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2024年1月31日水曜日

コサギと自然観察園

1月最後の31日の昼どき、快晴、気温 11.5℃ の中を、防寒着を重ねて公園へ出かけた。つい早朝の野鳥観察時の外気と早とちりしてしまった。そんな昼間の公園を厚着して巡った結果、後悔することになる。
(ちなみに、気温は上がりつづけ、最高気温は 14.6℃/15:24 だった)

日射しが強くじわじわと汗ばんだ。公園に着いたとき、自動販売機に思わず駆け寄って、冷たいジュースを飲んで一息つく。

今月(1月)に入って、雨降りは3回(1/13、1/20~21)しかなく、公園を横断する小川は、水量が減り、川底があちこち露わになるほどだ。公園併設の「自然観察園」にある池も、5池のうち、2池が涸れかかっていた。

コサギ
水量の乏しい小川は、露出した川底を縫うように流れていた。そんな川筋に、見るからに小型な「コサギ」を見つけた。いつもの探鳥会では、「ダイサギ」か「アオサギ」と出逢うことはあるが、コサギとは久し振りだ。

(本ブログ関連:”コサギ”)

太陽光に真白に照らされていた。用心深く、水中の小魚を探して捕食する様子を観察できた。透明の川底につかった足先の指が黄色く見えて、コサギの特徴を確認した。


スイセン(写真左)、セツブンソウ(写真中央)、ウメ(写真右)
・自然観察園の下草は、刈られたようで、広く見晴らしがよい。「スイセン」の最盛期は1月といわれたが、月末に来たため、数えるほどの株しか見られない。白い花の群生を鑑賞するには・・・遅すぎたようだ。
・園の入口に配置の「花だより」*は、来月2月版に替わっていた・・・植物イラストに「セツブンソウ」が描かれている。小さな白い花(5枚の花弁は花弁状の「萼片(がくへん)」)の中心に淡紫色の「雄蕊(おしべ)」が多数あって、白色と淡紫色のコントラストが美しい。
(*)花だより: 1月版と同様、2月版も野草の冬越しの姿(ロゼット型)の紹介が中心。
・園内の東奥に満開の「ウメ」の木がある。梅の独特な枝振りを飾るように、しっかりと白い花を咲かせている。