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2011年7月29日金曜日

ソウル国立国楽院の雨被害

ソウルの豪雨は大変な被害をもたらしており、中央日報(7/27)によれば、国立国楽院も影響を受けたと次のように報じている。
・27日午前、ソウル瑞草区(서초구)牛眠山(우면산)で土砂崩れが発生し・・・瑞草区だけでこの日、方背洞の田園村をはじめ、瑞草区民会館裏、牛眠山トンネル、国楽院など8カ所で土砂崩れの申告があった。

連合ニュース(7/28)は、国立国楽院の被害状況を更に詳細に次のように伝えている。
・国立国楽院も27日に続き28日と29日公演を全部取り消した。国立国楽院は前日地下電気室が浸水されて、停電になり、・・・ (同)関係者は「現在、軍人300人余りと共に広場前の土砂と石ころ、木などを片づけて、電気室も復旧中」・・・。この関係者は「牛眠山に近い(併設の)博物館の場合、押し寄せた泥で窓が割れて最も被害が大きかったが、幸いにも遺物は、あらかじめ他の場所に移した状態なので被害はない」と伝えた。

国立国楽院の背後にある牛眠山から直接の被害だったのだろう。Google mapで同地を見るとわかるが、山裾に多数の高層アパート(マンション)も林立している。環境はとても良さそうに見えるのだが。なお、牛眠山は293mの低山なため、平易なハイキングコースが多数開発されているようだ。

いつか国立国楽院を訪れて、国楽演奏を聴く機会を持ちたいと思っている。