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2023年1月20日金曜日

大寒 2023

きょうは、二十四節気の「大寒(だいかん)」。一年で寒さが最も厳しいころをいう。東京(東京観測所)の平年(1991年~ 2020年)の最低気温は1月が一番低く、日ごとに見ると 1月18日~1月28日の間に最も低い 1.1℃ がつづく。大寒は、この期間におさまっている。ちなみにきょうの東京の最低気温は、3.9℃(05:28現在)で少し緩い。

(本ブログ関連:”大寒”)

中学時代の合唱曲「おじいさんの家」(きさらぎゆき作詞・川口晃作曲、1964.5?)は懐かしく心に残る。歌は「南天の木の奥の わらぶき屋根に ・・・」で始まる。

(本ブログ関連:”おじいさんの家”)

先日(1/15)の自然観察会で、「ナンテン(南天)」の木の高さを教えていただいたが、その低さに驚いた。上記の合唱曲の記憶から、ナンテンの木とわらぶき屋根を同じ目線、同じ高さでイメージしていたからだ。本当は、目元にある常緑低木のナンテンの木(0.3~1m)の上越しに、お爺さんの家のわらぶき屋根を見上げるというのが、歌詞の正確な理解になるのだろう。

この時期、小鳥たちの種類が増える。野鳥図鑑に可愛らしい「ジョウビタキ」や「アオジ」などの小鳥が載っている。しっかりと細部を描いた絵図や、鮮明な写真を見ると、寒い中にも出会いたくなる。
フィールドに出てみれば、鳥たちの動きは実際素早く、瞬時に識別できない。飛び方、鳴き声なども承知してないと同定は難しい。ベテランの方に教えられた先にある木の枝にとまっているのを、双眼鏡で観察できたとき、ようやく野鳥図鑑の記憶が戻ってくる。