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2020年7月22日水曜日

ワルナスビ

国分寺崖線にそってある公園を東西につらぬく小川の土手が、ふたたび雑草に覆われてきた。一昨日(7/20)出かけたところ、今年の2度目の草刈作業が始まったようだ。まだ刈り取られていない雑草の中に、遠目に爽やかな白い小さな花がいくつも咲いている。近くによって見れば、茎に棘があって手繰り寄せるのに少々難儀な草だ。

次の写真のようにカメラにおさめて、帰宅してGoogle画像検索したところ、結局「ナス科植物(Solanaceae)」に至ったが、それから先に進まない。

写真の花は白色だが、淡紫色が多く見られた
そこで、ポケット版の植物図鑑「日本の山野草」を開くと、まさにぴったりなナス科植物「ワルナスビ」に出くわした。

合わせてWikipediaで「ワルナスビ」を参照すると、「たちが悪い」毒性の植物で「外来生物法により要注意外来生物に指定されている」という。家畜にとっても、子どもたちにとっても要注意な野草のようだ。

あらためて、今日(7/22)、公園にある自然観察センターに出向いて確認したところ、変な名前ですねと笑いながら「ワルナスビ」であると教えていただいた。

ところで、おどろおどろしい「要注意外来生物」に指定されているが、「2015年3月26日をもって廃止され、『生態系被害防止外来種』に変更された」そうだ。とはいえ「侵略性が高く、我が国の生態系、人の生命・身体、農林水産業に被害を及ぼす又はそのおそれのある外来種」に変わりない。