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2018年6月3日日曜日

普段がいい

近所の公園を横断する小川を、昼下がり、段差の付いた少しばかり高い位置から写真に撮ってみた。とりとめもない、草むした河原がのんびり広がる。

撮影場所の背後には遊歩道があり、その傍に並ぶベンチに座って写してみた。ごくありふれた、初夏の河原だ。(実は。図書館の帰り道、リラックスしようと寄ってみた)

草繁る河原に低い潅木が並び、その奥(対岸)に直線の遊歩道が見える。小川はその間を、湧水を集めてちょろちょろと流れる。水音は風に消されて、なかなか届かない。

頬をなでる風に、手前の雑草が少し揺れる。遠くから、野球グラウンドの少年たちの声援が聞こえる。

遊歩道を散歩する親子連れ、スケボー遊びする若者、サイクリングを楽しむ年配者たちがときどき通る、そんな日曜の午後、初夏の陽射しいっぱい受けて時を過ごす。普段の景色に心が休まる。