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2021年11月27日土曜日

野鳥観察(24)

先月末(前々回)の野鳥観察(探鳥会)を、膝の痛みで途中脱落して以来一度休んだものの、きょうは何としても参加したく出かけた。念が通じたのか、起床時に足の動きがスムーズに動いたからだ。

集合場所に生えた雑草は、露に濡れて濃い緑色した葉を、朝陽に輝かせていた。ほぼ5週間振りの参加となり、辺りがすっかり紅葉した景色に変わったのに驚く。多分、朝の光のうっすらした色合いがフィルターのような効果をもたらしたからかもしれない。

そんなわけで、いざ出発して森に入ると、黄葉した樹々の葉を透かして朝陽がさしてくる。早朝だからこそ経験できる、一瞬のパノラマ(むかし風にいうと、総天然色シネマスコープ)を見ることができた。


園内をほぼ一周して出発地点に戻るとき、小川に沿った小道をモミジの紅葉が覆っていた。驚くほど鮮やかさで、以前、遠くから眺めたときの受けとめ方と大きく違う。それは、まるで上空に紅を散らしたようだった。


今回も十分な体調でなく、みなの後を追うといった態で、記録に乏しいものになったが、ベテランの方の話しを聴きながら、見たもの・知ったものも補い次に記す。
・ヒヨドリ: 樹間を飛ぶ姿を見た(鳴き声も聴く)
・メジロ: 随分遠くを2羽が飛ぶ(教えていただいて・・・)
・シジュウカラ: 声はすれども(教えていただいて・・・)
・ツグミ: 太い枝の上で動かずにいるのを、目視・双眼鏡の両方で観察できた
・ハクセキレイ: 本当に人慣れした小鳥で、歩く人の前に舞い降りては遊ぶよう
・カルガモ: 小川の水面に・土手に18羽まで数えられたが(最終的に30羽カウントされた)

結局、膝をかばいながら遅れて付いて行くことになった。次回は、別の場所でも観察を予定されているようだが、膝痛関係者はここに留まることになるだろう。

2021年11月22日月曜日

小雪2021

二十四節気の「小雪(しょうせつ)」、まだ雪の気配はないものの、昨夜来の雨で冷えたのか早朝の冷え込みに寒さがひたひたと迫るのを感じる。ちなみに、昨日の最高気温14.5℃に対し、きょうは予報(19℃)とちがって16.6℃と下回った。今後はこれ以降下り進むようだ。

(本ブログ関連:”小雪”)

<小雪>の文字のイメージから雪降る景色が浮かぶが、Google検索のトップにWikipediaの二つが表示されていて、二十四節気の「小雪」よりも、伝統的な日本の女性美を感じさせる女優の「小雪(こゆき)」さんが優先されている。むべなるかな。

(本ブログ関連:”女優の小雪”)

昨日の「植物観察会」へ参加したかったが、膝の痛みで観察の列から遅れるのではと気をもんでしまい結局欠席したが、次回の探鳥会には復帰したいと思っている。

ところで、Wikipediaの解説で初めて知ったことだが、小学唱歌の「」(1911年:明治44年)について、
・歌詞の「1番と2番を間違えて歌ったり・・・」する人が多いという。まさに私もそうで、2番から歌い始めていた。
・歌の始まりの「雪やこんこ」を、私は「雪やこんこん」と歌っていた。
・この歌の「作詞者、作曲者ともに不詳」とあるが不思議なことだ。

(本ブログ関連:”雪やこんこん”)

2021年11月20日土曜日

(地震)東京都23区

朝方、なにかを感じた次の瞬間、ドドと部屋が揺れた。いきなりの地震だ。先行き不安になったが直ぐに止んだ。急いでテレビをつけ、地震情報を探したが関連テロップが出ない。ようやく、NHKの番組画面に地震速報が表示された。震源が「東京23区」というのだ。

気象庁の地震情報サイト地図上で、震央場所を探した(下図)。それは、杉並区のJR西荻窪駅の近辺ということになるが・・・。震源の深さが100Kmというのも気になる。幸いあっという間のできごとで、当地の震度は「2」に過ぎなかった。体感もそんなものだろう。

