전쟁)」から「바람피지마(浮気をしないで)」のフレーズを紹介。浮気についてユンナ(ちゃん)のかわいい論説があった。
<ユンナのフリーク>では、最近ジーンズにこだわっているそうで・・・(どんどん可愛くらしくなってください)。”ジーンズが似合う女性”に触れたピョン・ジンソプ(변진섭)の曲「希望事項(희망사항)」を最後に紹介して終わった。
(YouTubeに登録のAritaumtara82625mino0minoeverlastingmarskiller00630およびimeem、inMuz、lolsong、천태만상に感謝)

孫の歯

小雨まじりの中、孫に会いに行く。先日(8/18)、韓国文化院で開かれた「韓国アニメーション上映会」でいただいた「ポンポン ポロロ」のキャラクター人形(エディ)を渡すことを口実にして。それに息子夫婦のメールに添付されていた写真をL版に焼いたところ、綺麗に仕上がったのでアルバムにまとめて見せた。好評だったので、同じものを用意して次回の口実にしよう。
孫の足は大変力強くなって、わたしの胡坐の上で跳ねるように動いてくれた。それに歯が生えてきたそうだ。生まれたての歯を見たいものの、口元を覗くと笑顔を返してくる。孫の口を強いて開けられるはずもなく、ニッコリ笑い返すだけだった。来月から離乳食になるとのこと、孫はもう一段成長を増した。

(追記)本日、衆議院議員選挙投票日だ。期日前投票を8/20に済ませているので結果を見守るのみだ。

2009年8月29日土曜日

演芸手帳

KBSの「演芸手帳(연예수첩)」(8/28)は、イ・ヨンエが米国で結婚式を挙げたことから、「秘密結婚してこそトップスター?」のタイトルで、同様の幾多のスターについても報じている。イ・ソンヒの場合も次のように触れている。
・「言論に知らせないで再婚した歌手イ・ソンヒ氏は結婚式を挙げた後、自身のファン・カフェ通じて、結婚便りを伝えました。/最近では米国から帰国して、放送に出演して演芸活動を継続しているんですが。」
<画像1m50s>カン・ホドン:「幸せですか?」
<画像1m52s>イ・ソンヒ:「はい。 まあ本当に... 恥ずかしいですね。 何か、こういうのを度々... 私は放送でこんな話をするのが照れくさいです。 はい。 幸せです。」
・(番組の最後に)「(結婚は)良いことだけに多くの人々の祝いを受けて結婚式を挙げるスターらの姿!/しばしば見ることができるのを期待します。」

レモンツリー

パク・へギョン(박혜경)の「LEMON TREE(박혜경)」は不思議な曲だ。彼女の独特な声質は、円やかで高音も自在のハスキーという表現が可能だろうか、キュートである。そして題名の通り、夢に隠したLemon Treeが世界中を明るく爽やかするという、黄色いパステルカラーのような色調で聴かせてくれる。
今日、新宿のKOREA PLAZAで、彼女の第7集「My Favorite」を購入した。この7集について、メーカー発表情報によれば、「パク・ヘギョンが久しぶりに『ヘギョン』らしいアルバムに戻った」とのこと。
「01.ハイヒール(하이힐)」、「05. 幸福が配達されました(행복이 배달됐어요)」は、「LEMON TREE」に通じる感触を味わうことができる。
ところでパク・へギョンのこの曲と、モデルのはな(さん)のイメージがなぜか重なってしまう。

(追記)「Lemon Tree」は、Fool's Gardenの曲

(YouTubeに登録のxcj07、mikemillenium17に感謝)

2009年8月28日金曜日

イ・ソンヒ ライブコンサート - 釜山

イ・ソンヒは14集にあわせ、10月24日にライブコンサートを「KBS釜山ホール」(地図)で午後7時開催する。(主催:CJハロービジョン 釜山メディアセンター)
(チケットオープン予定日: 2009年9月1日(火)午前10:00)

写真家から見たイ・ソンヒ

イ・ソンヒが13集アルバム「四春期」(2005年)発表後に、写真家チョ・セヒョン(조세현)が「文化日報(문화일보)」('06/5/3)に彼女の容貌について次のように語っている。

デビュー以来、日が進むにつれ彼女の音楽性はさらに成熟して熱情的に変わってきたが、妙なことにそのきれいで純粋なイメージはいまだに変わらないでいる。もしかしたら容貌に見えるイメージはむしろさらに少女らしくなったといっても過言ではないだろう。 清くきれいな皮膚とともにすっきりしたメガネフレームの向こう側見える透明な目つきは、相変らず自分だけの夢を大事に保管している少女のように見えるだけでなく、その夢をかなえようと努力する優しくて誠実な女子学生のように見えたりもする。

(追記)
写真家チョ・セヒョンは、現在分からないが、イ・ソンヒと同じフックエンターテインメントに所属していたようだ(2004年)。(なお、文芸春秋社発行の韓国男性俳優写真集に関わったものの著作権問題で係争した(2007年)。)

2009年8月27日木曜日

イ・ソンヒと高音

ブログ「PeterLog」には、イ・ソンヒについていくつかの評論が載っている。いわゆる(大衆歌謡)音楽評論の論調や文脈を知らないので、軽々にそのブログがどのように位置づけられるか推し量ることはできないが、浮かぶ関心のまま見てみたい。
同ブログ掲載の「イ・ソンヒと高音」(1/12)では、イ・ソンヒの特徴である<高音>について考察している。「美しい江山(아름다운 강산)」(4集)など清々しい高音と突き出す直接的声量で歌唱した彼女が、そのイメージをどのように脱却して変遷したか、変曲点となった次の曲目を通して解説している。
・「思い出のページをめくれば(추억의 책장을 넘기면)」(6集)
・「あなたが私を愛されるなら(그대가 나를 사랑하신다면)」(7集)
・「ライラックが散るとき(라일락이 질때)」(シンガーソングライターに変身した10集)
・「縁(인연)」:2005年発表の「四春期」(13集)アルバム収録のこの曲は、イ・ソンヒの長い間の悩みと、イ・ソンヒから期待できるところをよく知っているファンたちの渇きがついに調和を作り出した歌だ。
・「不朽の名曲スペシャル」で一部流れた「愛よ...(사랑아...)」(14集)(ブログ記述時点推測している)
(YouTubeほか登録者に感謝)

