ブログ本文&資料

2009年6月30日火曜日

イ・ソンヒの影響力は続く

以前の記事だが、京郷新聞(5月8日)の「イ・ソンヒの影響力は続く」によれば、マーケティング調査機関「リースPR研究所」が、最近1ヶ月間に全国5大都市の13~65才の男女1,334人を対象に行った芸能人人気集計の結果、イ・ソンヒが高い人気を競っていることに関心を呼んでいる。
・女性歌手の1位は少女時代(소녀시대)で、イ・ヒョリ(이효리)が3位、ソン・ダンビ(손담비)が7位、その後に続いて、イ・ソンヒがボア(BoA)とともに共同9位を占めた。10位圏内に入った歌手の中でイ・ソンヒは最古参歌手である。イ・ソンヒ側は、「このように後輩歌手らと肩を並べて40代中堅歌手が大きく注目されるのは、今までに本当に珍しい現象」とし、「それでより一層うれしい」と話した。
・イ・ソンヒは、3月に14集「愛よ...」を発表以後粘り強いアルバム販売を記録。現在2万枚以上販売している。
(YouTubeに登録のKPOPSTARhkey21に感謝)

四春期

一昨日、「見せたいけしき」の情報ソースである韓国のブログ(JOBANG DAUM BLOG)に、イ・ソンヒの貴重な映像が登録されているので謝して記す。
イ・ソンヒが「장미(Rose)」(13集「四春期」)を歌うとき、導入部でスポットライトの下に真紅のばら色のドレスを装い、ラテン曲調にあわせて男性と踊る映像である。舞台でスカートをはかないと聞いていたが、この歌のため珍しい試みをしたのだろうか。
因みに同上のブログに、「アラジン(알라딘)」に掲載の大衆音楽評論家カンホン(강헌)の13集について力のこもった推薦文が引用されている。 表舞台で今なお発展を続ける彼女について、「四十代に迎える春」の意味をひそかに含んで「四春期」というタイトルを付けて登場した今回の13集は、そのような内的進化の最初の沸騰点と呼ぶに遜色ないという内容が記されている。

2009年6月29日月曜日

「朝鮮王朝の絵画と日本」図録(続)

岡山県立美術館に申し込んだ、同館開催中の「朝鮮王朝の絵画と日本」特別展の重厚な図録(カタログ)が届いた。先日のTVドラマ「風の絵師」に触発され、朝鮮王朝時代の絵画を一目見ようと入手した。

正直、チャジャンメン代しか持ち合わせていないのに、韓国宮廷料理を出されて途方に暮れているようなところだ。一品一品、これは如何にと訊ねることにしよう。

出品リストには、金弘道(キム・ホンド김홍도:1745 - 1806)と申潤福(シン・ユンボク신 윤복:1758 - ?)の名を記した作品は載っていないが、朝鮮絵画史年表に記載されている。後は、研究者(学芸員)の方々の解説を渉猟して、気分を味あわせていただく。

2009年6月28日日曜日

K-POPフリーク(6月)

ユンナ(ちゃん)のKBSworldradio番組「K-POPフリーク」の2回目を聴く。この番組は、若者の音楽や日頃の楽しみを教えてくれる。
<はじめに>で、Buga Kingzのユン・ドヒョン(윤도현)の「旅路(여행길)」が紹介された。
<ゲストコーナー>に、ユンナが尊敬する一人であるフィソン(휘성)が招かれた。ユンナの言葉からリスペクトしていることがよく伝わった。4月に渋谷でのライブに来たおり彼女の映画「今度の日曜日に」を見てくれたそうだ。今後は歌手ばかりでなく、プロデューサーとしても活動したいそうだ。同コーナーでは、ユンナの「パスワード(비밀번호)486」とフィソンの「insomnia」が紹介された。ところで、4月にイ・ソンヒのコンサートにゲスト出演したフィソンに対する会場の歓喜が凄かったことを覚えている。
<お便りコーナー>では、聴取者が映画「今度の日曜日に」を見たことが語られた。(4/16に記載の通り、わたしも見ましたよ)
<ラブメッセンジャー>では、恋人たちが分かれるときに使う言葉「幸せになれよ(행복하길 바래 )」をSG WannaBeの歌「Timeless」(歌詞)で紹介した。
<最後のコーナー>では、乗馬フリークとして、馬上で吸う空気の気持よさ、見晴らしのよさ、そして馬との共感について語った。あわせてCrying Nutの「馬よ走ろう(말달리자)」 が紹介された。
(YouTubeに登録のwjdrlrlainvisigirl591chararabirparjf022nudevikingに、歌詞登録に感謝)

