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2024年2月11日日曜日

梅の香り、小金井公園「梅まつり 2024」

この時期、梅は花を咲かせて香りを漂わせる・・・、花を視るのは容易だけれど、その香りについては、桜と比べて私には敏感でない。教科書に載る「東風吹かば匂ひおこせよ梅の花」から始まる歌を確かめるべく、昼どきに、小金井公園で開催の「梅まつり2024」*(主催:小金井公園サービスセンター、協力:小金井公園樹木の会、本日11:00~15:00」)に行った。
(*)https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/050/detail/54132.html

イベントのタイミングに合わせたように、暖かな陽射しのなか、家族連れ(大人たち)が多く訪れていた。公園の <梅林> は、桜の木立のように高木でなく、個々独立して立っている。それも顔を近づければ香りを嗅げるほどの高さに花を咲かせている。品種のほぼすべてが、紅または白色の花を咲かせていた。のんびり観梅にひたることができた。

(本ブログ関連:”小金井公園と梅”)

観梅の楽しみとして、<梅まつり> は次の五つのキーワード「香・触・視・味・知」をあげている。梅の気を確かめて、木肌をり、多数の品種をて、合間にわい、花と人を親しみろうというようだ。
(前にブログに記した「梅林ガイド」によると、梅林に植わった梅の(園芸)品種は27種プラスアルファで、本数は88本とのこと)

結論からいえば、花の香りは一瞬感じるほど微かだった。この時期の「ロウバイ」の花のように濃くもなく、すっと消えていく。それは、澄んで微かに漂う貴重なものかもしれない。

竜眠枝垂れ(写真左)、紅千鳥(写真右)
写真は、梅の木を中心に人々が後ろに映っているため、木が大きく見えるがそれほどでない。
・「竜眠枝垂れ(りゅうみんしだれ)」について、「梅林ガイド」に「野梅性一重  大きな枝振りの枝垂れ梅。やや遅咲きで白色大輪。」とあり、めずらしい枝垂れ具合が特徴。
・「紅千鳥(べにちどり) 」について、同じく「紅梅性一重  江戸時代から花梅の代表的品種。遅咲き鮮紅色中輪でよく旗弁ができる。」とある。旗弁(きべん)は「蝶形花(ちょうけいか)の上方にある1枚の花びら。旗を立てたような形をしている」(Google AI Bard)というが、素人目にはよくわからない。ただ豪華に紅梅が咲くのを見る。