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2023年6月7日水曜日

Google AI Bard、ChatGPT 紫式部と清少納言の当時の人気具合

AI自然言語処理のGoogle AI BardとChatGPT(ともにお試し版)に同じ質問を投げかけ、どのような回答が得られるかを試してみた。質問は、「平安ガールフレンズ」(酒井順子著、単行本・文庫本)の話題から軽い気持ちで、<紫式部と清少納言の当時の人気具合> をたずねてみた。

(本ブログ関連:”Bard”、”ChatGPT”)

Q.平安時代の紫式部と清少納言はライバル関係にあったようですが、どちらが当時のひとびとに好まれたのでしょうか?

Google AI Bard
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A.平安時代の紫式部と清少納言は、当時の貴族社会で高い地位を築いていた女性です。二人はどちらも優れた文学者であり、当時の人々から人気がありました。しかし、二人の関係は複雑で、ライバル関係にあるとも言われています

当時の人々がどちらを好んだのかは、はっきりとはわかりません。しかし、二人の文学作品の人気から考えると、紫式部の方が好まれたのではないかと思われます。紫式部の代表作である『源氏物語』は、現在でも世界中で愛読されている古典文学です。一方、清少納言の代表作である『枕草子』は、当時の人々の生活や文化を生き生きと描いた作品ですが、現代の人々にとっては少し読みにくいかもしれません。

また、紫式部は藤原道長の側室*であったため、当時の貴族社会ではより高い地位にあったと考えられます。一方、清少納言は藤原道隆**の娘であったため、紫式部ほど高い地位にはなかったようです。

このように、当時の人々がどちらを好んだのかは、はっきりとはわかりませんが、紫式部の方が好まれたのではないかと思われます。
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(*)紫式部の「紫式部日記」に、言い寄られたという記述(道長との和歌贈答)があるそうだが、側室とはいえないよう。

(**) 清少納言は、歌人の家系として知られる中流の貴族(受領階級)の出で、父は清原元輔(きよはらの もとすけ)、祖父(曾祖父?)は清原深養父(きよはらの ふかやぶ)であって、上流貴族の藤原道隆(清少納言が仕えた中宮定子の父)は誤り。



ChatGPT
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A.平安時代の紫式部(むらさきしきぶ)と清少納言(せいしょうなごん)は、ともに女流の文学者であり、『源氏物語』という名作を著したことで知られています。彼女たちの間に直接的なライバル関係があったかどうかははっきりしていませんが、両者は同時代に活躍し、それぞれの作品が時代のひとびとに愛されたことは事実です。

紫式部は『源氏物語』を書き、これは平安時代の貴族社会を背景にした物語であり、美しい言葉遣いや繊細な描写が特徴です。『源氏物語』は当時から高い評価を受け、後世にも多大な影響を与えました。紫式部の文学的才能とその作品の魅力は、多くのひとびとに好まれたことが伺えます

一方、清少納言は『枕草子』という作品で知られています。『枕草子』は、清少納言自身の日常生活や思考を綴った随筆的な作品であり、当時の女性の感情や生活の様子を描いたものとして注目されました。清少納言の作品は直接的な物語性がなく、個人的な思考や感情に焦点を当てたものでしたが、その独自のスタイルと深い洞察力が評価され、多くの読者に支持されました。

したがって、紫式部と清少納言はそれぞれ独自の文学スタイルを持ち、異なる視点から作品を発表したため、好まれる傾向も個人の好みによる部分があります。しかし、紫式部の『源氏物語』がより広く知られ、後世に多大な影響を与えたことから、当時のひとびとにおいては紫式部がより一般的に好まれたと言えるかもしれません。ただし、清少納言の作品も一定の支持を受け、後世においても高く評価されています。
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高校生のレポートなら、ChatGPTによる回答が無難そう。Google AI Bardは合点のいかぬことを滑らせてしまったようで・・・。
一方、「平安ガールフレンズ」の作家は清少納言がお気に入りだし、文庫本に付録の対談の歌人は視座を固めてしまっているようだし・・・。

まあ、そうなんだろうな・・・といった感じ。やってみただけ。