見せたいけしき

イ・ソンヒが1993年に日本に送り出した日本語曲「空がくれたもの」のCD※には、もう1曲「見せたいけしき」がある。それが韓国のブログに登録されている。 (登録のJOBANG DAUM BLOGに感謝)
※ CD情報:ORICON STYLEより
・「空がくれたもの」:ポニーキャニオン PCSA-00259 1993年05月21日発売
・歌手:イー・ソンヒ、作詞:夏目純、作曲:都志見隆、編曲:萩田光雄、

(本ブログ関連:"見せたいけしき")

2009年6月27日土曜日

砂金採り

今月は雨天のため採集を2度断念したが、挽回すべく茨城県久慈川上流の上郷に砂金を採りに行く。同地は昨年10月以来のチャレンジだ。例によって今回もxаякава氏の採集に同行である。
夏のような陽射しの中、久慈川の水温は気持よい冷たさである。パンニング皿を2枚( Ø 36cm:合成樹脂、Ø25cm:鉄)用意して繰り返しパンニングしたが、黄金に輝くのは金雲母のみ、結果は前回同様全くの残念だった。砂金採りは、荒川上流でのパンニング以来、完全に見放されている。

(追記) 本日、全州(전주)でイ・ソンヒのライブコンサートが「韓国音文化の殿堂モアクダン」で開催されている。

2009年6月26日金曜日

イ・ソンヒ ライブコンサート-城南

イ・ソンヒは14集にあわせ、8月15日にライブコンサートをソウル市南郊の衛星都市、京畿道城南(ソンナム:성남)市の「城南アートセンターオペラハウス(성남아트센터 오페라하우스)」(1804席)で開催する。

2009年6月25日木曜日

「朝鮮王朝の絵画と日本」図録

岡山県立美術館で開催中の「朝鮮王朝の絵画と日本」特別展の図録(カタログ)を申し込んだ。(同展は東京での開催はなく、 栃木県立美術館静岡県立美術館仙台市博物館と巡回して、岡山県立美術館で最終となる)

同館の開催趣旨によると「・・・朝鮮王朝時代(1393~1910)の絵画に焦点を当て、・・・山水画、文人画、仏画、花鳥画、風俗画、民画などの名品と、朝鮮絵画からの影響を受けた日本の巨匠、宗達・大雅・若冲らの作品を・・・」展示とのこと。

先日見たTVドラマ「風の絵師」に触発され、知らぬままいるよりは、ほんの少しだけでも覗き見するとよいと思い図録を申し込んだわけだ。

2009年6月24日水曜日

孫のお食い初め

梅雨、朝から雨降り止まぬなか、孫のお食い初めに行く。途中、近所の魚屋に頼んでいた鯛の塩焼を受け取る。鯛はしっかりした天然ものだよと、魚屋主人は強調してくれた。
お食い初めの習い通り、皆でお嫁さん手作りの赤飯や吸い物、それに鯛の白身を孫の口に運び食事の真似事をする。孫はもちろん食べようともせず、何事かと周りを見廻していた。
今月初に会ったときと比べて、孫は急に体重が増えたようで、胡坐の膝に載せた孫の体重がどっしりとかかる。また若い両親の合の手をうけて、腹這いの孫は頭を持ち上げる晴れ姿を見せてくれた。そんな孫を見て、お嫁さんは何かスポーツをやらせたいという。笑顔を返す赤ん坊の成長は驚くほど早く、親の希望はそれより先に行く。

2009年6月23日火曜日

羨むボーカル

イ・ソンヒは、米国からの帰国にあたって受けたインタビュー(朝鮮日報:3/2)の中で、「羨むボーカルはいるか」の問いに対して当時、「それはタイガーJKの妻ユン・ミレ(T:윤미래)」と応えている。
14集発表に当たり、アルバムにタイガーJKとの曲「You Too」があり、その関連もあってのことかと思われたが、YouTubeに登録のユン・ミレの「一日一日(하루하루)」(歌詞)を聴いて、ユン・ミレの他曲と比べ、高音で歌う声質と曲調にイ・ソンヒのものとどこか通じるものがある・・・そんな感じがした。
(ユン・ミレのプロフィール:K-POP(KR2JP)に、YouTube登録:choi911zに、歌詞:Gasazipに感謝)