2009年8月26日水曜日

少女漫画から飛び出してきたような歌手たち

ブログ「写真は権力だ(사진은 권력이다)」の「90年代彗星に乗って来た妖精 カン・スジ (思い出をくみ上げる井戸)」(1/7)に、80年代後半から90年代初期の(ビジュアルな)女性歌手たちに対する思い出が綴られている。そのなかで、序論としてイ・ソンヒの登場について次のように書いている。
・「(80年代中盤までは)イ・ソンヒが歌唱力で勝負する程度であり、大部分男性歌手らが歌謡界市場を占領していました。この当時、歌手は本当に歌手でした。歌だけよく歌えば良かったのでしょう。外見は関係なかったんですよ。」
(参考) Wikipedia「MBC 강변가요제(江辺歌謡祭)」の文末「エピソード」で、「イ・ソンヒは1984年7月29日、(会場で)ご両親が調べに見(に来てい)るかと思い、パーマをして(いたが)スカートがなくて、見物に来た女子中学生のスカートを借り着て出場した。」と紹介されている。

上記ブログは、ミュージックビデオが知られることにより登場した、(少女漫画のような)ビジュアル側の女性歌手を次のように挙げている。もちろんブログ大部分は、カン・スジに対する想いで埋め尽くされている。
・80年代後半瞬間的にスターだったウォン・ジュンヒ(원준희
・日本の少女漫画から飛び出してきたようなイ・ジヨン(이지연
・イ・ジヨン渡米後のビジュアル時代の空席を埋めたカン・スジ(강수지
・カン・スジの強力なライバルとして登場したハ・スビン(하수빈
(YouTubeに登録のpachunwang013picsinavronajaehoon97に感謝)

2009年8月25日火曜日

「Jへ」と「DJへ」

「文化日報(문화일보)」の「オピニオン(오피니언)」(8/22)にある記事「デスク見解 DJと歌謡の思い出」で、イ・ソンヒの曲「Jへ」と時代背景(大衆意識)について、キム・デジュン(金大中)前大統領が亡くなったことに合わせて、オム・チュヨプ(엄주엽)記者が語っている。
(注:そうとうな高踏論説につきご注意を!)
・「1980年代中盤、当時の政治状況下の若者たちは音楽喫茶店に閉じこもって時間をころした。音楽喫茶店ブームにのって出てきた歌がユン・シネ(윤시내)が歌った『DJへ(DJ에게)』(歌詞)であった。 83年に出たこの歌は空前のヒットを打った。(そのヒット分析としてある音楽評論家がいった)大衆の無意識にある(米国亡命中の)『キム・デジュン(DJ)』に対する懐かしさがこの歌のヒットにつながった。」
・「翌84年に江辺歌謡祭で大賞を受けて、一躍シンデレラになったイ・ソンヒの『Jへ』も同じ脈絡で解釈される。この歌も光復後のヒット曲”ナンバー10”に入る程たくさん流された。『Jへ』自体知らないうちに大衆の政治的渇望を解いたことを、イ・ソンヒは知っているのか分からない。」
(YouTubeへ登録のBuSanYoungDoBridgeに感謝)

(本ブログ関連:4/13、6/7、6/8、8/4)

2009年8月24日月曜日

空気清浄機

先日のニュースで新型インフルエンザ除去率が極めて高いというS社製空気清浄機を購入するため、吉祥寺のY店に行った。インフルエンザから孫を守るためだ。店頭には他社製品が多数並んでいたが、同社の製品が見つからず、売り場担当者に訊ねると、ニュースで知った多数の客により完売したとのこと。来月には新型の製品が発売されるので待って欲しいといわれた。
待ちましょう、待ちましょう。待つから、孫のために急いで店頭に置いて欲しいものだ。

(追記)映画「海雲台」の観客動員1000万人超えたとのこと。

2009年8月23日日曜日

世界地質遺産

「47News」(8/23)によれば、「世界地質遺産に(日本)国内3地域 洞爺湖有珠山など、初認定」のタイトルで次のように記している。
世界的に貴重な地形や地質、火山、断層などを有する自然公園を認定する「世界ジオパーク(地質遺産)」に、<洞爺湖有珠山(北海道)>・<糸魚川(新潟)>・<島原半島(長崎)>の3地域が日本から初めて選ばれた
⇒<洞爺湖有珠山地域>は、最近100年で4回の噴火があった有珠山や約10万年前の火山活動で生じたカルデラ湖などがあり、美しい山と湖の景観を眺めながら、自然の恵みと災害について考えることができる。
⇒<糸魚川地域>は、本州中部を縦断する巨大な地溝帯「フォッサマグナ」を確認できる断層など、特徴的な地形が見られる。
⇒<島原半島地域>は、1989~95年に噴火した雲仙普賢岳による被災のつめ跡を確認できるとともに、温泉やわき水といった火山の恵みを実感できる。

ところで、石見銀山は「世界遺産」(文化遺産)でUNESCO World Heritage Centre が決めるものであり、上記はUNESCO Global Geopark Networkが決めるようで「地質の世界遺産」ということらしい。
ではポンペイは「世界遺産」だが、ヴェスヴィオ火山は?

それから日本には独自に、「百名山」にちなんだようなネーミングの「日本の地質百選」がある。

2009年8月22日土曜日

チェオクの剣(最終)

レンタルDVDで、TVドラマ「チェオクの剣(다모:茶母)」の最終話(14話)を見た。イ・ソンヒが、このドラマを見て心酔し、役者イ・ソジンとハ・ジウォンのために曲「因縁(인연)」を作ったとのことで、頑張って見たわけだ。
ドラマの初めの頃のワイヤーアクションは後半すっかりひそんでしまい、なぜか暗い舞台で独白するかのように主人公達に語り合わせることが多くなっていった。台詞で因縁の道筋を帰結させるためだろうか、この展開は視聴者にどのように感じられたのか知りたいところだ。
ところで、わたしとしては、独走する主人公達の日陰にいた、ファンボ・ユン(左捕盗庁従事官)にひたむきに想いを寄せる左捕盗庁長官の娘チョ・ナニ(チェ・ヨンイン채영인)が愛おしくてならなかった。
(ブログ「A road to Korea 」によれば、チェ・ヨインはダンスグループ「Redsox」の元メンバーだったそうだ。파이팅!)

