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2015年4月24日金曜日

星の花火

宇宙に対する関心は、星々の映像を見て楽しむ程度。「暗黒物質(dark matter)」とか、「ダークエネルギー」といった言葉にSF的なイメージを浮かべて何となくうれしくなる素人だ。

(本ブログ関連:”ダークマター”)

昔、「馬頭星雲」の不思議な似姿に息をのみ、「わし星雲」が赤ちゃん星を生み出す光景に驚嘆した。これらは写真があってのこと。特に後者の写真は、ハッブル宇宙望遠鏡のおかげだ。

宇宙は大きい。人間は宇宙の塵でできている。人はときに、宇宙の大きさに対して己の諸事の小ささを自省する。そのとき少々ストイックになるが、すぐに忘れる。ハッブルは、そんな私を呼び戻してくれる。

ハッブルが、1990年4月24日以来、宇宙の壁飾りを撮影し続けて25周年を迎えたと、東京新聞の記事「ハッブル25年祝う『星の花火』 NASAが画像公開」(4/24)は、次のように報じている。
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・【ワシントン共同】ハッブル宇宙望遠鏡の打ち上げから25年となるのを祝福し、米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は23日、夜空に開く花火のような星団の画像を公開した。

りゅうこつ(竜骨)座の方向にあって、地球から2万光年離れた「ウェスタールンド2(Westerlund 2)」*は、約3千の恒星が集まった天体。中心部には誕生から約200万年と比較的若く高温で巨大な星々があり、周囲のガス状物質の内部では新たな星が次々に誕生しているとみられている。

(*)「ウェスタールンド」は、スウェーデンの天文学者Bengt Westerlundの名にちなむ。

・全長約13m、重さ約11トンのハッブルは、1990年4月24日に米スペースシャトル「ディスカバリー」で地球を回る軌道に打ち上げられた。
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(Youtubeに登録のHubble Space Telescopeに感謝)