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2011年4月1日金曜日

リアルな歌と感動

KBS WORLD日本語放送の番組「玄海灘に立つ虹」は、韓国の世情を親しく紹介する。特に、月曜日のアジュンマコンビ(マルコメのお母さん、ソウルのアリスさん)のトークは出色で、庶民生活から芸能界にいたるまでの話題を、「アジュンマの井戸端会」コーナーで歯切れよく解説してくれる。
同コーナーの「第144話 リアルな歌と感動を求む!」(3/28放送)では、歌唱力を競う最近の話題を次のように語っている。

・韓国ではいまサバイバル形式のオーディション番組が・・・放送され・・・。(Mnetの「スーパースターK」で)ひたむきに努力するアマチュア歌手たちの奮闘は、視聴者に「歌手にとって一番大事なのはルックスでもなくダンスでもなく、歌だ」ということを改めて認識させるきっかけになったのでしょう。
・(MBCの「私は歌手だ」は)番組の企画自体に賛否両論はありますが、歌で魅せて聴かせる(錚々たる歌手)7人の公演が素晴らしいというのは、視聴者の誰もが共感するところです。リアルな歌と、歌がくれる感動を改めてかみしめるようになった人たちがアイドル全盛の韓国の音楽シーンの多様性を広げてくれることを期待します。

韓国メディアでは、日本の韓流ブームとは違う波が先立っているようだ。歌唱力の見直しであり、聞く側の見直しなのだろう。

(本ブログ関連:”オーディション”、”スーパースターK”)

(付記)
朝鮮日報の日本語版に、「インタビュー:かわいすぎる九尾狐<クミホ>、シン・ミナ()/()」(4/1)が掲載されている。主人公で、テウン(イ・スンギ)の相手役になる、九尾狐(クミホ)を演じるシン・ミナとのインタビューである。役者として真摯な娘さんだ。インタビュアーが、彼女からイ・スンギのことも聞き出そうとしているのが可笑しい。

(本ブログ関連:”狐の嫁入り”:日照り雨、天気雨、Fox Rain、여우비←画面右下の「前の投稿」も)


(付記)
・栃木の鉱物の会からハガキが届いた。今の事情を鑑みて、4月予定の鉱物採集会を延期する通知だ。
・韓国語教室の授業の終わりに、ひととき談話の時間があるが、このところ地震災害のはなしが絶えない。みな不安を隠しようもない。早い復興を祈るのみだ。