2009年8月21日金曜日

第2のイ・ソンヒ

「第2のイ・ソンヒ(제2의 이선희)」といえば、TV「不巧の名曲」に同席したユンナ(윤하)が例えられるが、他にも挙げることができる歌手がいるのだろうか。
10年前の「龍仁市民新聞(용인시민신문)」(99/4/26)の記事に、「第2のイ・ソンヒ」と紹介されている「イビン(이빈:本名이은하)」という、当時20歳の新人歌手の話があり、次のように紹介している。
「彼女の音楽性は、デビュー曲をはじめ、<手紙>、<離れて>に現れるようにR&Bはもちろん、ファンキーヒップホップ、ソウル ヒップホップ、バラードなど各種類の音楽を消化して表現する程の新人にふさわしくない吸収力でファンを引きつけている。」
NAVERで彼女を探したところ、ブログ「photoJS.net」(09/4/27)に、今年4月1日にA型急性肝炎で亡くなったという、優しくて若い才能を惜しむ記述がある。そこには、彼女の若さを強調した写真が掲載されている。
探しあてた人が、若くして亡くなっているのは考えさせられる。(ちなみに韓国では若年層のA型肝炎が多いようだ)
YouTubeで彼女を探したが、残念ながら見つからない。

2009年8月20日木曜日

献花

「mydaily(마이데일리)」(8/19)は、短報記事「[MDフォト] 歌手イ・ソンヒ、『故キム・デジュン前大統領影像(遺影)に献花』」で、イ・ソンヒが献花する写真を掲載しており、内容は次の通り。
「[マイデイリー=インターネット写真共同取材団] 歌手イ・ソンヒが19日午前ソウル、新村(シンチョン)セブランス病院葬儀場に用意された故キム・デジュン前大統領の葬儀室で影像(遺影)に献花をしている。」写真説明している。

(追記) KBSnews(8/20)に献花する各界著名人のなかにイ・ソンヒの映像がある。

韓国を動かすのは誰か(芸能人)

「エンタメコリア」(8/18)掲載の「時事ジャーナル(시사저널)」(8/9)の記事「(芸能人分野における)韓国で誰が最も影響力があるか」は、アンケート調査の結果、芸能人の順位を次のように報告している。
①ピ(비:歌手、19.9%)> ②ユ・ジェソク(유재석:コメディアン)> ③カン・ホドン(강호동:コメディアン)> ④ペ・ヨンジュン(배용준:映画俳優)> ⑤アン・ソンギ(안성기:映画俳優)> ⑥少女時代(소녀시대;歌手)> ⑦チョー・ヨンピル(조용필:歌手)> ⑧チェ・ブラム(최불암:演技者)> ⑨パク・チニョン(박진영:芸能企画者)> ⑩キム・ヘジャ(김혜자:演技者)
「俳優アン・ソンギと歌手チョー・ヨンピル、演技者チェ・ブラムは、『ロング(ステディー)セラー3種セット』と呼ばれるに値する。」としている。および「10位圏外では、歌手イ・ヒョリ、演技者イ・スンジェ、映画俳優チャン・ドンゴン、芸能企画者イ・スマン、演技者イ・ヨンエ、歌手ワンダーガール・ソテジ・BoA・東方神起などが名前を上げた。」としている。

(追記)ちなみにスポーツ分野では、キム・ヨナ(김연아)が圧倒的一位(67.9%)である。

2009年8月19日水曜日

新型インフルエンザ本格流行

TVニュースは、厚生大臣が発表した新型インフルエンザ本格流行を伝えた。厚生大臣は、この本格流行は第一波についてのものと補足した。番組キャスターは、秋から冬口の第二波への注意を呼びかけた。
・本日の「毎日jp」によれば、定点医療機関1施設当たりの患者数について次の通り報告している。
⇒「(今月)3~9日の定点医療機関1施設当たりの患者数報告は0.99で、流行水準とされる『1』の目前となっており、10日以降は既に1を超えて流行期に入っている可能性が高い。」
⇒「地域別では、定点報告が20.36と全国で突出して多い沖縄が103件で最多だが、全都道府県で報告があり、東京、茨城、京都など23都府県で10件以上。」
・本日の「中央日報」によれば、「新学期を前に新型インフルエンザ非常事態に」のタイトルで、米国のすべての子どもへの予防接種、仏国の流行時の休校とテレビラジオ講義教材の用意など対策を伝えている。

この暑さの中でマスク着用はむつかしいだろうから、人混みを避けるしかない。
(本ブログ関連:4/29、5/20、5/25)

上半期 歌謡界の決算

NATEニュース掲載の「ウイークリー朝鮮(위클리조선)」(8/18)の記事「〔文化〕上半期 歌謡界の決算_ガールグループは上限値、男性アイドルは横這い」によれば、歌謡界の2009年上半期の状況を次のように述べている。
・<ガールグループ>の活躍がより一層目立った。そのうちでも少女時代(소녀시대)、2NE1、カラ(카라)などの活動が眩しかった。
・<女性歌手>ではソンダビ(손담비)が善戦した。
・<男性アイドルグループ>のスーパージュニア(슈퍼주니어)、2PM、東方神起(동방신기)、ビッグバン(빅뱅)なども拮抗した接戦を行った。
・例年と違った最も独特な現象の中の一つは、インディーバンド『チャン・ギハと顔たち(장기하와 얼굴들)』の急浮上だった。
・<中堅歌手>のイ・スンチョル、イ・ソラ、インスニらも粘り強く好まれた。

