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2012年12月25日火曜日

KBS WORLD「国楽の世界へ」 国楽家族グループ「イラン」

KBS WORLD「国楽の世界へ」は、先週水曜日(12/19)に、人物シリーズ59回目として、国楽家親子であるムン・ジェスク(母)と二人の娘イ・スルギ、イ・ハニによる、国楽家族グループ「イラン」を紹介した。

・韓国のキリスト教伝来が1950年とはどういうことかと、韓国-Wikipediaを見ると、「1950~1953年韓国戦争(朝鮮戦争)以前に韓国クリスチャンの3分の2が北に住んでいたが、ほとんどが南に避難して来た。」との説明があるが、それ以前について触れていない。現代の韓国に焦点をあて、朝鮮戦争を基点にしているのだろうか。
・1500年前の新羅時代出土品に伝来を想像するのは、近代も古代も混沌とするようできつい。
・最後に1800年代末、朝鮮時代後期に伝わったとされたが、信頼性は別にしてWikipediaの「韓国のキリスト教」に記されたように、その歴史はもっと深いのではないだろうか。

・(母)ムン・ジェスク: カヤグムサンジョならびにビョンチャンの芸能保有者、民間風流音楽などの普及につとめ、梨花女子大学の教授として後輩たちの指導に当たっている。
・(娘)イ・スルギ(1981年生まれ): 国立国楽高等学校とソウル大学を卒業し、KBS国楽管弦楽団の団員として活動。
・(娘)イ・ハニ(1983年生まれ): 国立国楽高等学校とソウル大学でカヤグムを専攻。

国楽を土台としたキリスト教音楽というのは及びもつかない。とはいえ今様な音楽を楽しく聴かせていただいた。