西日本(九州、四国、中国、近畿方面)の大雨災害の後に、東京は暑いうだるような夏の陽射しが続く。日なたに出かけて驚くのは、たたみ掛けるような日射、熱波だ。逃げ場なく容赦ない暑さが襲ってくる。「暑さ」というより「熱さ」そのものだ。
この暑さを思い出に変えてしまえばいい。遠くに追いやれば、少しは忘れ、逃れられるというもの。そこで、懐かしい、日野てる子の「夏の日の思い出」(1950年)をYoutubeで聞いてみた。夏の歌と思っていたが、実は。夏を回想する場面が主要かもしれない。そうなると、歌は冬になる。夏の思い出はとっくに遠くなっていた。実際、この曲がリリースされたのは、1950年1月20日だったそうだ。
「夏の思い出」という言葉は、あまりにポピュラーで、いろいろな場面で使われているが、私の記憶にあるのは、日野てる子の「夏の日の想い出」の歌が一番である。実はもう一つ勘違いがある。彼女がハワイアン歌手ということと顔立ちから、沖縄の方と思っていたが、愛媛県松山市出身ということを今回初めて知った。
(Youtubeに登録のおおばじょうしょうに感謝)