<中堅歌手>について見ると、「中堅歌手の『底力』 イ・スンチョル、インスニ、イ・ウンミ、イ・ソラの『ロングセラー(스테디셀러)』」として、次のように解説している。
「イ・スンチョルの『そんな人他にいません(그런 사람 또 없습니다)』は、故ノ・ムヒョン前大統領の追慕UCC(User Created Content)のバックミュージックで好まれて使われた。イ・ウンミは『恋人います(애인 있어요)』、『別れるところです(헤어지는 중입니다)』などで人気を集めた。 6年前歌謡界を引退したイム・チャンジョンが『久しぶりだね(오랜만이야)』で復帰したし、ソン・ジチャンとキム・ミンジョンも14年ぶりに 『The Blue(더 블루)』を再結成した。これ以外にも、イ・ムンセ、ユン・ドヒョンバンド、イ・ソラ、インスニ、イ・ソンヒキム・ジャンフン、キム・ゴンモ、シン・スンフン、チョー・ヨンピルなどの曲等がライブ公演とともに『ロングセラー』としての人気を維持している。」
(YouTubeに登録のsmentprot0980karanicolforeverhkey21sment2pmcrj305eltype1woobers79mobsters2008mykorusk54821chaogaohgoodmanに感謝)

2009年8月18日火曜日

ポンポン ポロロ

韓国文化院で「韓国アニメーション上映会(第一回)」が開かれた。夏休みの親子を対象にしたものだ。4本のアニメが上映された。その中でも一番気に入ったのは、CGアニメ「ポンポン ポロロ뽀롱뽀롱 뽀로로)」だ。映像がきれいで、キャラクターはすっきりしてストーリーも大変よくできていると思った。(近くの座席の子どもたちの反応もよかった。)
ところで、このアニメはフジテレビ「ポンキッキ」内で2006年に放送されている。しかも何本もDVDが発売されていることを、家に帰って初めて知った。(孫ができるまで幼児番組とは大変縁遠いところにいた。)
この催しではプレゼントの抽選があった。ポロロの仲間のキツネ「エディ」の縫いぐるみをいただいた。孫へのお土産にさせていただく。
上映会のアンケートに、今まで見た韓国のアニメについて記述欄があった。ブログ「GuruGuru韓国」に紹介されていたCGアニメ「Birthday.Boy」が印象に残っているので記した。(アンケートに記述できなかったが、随分むかしに見た「My Beautiful Girl, Mari(마리 이야기)」は、淡い色調の幻想的な物語で、イ・ビョンホンやアン・ソンギが声優をつとめた本格的なものだった。映写会で頒布された映画カタログを今も大切に保管している。)
(YouTubeに登録のylaneigegeroincitumblesに感謝)

追記: 本日、キム・デジュン(金大中)韓国元大統領が亡くなった。

2009年8月17日月曜日

スタイル

1984年にイ・ソンヒが登場する前後の歌手たちの髪型やメガネのスタイルで、彼女を思い合わせることができる歌手をピックアップしてみよう。
・MBC 歌手王に輝いたイヨン(이용):「忘れられた季節(잊혀진 계절)」(1982年)
・キム・スチョル(김수철):「若いあなた(젊은 그대)」(1985年)
・チョン・ヨンノク(전영록):「愛心(애심)」(1974年?)
これから、気ままに調べて書き足してみよう。
(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridgeamplify82に感)

2009年8月16日日曜日

大涌谷

予定通り、富士箱根伊豆国立公園にある箱根大涌谷に行く。ロープウエイの下に大涌谷の地獄谷斜面が現れると、そこにはいくつもの噴気孔とその周辺を黄色く染める硫黄の析出を眺めることができる。










中には硫黄が溶けて流れた跡のように見えるものがあるが、実地確認できないのが残念だ。(規模が小さいものの、知床硫黄山の溶融硫黄の大噴出を思い出させる)

大涌谷駅を出ると、晴天猛暑の遠景はもやっているものの、富士山が雲の上に頂を聳えて雄姿を見せていた。今回、大涌谷散策と硫黄を眺めようということでямадзаки氏と来た。硫黄独特の火山ガスの臭いが漂っている。たまご茶屋に至る右手の大涌谷自然研究路は、夏休みの親子連れや中国からの観光客であふれていた。
神山登山道につながる大涌谷自然研究路を上る途中に、別方向への通行を禁止する標識がある。そのあたりで、乾いた泥の中に輝きのある微細な硫黄結晶群を見つけることができた。むかし噴出口近くにあったのだろうか、ここの泥は硫黄ガスが硫酸になって岩石を溶かしてできたものではと想像した。
帰りに予定した、「神奈川県立 生命の星・地球博物館」へは時間が間に合わず断念した。せっかくの機会だったのに残念である。
(写真撮影:ямадзаки氏に感謝)

2009年8月15日土曜日

小金井雑記

小金井公園は、夏の陽射しを楽しむ人々で賑わっていた。広場を囲う木立は緑を増して、その下に一息つける緑陰を作る。木陰のベンチで、文庫本を取り出し読み始めたたところ、半袖の両手先を薮蚊に刺された。刺された処が左右対称のようで不思議だ。イグノーベル賞ではないが、蚊は人間の何処を刺すのかを研究していないだろうか。もしかすると、静脈血管に沿っていないだろうか。また、隣接して刺さないのも不思議である。(おかげで帰り道、薬局に行くことになった)
木立の中を巡る散歩道に、夏風に合わせて木洩れ陽が揺れていた。木陰の濃さに反比例して、木洩れ陽がまるでスポットライトのように眩しく射してくることがあった。

(追記)イ・ソンヒは今日、城南(성남)の「城南アートセンターオペラハウス」で開催のライブ・コンサート に出演する。

2009年8月14日金曜日

チェオクの剣

TVドラマ「チェオクの剣(다모)」のDVDをレンタルした。物語は「17世紀末の朝鮮王朝時代を舞台にしたスーパーアクション時代劇」(NHK公式サイト)である。
イ・ソンヒがMBCの番組 「黄金漁場-膝打ち道士」に出て、彼女の曲「因縁(인연)」について、このドラマがきっかけであったことが語られている。主人公チャン・チェオク(ハ・ジウォン(하지원))とチェオクが仕えるファンボ・ユン(イ・ソジン(이서진))との関係から着想を得ている。
レンタルしたDVDは、1枚に2話入っており、第1話の導入では主登場人物を知り、第2話でチェオクの生い立ちを知るわけだが、続けて見るのはきつい。もう一枚DVDを借りているので、これからゆっくり鑑賞することにする。

