新型コロナ騒動で休会していた毎週水曜日開催の「健康体操教室」が今月に入って久しぶりに再開された。騒ぎが少し沈静したように見られたからだ。しかし、初回の1回だけ参加したものの、結局その後を休んでしまった。新型コロナの第2波が、前回以上に猛威をふるってきたからだ。
新型コロナの第2波の感染は、若者~中年層が中心になって数を増やしている。ウィルス自体も変化が見られるようだ。私にしたら外出を極力ひかえ、ひたすら身を隠すように家にこもる他ないのが現状だ。感染後、医療による手当はありがたいが、それ以前にウィルスに近づくかどうかは自己判断だ。
コンビニで購入した「夕刊フジ」の記事を見て恐ろしくなった。日本医科大学特任教授の北村義浩氏によれば、新型コロナは「
60歳以上が感染した際の症状の悪化度合いは、突如年齢が20歳高くなるようなイメージだ。『玉手箱ウイルス』といってもいいと思う」というのだ。
夕刊フジ(zakzak)
「感染すると突如『20歳』老化する!? 新型コロナは『玉手箱ウイルス』 - 日本医科大北村特任教授が警鐘」(2020.7.29)
https://www.zakzak.co.jp/soc/news/200729/dom2007290005-n1.html
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東京都や大阪府、愛知県など全国で感染爆発状態の新型コロナウイルス。これまでは重症者数や死者数が多くないが、日本医科大学特任教授の北村義浩氏(感染症学)は、
新型コロナに感染すると約20歳も老化したかのように症状が悪化することから、昔話の浦島太郎になぞらえて「玉手箱ウイルス」と名付け、高齢者に警戒を促している。
28日の東京の新規感染者数は266人と高止まりし、大阪が155人、愛知が110人で、1日の感染者としては過去最多となった。岐阜県、京都府、沖縄県でも最多を更新した。
感染者数が増加する一方、東京の同日時点の重症者数は21人。じわじわと増えてはいるが、4月末に100人を超えていたのと比較すると少ないのも事実だ。
重症者について北村氏は、「『現時点で少ない』というところまでは正しいが、『今後も大丈夫だ』『医療は逼迫(ひっぱく)しない』との見方は認識不足だと思う」と強調する。
北村氏は「
第1波では60歳以上の人の重症化率は15%だったが、現状ではそれよりも低下していると指摘する専門家もいる。
陽性確認から重症化までの時期も、以前は1週間から10日だったのが、最近では2週間以上に遅れており、
ウイルスの弱毒化や
医療の進歩、経験値の上昇を指摘する声もみられる」という。
それでも死者数や重症者数について「これから増える可能性がある」と北村氏。「
東京都でも60歳以上の感染者は7月以降増えており、それぞれ2週間後の8月半ばまでには重症化する人が増加すると想定できる」というのだ。
やはり懸念されるのが、高齢者の死亡・重症化リスクだという。北村氏は、「
20代の健康な若者にすれば『ただの風邪』で終わることもあるが、
60歳以上が感染した際の症状の悪化度合いは、突如年齢が20歳高くなるようなイメージだ。『玉手箱ウイルス』といってもいいと思う」と指摘する。
熊本県では高齢者施設でクラスター(感染者集団)が発生したほか、
20~30代の若者が無症状のまま高齢者に感染させる恐れもある。地方自治体は
不要不急の外出自粛なども呼びかけるが、政府は緊急事態宣言の再発令には否定的だ。
感染対策と経済復興は両立できるのか。北村氏は「感染を抑止するには、波が来た瞬間にロックダウン(都市封鎖)するのが一番いいが、経済は疲弊してしまうので両立は難しい。マスクや手洗いだけでなく、接触確認アプリ(COCOA)の活用や検査の充実も重要だ」と述べた。
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