気象庁:「震源・震度情報」(2021年11月20日09時01分発表)
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地震の発生日時:11月20日08時57分頃
震央地名:東京都23区
深さ:100km
マグニチュード:M4.6
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■日本気象協会のサイト
同サイトに、2008年以来の「東京都23区を震源とする地震情報」がある。
https://earthquake.tenki.jp/bousai/earthquake/center/350/
・マグニチュードについて、今回「M4.6」の次のクラスにあたる、2010年5月9日の「M4.0、深さ約40km」の震央が、今回と同様(北緯 35.7度、東経 139.6度)だった。・・・ということで他の事例も参照したところ、みな同じだった。これってなんだ?


(付記)
きょう、駅近くの歯科で治療してもらった足で近隣駅の大型書店に行った。足をとにかく動かしたいためもあるが、野鳥の写真をながめたいという思いもあった。次の二点を購入した。
・雑誌「BIRDER」(12月号)、特集「”映える”野鳥写真を撮りたい!」
   巻頭の「紅葉に映える鳥たち」(江口欣照)は、まさに色あざやかな日本の秋を背景に美しく鳥たちを浮き彫りしている。
・写真集「庭や街で愛でる野鳥の本」(大橋弘一、山と渓谷社)
   77種類の野鳥をできるだけ原寸表示している。双眼鏡の彼方にある野鳥もまじかで見ればその大きさの意外さに驚く。

2021年11月18日木曜日

久しぶりに観察園

きょうの膝注射は痛かった。2週に一度の通院が次第に気が重くなりそう。他に膝の痛みを抑える方法はないものかとYoutubeを探すと、腿(もも)や脹脛(ふくらはぎ)の筋肉のこわばりを鎮めるストレッチが紹介されている。日ごろ家にいるときは足をこまめに動かしたり、ストレッチしたりしている。
(今まで気が付かなかったことだが、深夜テレビの通販広告に膝痛対策の飲み薬がオンパレードなのだ。世の中けっこう膝痛で困っていると知った次第)

注射した帰り道、足をもっと動かそうと公園併設の「自然観察園」へ行く。どんよりした空模様、少し肌寒い。例によって、観察センターに寄り、配布の「11月の自然観察園の花だより」を片手に園内を巡った。

シロハナアブラギク
一昨年の11月にも観察したが、今回の写真は前回よりよく撮れていると自賛してしまう。
(本ブログ関連:”シロハナアブラギク”)


アワコガネギク
今回、写真がうまく撮れていない。一昨年の11月に観察したときの写真の方が鮮明。
(本ブログ関連:”アワコガネギク”)

シロヨメナ
今回、写真がうまく撮れていない。一昨年の10月に観察したときの写真の方が鮮明。
(本ブログ関連:”シロヨメナ”)

シュウメイギク
観察センターで教えてもらった。Googleの写真検索ではいずれも花弁が幅広く見えるが、Wikipediaや図鑑「野草ハンドブック・3」(冨成忠夫、山と渓谷社)に掲載の写真では細長く分かれて見える。キクの名があるが「アネモネ属」の仲間で、むかし中国からの外来種とのこと。花の色はもっと赤みが強い。


アキノタムラソウ
今年の9月に参加した玉川上水緑道観察会で紹介されたが、当時ひざが痛くて忘れかけていた。薄紫色の小さな花弁が並ぶ、とても地味な感じのする花。ひっそりとしたたたずまいに万葉集にとりあげられそうと想像をするが、そうでもないようだ。



公園の紅葉
公園を見渡して紅葉を楽しめる場所。紅、黄に木々が染まり、それを常緑樹の緑が際立たせる。陽射しが鈍いあいにくの空模様だったが、小川にカルガモの群れが元気に泳いでいた。2羽のペヤ、あるいは4羽、近くの水が溜まった水田では3羽と、あちこちで見かけた。
小川にサギが一羽飛来した。ダイサギを見たとの情報をいただいている。口ばしが黄色、脚が黒色だ・・・ただ随分と小さく見えた。