(追記) 映画「海雲台해운대)」
・映画「『海雲台』は津波をテーマにした仮想ドラマで、日本の対馬近海で起きた大地震による巨大津波が釜山市の海岸『海雲台』に押し寄せてくるという」(KBS World radio)物語で、チェオク役の凛々しい顔立ちのハ・ジウォンが主役として登場している。
・「中央日報」(8/14)に、映画「海雲台」が、「ハ・ジウォン『1000万観客映画』の初ヒロインになるか?」のタイトルで紹介されている。観客動員が「これまで『1000万クラブ』に加入した映画はただ4編にすぎない。2004年カン・ウソク監督の『シルミド』(1108万)が初めてテープを切ってから『ブラザーフッド』(1174万)、『王の男』(1230万)、『グエムル-漢江の怪物』(1302万)が4けた観客動員に到達した。」とのこと。関係者によれば「来週にも1000万を超えるものと予想される。」ようだ。
・なお「朝鮮日報」(8/13)でも、映画「海雲台」について「興行成績:『海雲台』800万人突破、歴代8位に」と記事が組まれている。「12日に800万人を突破した『海雲台』は、これまで8位だった『トンマッコルへようこそ』(800万)を抜いて8位に。同映画は先月22日に公開され、22日目で800万人を動員した。」とのこと。
(YouTubeに登録のMrZaagiiに感謝)

2009年8月13日木曜日

ズボン三銃士

1990年2月4日に29才の若さで亡くなった歌手チャンドク(장덕)について述べているブログ「V&G SUTUDIO」がある。チャンドクの家族と音楽にかけた生涯が中心に語られているが、その中にわずかだがイ・ソンヒのスタイルに関連するトピックが次のように触れられている。
83年10月帰国後に復帰努力の結果、TVや新聞など主要メデイアの大々的なスポットライトを受けたチャンドクは、当時急成長していたイ・ソンヒ、チョン・スラ(정수라)と共に女性トロイカ歌手体制を構築した。 これらはスカートよりはズボンを好んで着て「ズボン三銃士」と呼ばれた。・・・とのこと。
(YouTubeに登録のkeanggilBuSanYoungDoBridgeに感謝)

スカートで登場したものの、ズボンスタイルが特徴になったイ・ソンヒは、その時代のスタイルに特別ではなかったといえる。
(本ブログ関連:6/30、7/2)

地震つづく

今朝もまた軽い揺れの地震が来た。程度よりも、ここ数日続いていることが気になる。
地震情報(震源・震度に関する情報)
平成21年8月13日7時54分 気象庁発表
きょう13日07時49分ころ地震がありました。震源地は、八丈島東方沖(北緯33.0度、東経140.8度)で、震源の深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定されます」

(参考)韓国の地震について:
①YAHOOの知恵袋(Q:sacddatさん、A:gonsuke_xqさん)に、資料として「韓半島で発生した最大級の地震-1681年6月韓国東海岸地震-」が紹介されている。
②「韓国の地震関連情報」(長野市松代町の「気象庁 精密地震観測室」)
③上記②に紹介の「韓国資源研究院(KIGAM) 地震研究センター(KERC)」のホームページにある、【地震歴史と現在(지진역사와현재)>歴史地震(역사지진)】で初期研究を例示。「我が国最初の歴史地震と関連した研究は、1912年和田(和田雄治)が三国史記、高麗史、朝鮮王朝実録など7188冊の歴史資料から、西暦2年から1855年までの歴史地震資料を整理したのだ。」

2009年8月12日水曜日

チケットのサイト別人気度

NATEニュースに掲載の「ニュースカルチャー(뉴스컬쳐)」(8/11)の記事「チケットのサイト別人気度を見る」によれば、イ・ソンヒの人気の高さを次のように記している。
・今週のコンサート前売り順位(Daum、インターパーク、オークションの各サイトのコンサート部分比較)
・DAUMの1位は「2009イ・ムンセ(이문세)赤い夕焼け」。 反面インターパークとオークションは「ETPFEST 2009」が1位。
・2位は、三ヶ所全て違う。DAUMは「ETPFEST 2009」が、インターパークは「イ・ムンセ コンサート」が、オークションは「2009 SGワナビー全国ツアーコンサート(安東))」。
・3位は、DAUMが「2009ソウルの森星の夜祭り」で、インターパークは「2009カルトショー(컬투쇼)」。 一方オークションは「2009 Jazz and the City」。
・4位は、DAUMが「2009イ・ソンヒ ライブ コンサート-大田」で、インターパークは「ソウル文化の夜-弘大文化パス-ライブクラブFesta」、 オークションは「2009チョ・ヨンピル&偉大なる誕生全国ツアーコンサート-原州」。
・最後の5位は、DAUMは「2009イ・ソンヒ ライブ コンサート-高陽」が上がってきた。 インターパークは「クレク デービッド来韓公演」が、オークションは「SGワナビー全国ツアーコンサート(水源)」。
・三サイト皆それぞれ違ったコンサートで人気度を見せる。5順位内に同じ公演が二回入っているなどその人気度を実感できる
(YouTubeに登録のlym108hitomixxhitomialba5678に感謝)

2009年8月11日火曜日

孫の寝返り

孫は今日で誕生してから5ヶ月と4日目になった。息子夫婦の休みをチャンスに、空模様を気にしつつ孫へのみやげを持って訪ねた。
今回も孫はすやすやと寝ていた。そして寝起きに不思議そうにわたしを見つめる。ちょっと上から目線なのがおかしくてかわいい。
今日の収穫は、目の前で孫が寝返りを2回もしてくれたことだ。1回目はちょっと手助けしたが、2回目は突然くるっと体を回転したのだ。みんなで拍手したことはいうまでもない。それに孫も得意気にみえた。

