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2017年12月19日火曜日

イ・ソンヒの「冬哀傷」

冬になれば、このブログで必ずとりあげる曲に、イ・ソンヒの 5集所収の「冬哀傷(겨울 애상)」(作詞:キム・ヨイル作曲:ソン・シヒョン、1989年)がある。彼女の美しく澄み切った声は、冬に、凍てついた傷心の女性を見事に歌いきっている、と同時に、この作品作りの背景に、いかにも若者らしい作詞家と作曲家による、ラーメン作りがきっかけになっていたという、そのアンバランス振りがついつい頭に浮かんでしまう。

(本ブログ関連:”冬哀傷”)

ファンは、この曲想をもとに、晴れ渡った青空と純白の大地といった、美しい冬の雪景色をバックに、この曲をYoutubeに登録するようだ。多分、女性の心情がなせるわざだろう。でも、コンサートで歌うイ・ソンヒの姿を聞きたいのが、おじさんの心情でもあるよ。


星明かりに澄み映える  私の悲しい顔よ
雁が鳴きながら  飛び去る  空を  見る

懐かしさ雪のように積もり  丘を転がり超えて
青い月明かり  降り注ぐ  私の空っぽの  庭に

風は木の葉を 吹きたてて  消えたが
なぜ痛く懐かしい小船は  私の胸に浮かんでいるのか

消すことが  できないのか
冬になるとよみがえる姿

青く冷たい  私の愛
凍ってしまった悲しい後姿

風は木の葉を 吹きたてて  消えたが
なぜ痛く懐かしい小船は  私の胸に浮かんでいるのか

消すことが  できないのか
冬になるとよみがえる姿

青く冷たい  私の愛
凍ってしまった悲しい後姿
凍ってしまった悲しい後姿


(Youtubeに登録の526apolloに感謝)