2021年11月7日日曜日

立冬 2021

二十四節気の「立冬(りっとう)」、冬の気配を感じるころなれど、最高気温20℃に迫る日がつづく。このまま暖冬かと思いきや、気象庁の<2021~2022年冬>の予報では、4:3で寒くなりそうとのこと。まあ、先行きは分からぬが・・・。

(本ブログ関連:”立冬”)

冬になればかわいらしい唱歌があって、これまでいろいろとブログに記してきたが、今回はちょっと乙に構えて江戸気分にひたってみよう。「江戸端唄集」(倉田喜弘 編。岩波文庫)に、冬の夜に降る雪を境に男女の恋情をうたう「わがもの」がある。

(本ブログ関連:”唱歌 冬”、”端唄”)

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一九 わがもの

我ものと  思へばかろし  かさの雪  恋の重荷をかたにかけ  いもがり*ゆけば  冬の夜(よ)の  川風寒く千鳥なく  待(まつ)身につらき  置(おき)ごたつ  実にやるせが  ないわいな
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(*)いもがり: 女性の許(もと)

SPレコード「勝太郎市丸十八番集」(ビクターレコード)から:
「わがもの」 歌:市丸、三味線:才香、番号:KI-1、mat:9427、発売:1938年、区分:端唄
(参照)78Music: http://78music.jp/victor.html

ラジオ世代にとって、市丸の歌声をいつか聴いていたかもしれない。
(Youtubeに登録のkotyavideoに感謝)

(付記)
上記の端唄に出てくる「千鳥」については、よく紀貫之の和歌が参照されるが、俗謡に踏み込まない範囲で、同志社女子大の吉海直人教授(日本語日本文学科)が、掌文の<教員によるコラム>で触れられている(2017/11/16)。
https://www.dwc.doshisha.ac.jp/research/faculty_column/2017-11-16-09-40

2021年11月5日金曜日

(雑談)レシートの効用

私用で飲食や買い物をした際に、店のレジでレシートを必ず受け取るようにしている。以前は、家計簿をつけるわけではないので、不要と思い断ったりしたが、最近、レシートに思わぬ効用があるのに気付いた。

若いころ、その日の自分の行動を漏れなく思い返せたものだが、歳をとると、ひとつでも曖昧な点あると不安というか自信がなくなる。それを防ぐ手立てをしてくれるのがレシートだ。
どんな買い物(コンビニや文具店など)でも、レシートには、店名と日付・時刻、そして商品名などが記載されている。それを帰宅して見直せば、その日の行動を再確認できる。行動の意図の整理立てにもつながる。(もちろんレシートを発行しない交通機関のケースもあるが)

ところで、わたしは一日の記録(行き先や順番)を、ポケット手帳にメモ書きしている。さらに連用日記に雑感を記している。別途、ブログに諸々のテーマをもって登録している。これらのルーチンが途切れないようにするため、レシートは具体的で必須の記録(資料)になる。

残念なことに、新型コロナ騒動で外出がままならなくなって、自宅に籠っている日が増えて、家の中でレシートの役割をするものがない・・・どうしたらよいのだろう。

2021年11月1日月曜日

(地震)茨城県北部、「衆議院選挙」

早朝、目が覚めてしまい、PCの前に座って昨日の「衆議院選挙」情報を見る。このところ、事前投票しているので、選挙結果についてのんびり気分でながめているのに気づく。それでも、一部選挙区で意外な当落選があったりして興味を引く・・・ネット時代を反映したうねりというか、新陳代謝を感じる。

(今回の選挙結果について、メディアがどのようなスタンスで報道するか関心がもたれる)

そのとき、うっすらと揺れが続くのを感じた。直感的に、こんなもの(この程度)だろう、先行き激しく増幅することはなかろうと思った。

気象庁によれば、震源は「茨城県北部」。茨城県北部一帯(東海村周辺)が最大震度「4」、当地の震度は「2」とのこと(体感では「1」に近い「2」といった感じだ)。

気象庁:「震源に関する情報」(2021年11月01日06時17分発表)
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地震の発生日時: 11月01日06時14分頃
震央地名: 茨城県北部
深さ: 60km
マグニチュード: M5.2
最大震度: 4
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