地震

朝方、小さな揺れを感じて目が覚めた。一昨日地震もあり直ぐにテレビを見たところ、台風9号が迫っているなか、伊豆、静岡西部・中部地方で強い震度の地震が発生し、静岡県沿岸、伊豆諸島に「津波注意報」が出たという。TVのアナウンサーがしきりに警戒を呼びかけていた。
最大震度は静岡県の伊豆市、焼津市、牧之原市、御前崎市で、震度6弱とのこと。(当地、小金井は震度3)

インターネットで地震情報を参照した。
・気象庁情報では、
地震情報」(11日05時21分)で、「11日05時07分頃地震がありました。震源地は駿河湾(北緯34.8度、東経138.5度、御前崎の北東40km付近)で震源の深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定されます。」 と発表。
東海地震関連情報」(11日07時15分)で、M6.5と発表。
USGS情報では、Magnitude6.4、Depth26.8 km 。

(追記)
TVで地震予知連の島崎会長の解説があり、今回は東海地震(プレート境界型地震)ではなく、フィリッピンプレートの浅い場所でのプレート内部破壊による地震とのこと。
(参考)静岡県地震防災センター「地震が発生するしくみ

(追記)
朝日新聞(2009年8月12日0時20分)によれば、「今回の地震は、日本列島の下に沈み込むフィリピン海プレート(岩板)の内部で起きた。地震の規模を表すマグニチュード(M)は6.5。一方、想定する東海地震の規模はM8程度だ。
 一般に、マグニチュードが1大きくなると地震のエネルギーは32倍になるといわれる。防災科学技術研究所の小原一成センター長は『想定の東海地震のエネルギーは、今回の約200倍にあたる』と分析している。」とのこと。

2009年8月10日月曜日

玄海灘に立つ虹

KBSworld「玄海灘に立つ虹」のマルコメのお母さんとソウルのアリスさんのコーナーに次のようなメッセージを送った。7月下旬の「蔚山サマーフェスティバル」で開催された「アジュンマ・コンサート」について、このようなカテゴリーのコンサートは以前からあるのか、そして、どんなイメージで開催されるのかといったことだ。それに対して次のような説明をいただいた(つまり放送された)。
・「蔚山サマーフェスティバル」は、蔚山MBCが主催で今年で7年目である。フェスティバルではロック、フォーク、ヒップホップ、トロットなどの公演を日替わりで開催した。
・そのうちの一つに「アジュンマコンサート」がある。内容はトロットもあるが次のような歌手も出演した。
イ・ソンヒは、POPな感じの静かなバラードの歌手である。
パク・ナムジョン、シムシンは、昔のアイドルで80-90年代のダンスミュージックの歌手である。
・このコンサートは、アジュンマを慰める、アジュンマのためのもので、盛り上がっていた。
(本ブログ内関連:7/10、8/5、 およびアジュンマ関連:5/7、5/14、7/21、8/7)

ところで、アリスさんは、若い子(歌手)の方がよくて、例えばスーパージュニア(슈퍼주니어)、シャイニー(SHINee(샤이니) )がよいらしい。彼らは、今回のフェスティバルの中で「ヤングフェスティバル」に出演したとのこと。
(YouTubeに登録のchararabirariaaに感謝)

NAVERデジタルニュースアーカイブ

ブログ「GuruGuru韓国」(8/7)に、NAVERが韓国の新聞をアーカイブ(BETA)することが紹介されている。(凄いのは文字検索できることだ)
参照できる新聞は、「京郷新聞」、「東亜日報」、「毎日経済新聞」である。東亜日報のTV番組表をみると当日の夕方17:00~24:00と翌日の5:30~17:00となっているので、夕刊紙ということなのだろう。
イ・ソンヒが「Jへ」でデビューした「第5回江辺歌謡祭」(1984.7.29)が記事になっていないか探すことにしたが、歌謡祭当日(7/29)は日曜日で新聞発行はないようだ。
そこで7月30日を調べてみた。当時の新聞は記事タイトルに漢字が多用されているので見当つけたが、残念ながら見つけられない。更に7月31日もダメだった。(見つけ損なっているかもしれない)
ところで、一般記事で気になったのは当時、「ロスアンゼル・スオリンピック」(1984年7月28日~8月12日)の期間中で、東亜日報の7月30日の一面には「LAオリンピック開幕」の記事タイトルと入場する韓国選手団の写真が飾られている。当然ながら、スポーツ面には韓国選手の記事で埋まっていた。

2009年8月9日日曜日

肩に力を入れずに普通がいちばん

何より普通がよい、肩に力を入れずに普通がいちばんだと思う。
近所のスーパーの2階にある書店で、「週刊西洋絵画の巨匠 ラファエロ」(小学館)の卷を購入した。このシリーズは廉価ながら、絵画(一部)の原寸印刷が付いているのが特徴で、この卷には「大公の聖母」(1504年、ピッティ美術館)が綴じられている。
むかし、ラファエロの聖母子像のくすんだカラー印刷物を教会が配っていた記憶がある。うまくいえないが、ラファエロの聖母の顔立ちは、フィレンツェ時代(1508年以前)のものがいかにもレオナルド・ダビンチの表現に似て清雅である。それ以降のものはラテンの、しかもどこかオリエンタルな香りがする。やはりフィレンツェ時代のものに心ひかれる。
ところでラファエロの絵画があれほど好かれるのに、なぜ評価を下げられるのだろうか。彼に対して平気で一家言を持たれるのはなぜだろうか。

