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2018年12月25日火曜日

ロイターの「平成を象徴する出来事は」

平成に入ってさまざまな出来事があった。いくつか思い出すが、それがどんな順番だったのか、いつごろのことかなど漠然としている。記憶が曖昧なのか朧なのか。年末に、ニュースメディアの各社は一時代の「まとめ」記事を掲載することだろう。

現在、「ロイター 」はニュース記事の最後に、アンケート調査「ロイター オンライン調査 - 平成を象徴する出来事は」があって、平成元年から平成29年までの出来事を例示している。その中から、(ラジオボタンなので)一つだけ選ぶことになる。途中経過だが、「投票結果を見る」ことも可能だ。

私にすれば、何といっても、平成23年(2011年3月11日)の「東日本大震災」が平成の大事件といえる。合わせて、福島原子力発電所の事故も忘れられない。

(本ブログ関連:”東日本大震災 ”、”原発”)

また、世界史的に見れば、第2次世界大戦後の世界を支配した東西冷戦構造に終結をもたらした、平成3年(1991年)の「ソ連崩壊」だろう。米ソ冷戦による東西の壁という大きな矛盾は、実は小さくて重層的な矛盾を覆い隠していた。上位の矛盾を取り除くと、その下に更に無数の矛盾があふれ出し、収受が付かなくなる。今まで、ひとびとは、いずれの矛盾にも最適解を持ったためしはない。

来年から始まる新しい世界がどうなるのか、時代を決めるのは誰なのか。歴史は繰り返すとしかいいようがない。パッチを当てただけで、アップグレードとかバージョンアップしたというのだけは避けたいものだが・・・。