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2013年4月28日日曜日

結晶の世界

アフリカの奥地で、世界が結晶化する事件が起こり、そこに関わる登場人物や生き物たちが透明な硬質状の膜に覆われて結晶化していく・・・あるいは、ある病原体に感染したひとびとの血液がサラサラと顆粒状に結晶化する。

結晶の美しさは、規則性をもって析出したとき美しい・・・ことに透明で直線的な稜や等角な面があれば更によい。

アルプスの奥、氷河の上に転がった岩肌に、しっかりと根付いてきらめく水晶・・・辺りの雪景色から、これが氷の化石だと思っておかしくない。

わたしたちに"CO2"の世界があるように、"SiO2"の世界があってもおかしくない・・・だから、"Si"を体の構造に持つ生命体がいるのではと面白おかしく語った文章を読んだことがある・・・でも、体が硬いだろうというのがオチだったけれど。

そうだね、人間の体の中に石ができると困ってしまう・・・腎結石、尿結石、それに石頭。

(本ブログ関連:"結晶世界")