作曲家グノーについても、誰もが聞きたい「アベマリア」があるのに同様の思いがする。むかし、LPレコードの「聖チェチリア荘厳ミサ曲」(ジャンクロード・アルトマン指揮:東芝音工)を聴いたとき、綺麗な旋律に驚いた。ところで、その後出されたジョルジュ・プレートル指揮のCD版(東芝EMI)にも、同じ日本語評論が付いており、「今日、われわれが聴いて、このミサ曲がバッハやベートーベンやモーツァルト等のそれと同列に並ぶほどの傑作であるかどうかは別としても」という説明がある。避け難く刻印されているのだ。
このミサ曲にしても、市民合唱団にしばしば採用されるほど好まれているのに、グノーに対して本心が語られないのはなぜだろうか。
※ LP盤(AA-9013)解説には歌詞が記載されていなかったので、学生時代に上野文化会館にある音楽資料室で、コーラス・スコア(確かEDITION PETERS版だった)から歌詞を書き写す真似事をしたことがある。その後、社会人になって安心して楽譜を購入した。
※ 実は国内盤CD(東芝EMI Angel:CC33-3834)の音質(録音)がいけない。同じ演奏でも輸入盤CD(EMI CLASSICS:CDC 7 47094 2)はクリアなのに。オーディオマニアではないが、それがはっきりわかるほどの違いだ。

(追記)
久し振りに強い地震があった。気象庁の発表によれば、「平成21年8月9日20時25分 気象庁発表/きょう09日19時56分ころ地震がありました。震源地は、東海道南方沖(北緯33.1度、東経138.5度)で、震源の深さは約340km、地震の規模(マグニチュード)は6.9と推定されます。」とのこと。関東では19時58分頃~20時01分頃に発生し、東京都多摩東部は震度3(東京都区内は震度4)と発表された。マグニチュード6.9は随分と大きい。また小金井の地震感度は3以上に思えた。
(参考)USGSの情報によれば、Magnitude7.1、Depth303.1 km 。

2009年8月7日金曜日

この世にアジュンマの子どもでない人はいない!

KBSworldの「アジュンマの井戸端会議」に、代表的なアジュンマのサイト「アジュンマ・ドット・コム(azoomma.com)」について触れている。
アジュンマ・ドット・コムが「アジュンマという言葉の意味を今の時代に合うように定義」しようとしたときに、書き込みされたいくつかの定義を紹介している。その中でも一番納得できるものが、「この世にアジュンマの子どもでない人はいない!」だ。これはよい、本当に納得できる。そう、わたしたちは母から生まれた子どもなのだから。

歌手たちの復帰

年初のSBSニュース記事であるが、(歌謡界を離れた)歌手たちが今年復帰することが次のタイトルで語られている。その背景・環境に、アジュンマの貢献が考えられないだろうか、知りたいところだ。

「変わりない人気…8090歌手ら、彼らが帰ってきた」(1/15):
・90年代男性ファンたちを胸ときめくようにした歌謡界の妖精カン・スジ(강수지)の7年ぶりの復帰
・6年ぶりにスペシャル アルバムを出した歌手兼作曲家ユン・サン(윤상)の復帰
・4年ぶりに7集レコードをお目見えしたイ・ソラ(이소라)の復帰
・2年ぶりに米国から帰国して、活動再開を予告したイ・ソンヒの復帰
(YouTubeに登録のpachunwang、odemusic1、mino0minoに感謝)

「『うれしい』歌手らの帰還…相次いだ復帰理由は?」(2/27):
・小さい体に爆発的な歌唱力で愛されるイ・ソンヒ復帰
・あふれる話し方で各種芸能番組で活躍しているユ・チェヨン(유채영)の復帰
・パク・チユン(박지윤)も6年ぶりに新しいレコードを持っての復帰
・この他にも、イム・チャンジョン(임창정)、ソン・ジヌ(성진우)の復帰
この記事には、以上の現象について、チョン・トクヒョン(정덕현)大衆文化評論家とのQ&Aがある。
Q. 過去の人気歌手たちの復帰の背景は?
A.(歌手たちが)音楽それ自体に集中することができるように音楽プログラムと芸能番組の文化が変わってきている。そのために過去の歌手らが復帰して、活動できる諸般の条件になってきている。
(YouTubeに登録のazngam3zgreen09018lwhyukespresso1013に感謝)

2009年8月6日木曜日

小金井雑記

武蔵野新田:
小金井の土地は南に野川があるものの、川の北側崖上に広がるため、農業用水は北に東西に掘られた玉川上水から分流してようやく確保されたという。土地の人々は麦を育て、
(誤)食事はもっぱら麦を挽いてできた「うどん」が中心だったそうだ。それは高齢の方の記憶に残るほどのことである。
(正)麦を挽いてできた「うどん」は、めでたい行事など「はれの日」に食されたとのこと。


栗林:
乾燥した土地柄、近所には栗林が割合残っている。私宅から半径500mの範囲に3つの栗林を見つけることができる。「小金井栗」として有名だったそうだ。幕府に献上するための「御栗林跡」を示すパネルが、現在住宅地になっている場所に立っている。その面積は約320m×320mに相当したという。
ところで夏のセミは、緑陰の桜並木に群集して鳴き続けるが、緑色のいがぐりを実らせた栗林で聞くことはない。

2009年8月5日水曜日

アジュンマ・コンサート

先月下旬の「蔚山サマーフェスティバル」(7/24-31)で、7/31に開催された「アジュンマ・コンサート(아줌마 콘서트)」の記事と映像が、KBS news(8/3)に公開されている。
記事は、「家事をしようと~子供たちの世話しようと夫を取りまとめようと、一日24時間休む隙間もない私たち大韓民国のおばさん皆さんのために、思い出のスターたちが総出動しました! 」という書き出しで始まり、歌手へのインタビューと合わせて、実況中継よろしく会場の様子を細かく描写している。
映像は、「今日、アジュンマ・コンサートがあるので来たわよ~!」と元気なアジュンマたちが、夕方の総合運動場補助球技場に大挙集まっているのが分かる。(この熱気は、日本の韓流ファンのおばさんたちと全く同じだろう)
歌手チョン・スラ(정수라)、キム・スフイ(김수희)、ヒョンチョル(현철)、チョ・ハンジョ(조항조)、シムシン(심신)、パク・ナムジョン(박남정)が順に歌いインタビューに応えている。そして「最後の舞台は甘美な声の主人公イ・ソンヒが飾り」、「縁(인연)」と「美しい江山(아름다운강산)」を歌った。彼女は照明のせいか、ちょっと痩せて見えるのが気がかりである。
アジュンマたちは、歌手に向けてピンクやブルーの風船を振って声援した。アジュンマ、ファイティン。
(本ブログ7/10に同じ:YouTubeに登録のpgy4190BuSanYoungDoBridgekmw2500amplify82 に感謝)

