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2024年2月17日土曜日

(資料)H3ロケット 打ち上げ

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、午前9時過ぎに種子島宇宙センターから「H3ロケット」2号機を打ち上げ、軌道投入に成功した。Youtubeで実況中継され、H3ロケットは”リフトオフ”もあっさりと、あれよあれよという間に宇宙へ溶け込んでいった。まことに安定感あふれる光景だった。

(本ブログ関連;”H3”、”JAXA”)

現在の主運用「H2ロケット」から世代を引き継ぐもので、大型化、低コスト化がはかられ、国際商用競争に寄与できるものになるという。年寄りにはともかく、子どもたちに大きな夢をつなぐものになってほしい。

初号機は「去年(2023年)3月(7日)に初号機が打ち上げられましたが、2段目のエンジンが着火せず、打ち上げに失敗しました。」(NHK NEWS WEB)と報じられた。
その結果を受けて、2号機は、本年2月15日予定から、本日(17日)の午前9時22分(55秒)に設定の通り打ち上げられた。

19:55~「H3ロケット」試験機2号機の打上げライブ中継(JAXA登録)



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Q.JAXAのH2とH3の大きな違いは?
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A.JAXAのH3ロケットとH-IIAロケットの主な違いは次のとおりです。

・エンジンの基数:         H3ロケットは3基、H-IIAロケットは1基
・エンジン1基の推力:    H3ロケットはH-IIAロケットの1.4倍
打ち上げ費用           H3ロケットはH-IIAロケットの約半分の50億円
・全長:                        H3ロケットはH-IIAロケットより10メートル長い最大63メートル
・重さ:                        H3ロケットは575トン
・最大能力:                  H3ロケットはH2Bの6トンを上回る6.5トン以上
部品の数                 H3ロケットはH-IIAロケットの3分の1
打ち上げられる重量  H3ロケットはH-IIAロケットの約1.3倍

H3ロケットは、H-IIAロケットと2020年まで運用された強化型「H2B」の後継機です。H3ロケットは、打ち上げ費用の削減静止軌道打ち上げ能力の増強打ち上げ時の安全性の向上年間打ち上げ可能回数の増加を同時に達成することを目的として開発されています。
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(解説)
■ Youtube: 堀江貴文 ホリエモン 
「JAXAの『H3ロケット』打ち上げ成功について解説します」(← マニアックな解説)
https://www.youtube.com/watch?v=TU8FnejWvEE