ブログ本文&資料

2019年6月15日土曜日

ザ・カスケーズ「悲しき雨音」

一日中、雨が降り続いた。夜が更けるとともに梅雨寒は深まり、夜半10時過ぎの東京都心では 16.8℃ までさがったという。どうりで素足が冷えるわけだ。

いつまでも止まぬ雨音に、いささかうんざりしたとき、からっとした気分になりたいものだ。

昔のアメリカン・ポップの日本語タイトルには、なせか「悲しき~」が多かった。その中から雨の日に合わせるなら、ザ・カスケーズの「悲しき雨音(Rhythm of the Rain)」(1962年 US)がぴったりだろう。当時は、歌詞の意味に関心なんてなく、ただ出しの雷鳴と雨音が気分を盛り上げていた気がする。

(本ブログ関連:”悲しき雨音”)

アメリカ人も、雨にはおセンチになるようだ。不思議なことに、慣れてくると雨音が消えて、やがて雨粒が一粒ひとつぶ見えてくるよう。そこには消えてしまった恋を懐かしむ、ひとりぼっちのアンチャンがいる。


(Youtubeに登録のcrossking24に感謝)