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2018年6月3日日曜日

金井宣茂宇宙飛行士の帰還

JAXAの金井宣茂(かないのりしげ)宇宙飛行士(海上自衛隊医師出身)は、ISS(国際宇宙ステーション)第54次/第55次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして、2017年12月17日~本日2018年6月3日まで(168日、約6ヶ月間)滞在した。

(本ブログ関連:”金井宣茂宇宙飛行士”、”宇宙飛行士”)

本日午後9時39分(日本時間)ごろ、ソユーズ宇宙船(53S/MS-07)は、カザフスタンの草原に着陸した。(計画は午後9時40分)

(ISS長期滞在概要)
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・ソユーズMS-07宇宙船(53S): 2017年12月17日 午後4時21分(日本時間)
・ISSへのドッキング日時: 2017年12月19日 午後5時39分(日本時間)
・ISSからの着陸日時: 2018年6月3日 午後9時39分(日本時間)ごろ
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産経ニュースの記事(6/1)に、「先月31日に行った地上との最後の交信イベントでは『宇宙は別世界ではなく、人間が活動領域を広げた海や空と同じ。地上の延長として仕事をしてきた』と実感を込めて語った。」と報じられている。宇宙が、着々と現実世界になりつつあるわけだが、宇宙への夢は尽きることはないだろう。

それにしても、ロシアのソユーズ帰還技術の安定感、なんて素晴らしいことだろう。普段通りに見ていて驚く。

普段がいい

近所の公園を横断する小川を、昼下がり、段差の付いた少しばかり高い位置から写真に撮ってみた。とりとめもない、草むした河原がのんびり広がる。

撮影場所の背後には遊歩道があり、その傍に並ぶベンチに座って写してみた。ごくありふれた、初夏の河原だ。(実は。図書館の帰り道、リラックスしようと寄ってみた)

草繁る河原に低い潅木が並び、その奥(対岸)に直線の遊歩道が見える。小川はその間を、湧水を集めてちょろちょろと流れる。水音は風に消されて、なかなか届かない。

頬をなでる風に、手前の雑草が少し揺れる。遠くから、野球グラウンドの少年たちの声援が聞こえる。

遊歩道を散歩する親子連れ、スケボー遊びする若者、サイクリングを楽しむ年配者たちがときどき通る、そんな日曜の午後、初夏の陽射しいっぱい受けて時を過ごす。普段の景色に心が休まる。