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2018年9月14日金曜日

イ・ソンヒの「離別小曲」

秋といえば、紅葉と菊の花が想い浮かぶもの、もう少し先のことだが。公園に秋の風情を探したが、この時期はまだ、海水と川水が混じる汽水域のようで、風の向きで夏にもなり秋にもなる。

それでも今日は一日中、長袖で過ごした。秋の涼しさを、どうやら受けとめ始めたようだ。秋らしい風景を周りに探せば、栗林で大きく実った毬栗くらいだろうか。(先年、病気にやられた栗園の木々がすっかり回復したようだ)

夏を惜しみつつ、いつのまにか秋を受け入れている。秋が深まれば、夏は忘れがたい。わたしは、寒いのが苦手と何度もブログに記した。だから、これから涼しく、寒くなるのは気掛かりだ。(とはいえ、今年の夏の暑さには相当閉口した)

イ・ソンヒの別れの歌、12集所収の「離別小曲(이별 소곡)」(2001年、作詞クォン・ジンヨン、作曲イ・ソンヒ)を聴いてみよう。こちらは、もっと切実のようだ・・・Youtubeの映像はミュージックビデオのよう。(映像の最後に登場する、ある詩人の詩とどのような関わりがあるのか不明)

(本ブログ関連:”離別小曲”)


生きていくことが、とても辛いです
そばにはあなたが  いたのに
あなたなしに生きるなんて、一人になるなんて
思ってみたことないのに

残った人はそれでも  生きられるという
その言葉が、さらに苦しめます
こんなに会いたいのに  忘れることができないのに
残った私には  苦しい重荷なだけです

私に待てといわれるなら  ただこう生きろといわれるなら
それはとても残酷じゃないの
あまりにも会いたいのに こんな私を置いて行かれたのですか
愛してる 待てと いっておいて

生きていくことが  つらいのです
私に残ったあなたの  名残りだけで・・・
              ______     

一生いきていっても、遂げられぬ恋なのに
なぜ私には時間をくれなかったのですか
残ったものはもうありません
戻せるのなら、以前のように一緒にできるのなら

生きていくことが  つらいのです
私に残ったあなたの  名残りだけで・・・

生きていく痛ましさ  もういいわ
わたしも 今 あなたのそばに 行きます


(Youtubeに登録の무민に感謝)