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2022年3月16日水曜日

地震(福島県沖)

深夜、PC利用中に「緊急地震速報 by Extension」のアラーム音が鳴った。まさかと思いながら、なぜか部屋を見まわしているうちに、揺れが始まった。小さな波が次第に強さを増して押し寄せてきた。いやな思いがした・・・まさに、11年前のそのそれだ。

地震は家屋をきしませるように揺らす。これがいつまで続くのか不安になるが・・・、無力だ。ただ任せるしかない。やがて、これがピークと願うころ、揺れはすっと引いていった。

気象庁の「震源・震度情報」(発表日時: 2022/03/16 23:40)によれば、
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・震源: 福島県沖
・検知日時: 2022/03/16 23:36
・深さ: 60Km
・M(マグニチュード): 7.3
・最大震度: 震度6強
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東京23区は「震度4」、東京都多摩地区は「震度3」(=体感として「震度4」)とのこと。

テレビをつければ、各局とも地震特番の臨時放送に切り替わって、津波注意報(予想高さ:1m)、原発、停電、交通などの情報を伝えた。
都内各地で停電が発生しているが、わが家の地区は幸いなことに明かりがついている。


(追記)
・気象庁 報道発表(令和4年3月17日01時30分 地震火山部)
  「令和4年3月16日23時36分頃の福島県沖の地震について」
    https://www.jma.go.jp/jma/press/2203/17a/kaisetsu202203170130.pdf

・気象庁 「緊急地震速報(警報)発表状況」(抜粋)
    発生日時                 震央地名     観測最大震度
    2022/03/16 23:45         (福島県沖) 4.9 ---
    2022/03/16 23:36         福島県沖 7.3 6強
    2022/03/16 23:34         福島県沖 6.1 6強

社日(しゃにち)

季節のポイントを知るために暦日が設けられている。ブログでフォローしているものに「二十四節気」や「節句」がある。それ以外に「雑節」があって、記したりしなかったりしている。雑節のひとつに「社日(しゃにち)」があって、きょうに当たる。

社日は、Wikipediaによれば、春と秋にそれぞれあって <産土神(うぶすながみ:生まれた土地の守護神)を祀る日> とされている。春には新しい芽吹きがあり、秋はそれらを収穫する。そんな自然の営みを支える、大地の守護神に感謝するのは当然のことであるが、農作業を通じて実感する機会がないものには、言葉でしか理解できない(残念ながら)。

きょう、初詣に参拝した小さな社へ参った。境内には社日の特別な様子はなかった。祭神に対してみなの平安を願った後、春になると白い花を咲かせる「コブシ」を眺めに公園へ行った。「ハクモクレン」と違って、すべてにおいて小振りな感じがする、おとなしい樹だ。

(本ブログ関連:”コブシ”)


西日がまぶしい。水涸れしつつある小川の土手に、カルガモの群れがひと休みしていた。やおら一斉に動き出した。彼らが何をするのか聞くのを忘れた。日向と日陰の寒暖の差がやはりきつい、おまけに風が強い。