2009年8月4日火曜日

「Jへ」との出会い

ブログ「DAY by DAY」(7/28:作成者그렁그렁):
同ブログに、「Jへ(J에게)」との出会いをイ・ソンヒが次のように語っていると記している。
「高3の時、南営洞(남영동)の『チャン・ウクチョ(장욱조)音楽室』で歌の勉強をしたが、そこで会ったある無名の作曲家が捨てようとした楽譜が一つありました。どうせ捨てるなら、私にくれようとしましたよ。それがまさに『Jへ』だったわ。」
・チャン・ウクチョは、作曲家の方だろうか。
・「無名の作曲家」こそ、イ・セゴン(李世建(이세건))だった。
・イ・ソンヒが曲「Jへ」を授かった場面が、「チャン・ウクチョ音楽室」であることがわかったが、このときチャン・ウクチョは、イ・セゴンの曲をイ・ソンヒに橋渡しする仲介をしたのだろうか。

音楽サイト「JOOS」:
同サイトにイ・ソンヒの「Jへ」との出会いについて次のように記している。(⇒リンンク先の写真下解説開く)
「高等学校の時から『チャン・ウクチョ音楽室』に通って歌手としての道を準備したイ・ソンヒは、大学校の時に入った『4幕5場』という校内音楽サークルで、江辺歌謡祭に出場する冒険を敢行することになった。 当時無名の作曲家イ・セゴンの『Jへ』を持ってソロで出場して、決選に上がることになったし、学校の名誉のためにグループの名前で出て行って、大賞を握って一躍スターダムに上がることになった。」

(本ブログ関連:4/13、6/7、6/8)

(追記)イ・ソンヒは、今晩開催の「松島セントラルパーク」竣工記念のコンサート に出演する。

2009年8月3日月曜日

ヘウニ

ヘウニ (혜은이)のTV番組の衣装について触れた、「朝鮮日報」8/2付記事「 【コラム】中年女性歌手ヘウニのミニワンピース」がある。

記者はヘウニについて、「ヘウニを誰だと思っているのか。若いころ、コスモスのようなスレンダー・ボディーと美ぼうで、数多くのヒット曲を飛ばした往年の超人気歌手」だったとか、「若かりしころ、か弱く清楚な姿でステージに立っていた」と思い出を語っている。そのヘウニが、「立派な『中年女性体形』だったが、衣装だけは若いセクシー歌手の(略)ようだった。太ももが丸見えになった、黒の超ミニワンピースを着ていたのだ。」と驚きの再会をしている。

ヘウニに対して番組観客の反応もよく、また記者も写真から察するところ「堂々として魅力的な中年」のように見受けられ当然賛同している。
而して記者は、「『円熟の魅力』には目を向けない韓国社会の弱点を浮き彫りにするには十分な出来事だった。多くの視聴者が、彼女の現在の年齢相当の堂々とした姿に、痛快な思いをしたはずだ。」と感想を述べ、「韓国社会でこうした姿はあまり見られない。重ねてきた歳月の価値を評価しないのは、テレビの中のスターたちだけに当てはまることではない。」と指摘している。

(YouTubeに登録のyokosuka30に感謝)

記者の指摘は、どこの社会でも共通の課題だろうけれど、「円熟の魅力」が発揮される時代はそんなに遠くない、もしかしたら既に始まっているような気がする。
ところで、昔購入したヘウニのVHSビデオをみることにしよう。

2009年8月2日日曜日

山梨県早川河床砂金採り

鉱物の会のチャーターバスは早朝、曇り空のもと新宿を出発した。目的地である山梨県南巨摩郡早川町高住に着いたとき小雨模様で、薄茶色に濁った早川の河床は水位を増していた。川岸に降りての砂金採取は足場の確保がむつかしく中止となった。そこで近くにある凝灰岩(1700~1500万年前)と黒色粘板岩(2500万年以前)による新倉のフォッサマグナ(糸魚川-静岡構造線)の断層面をみなで見ることにした。
帰り道、同郡身延町にある「甲斐黄金村 湯之奥金山博物館」に寄って、資料見学と砂金採り体験をした。特に、1500年代の山金の露天掘り採取と精錬プロセス(①金鉱石を焼き、砕き、石臼で細粉化したものをパンニングして、②坩堝の灰上で高温で精錬する<灰吹き>(⇔アマルガムによる方法ではない)ことなど)について初めて知った。

2009年8月1日土曜日

大邱慶北市道民愛唱曲

NAVERニュースに掲載の「NEWSIS」(8/1)に、TBN大邱交通放送「運転歌謡アルバム(운전가요앨범(대구)」製作チームが、開局10周年を迎えて、大邱慶北市道民がカラオケや集いで好んで歌ったり楽しんで聞く愛唱曲を電話調査(満30才以上男女500人)した結果を次のように掲載している。
・第1位はパク・サンチョル(박상철)の「ファン・ジニ(황진이)」3.4%(17人)、
・第2位はイ・ソンヒの「因縁(인연)」3%(15人)、
・第3位はソルンド(설운도)「原点(원점)」2.6%(13人)だった。(以下略)
・今回の調査は、歌の題名や歌手に対する制限を設けないで自由応答するようにした結果、愛唱曲に選ばれた曲が何と365曲を越え、歌手だけ238人に達した。上位10曲の選好度を皆合わせても19%に過ぎない程度で多様なことが分かった。・・・とのこと。

(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridge、dkdlfjqmtkzj、www0433に感謝)

(追記)
イ・ソンヒは、「太白山クールシネマ フェスティバル」(8/1-9)初日の今晩、「太白山道立公園タンゴル広場」で祝い公演を催す。