2009年6月22日月曜日

ドラマ「風の絵師」

韓国文化院ハンマダンホールで、韓国映画・ドラマ上映会があり、SBS制作・放送の時代劇ドラマ「風の絵師(바람의 화원)」(全二十話)の第一話、第二話が上映された。

朝鮮時代後期の二人の画家、号が檀園・金弘道(キム・ホンド김홍도:1745 - 1806)と申潤福(シン・ユンボク신 윤복:1758 - ?)の物語である。二人は宮廷画家で図画署の画院だった。今回は、図画署での師弟関係の始まりが描かれた。第一話から申潤福が実は男装の女性ということになっているが、その理由は第二話まででも説明されていない。朝鮮絵画史について不案内のため、ドラマの歴史的背景がどうなのか気になるところである。

わたしの関心は、当時の絵画製作過程、デッサンや岩絵の具などの顔料・画材について、どのように取り上げているかだ。ドラマで、絵師の部門(図画署)と顔料作りの部門との相克が垣間見えたりしたが・・・。

(参考)KBS world radioの「マルコメの韓国歴史おもしろ講談」(リンンク上記):
「金弘道と申潤福の違いはその絵の主題にあります。金弘道が主に市場で働く人々や、寺子屋での先生と生徒の様子など庶民の生活を描いたのに対して、申潤福の絵の主人公は妓生や男女のあいびきの姿などです。」、「申潤福は、その美人画のために結局は宮廷画家としての地位を失うことになりました。」

2009年6月21日日曜日

ピンポイント天気予想

銅・鉛・亜鉛鉱床の天沢鉱山採集会が予定されていたが生憎の雨、参加中止することにした。Wethernewsは04:50現在、ピンポイントに採集地近辺の栃木県塩谷郡塩谷町大字田所の降雨を、05:00に1mm/h、10:00には7mm/hへの漸増を予想している。
Wikipediaの「降水量」によれば、「(略)降水量一時間1mm未満の雨であれば短い距離を傘なしで歩くことができる。1mmを超えると一般に傘などの雨具が必要である。一時間3mm以上で、舗装されていない道に水溜りが発生する。」とのこと。
05:00現在、小金井も雨脚が激しくなってきた。今月は鉱物採集を雨で2回も断念したことになる。

2009年6月20日土曜日

天安(チョナン)蛍の光家族音楽会

朝鮮日報(6/19)によれば、22日午後8時に忠清南道の天安市「天安総合運動場広場(천안종합운동장)」で、「天安蛍の光家族音楽会(천안 반딧불 가족음악회)」が開催される。
「『天安ウェルビーイング食品エキスポ』(9/11-9/20)の成功的開催を祈る行事、巫俗舞踊をはじめとして、市立舞踊団、市立国楽管弦楽団の非常に楽しい公演が続く。 歌手イ・ソンヒ、チョン・ヨンノク(전영록)、チョ・アラ(조아라)などが出演して、ソプラノ のイ・サンギョン(이상경)、テナーのチョン・チャヌク(정찬욱)、キム・ソンホ(김성호)などが甘美なメロディをプレゼントする。」とのこと。
(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridgejokotingkir212 に感謝)
※ 本ブログ(5/28)で6/2に同様イ・ソンヒの出演イベントを記したが、上記は6/22である。日程違いのミスで同じイベントかどうかは不明。

月への帰還

JAXAの月周回衛星「かぐや」は、2007年9月14日10時31分01秒に打ち上げられ、月探査を行った後、6月11日に月のおもて側に制御落下した。「かぐや」の英名SELENEは、ギリシア神話の月の女神セレネ (Σελήνη, Selene) にちなんだ名称とのこと。どちらの名前も女性を意味しており、女性の神秘性を表現しているような気がする。「かぐや」は、月面の影に静かに消えた。
ちなみに、1969年7月20日にアポロ11号が月面着陸したとき、わたしは病院のベッドにいた。家族に頼んで新聞各紙を持って来てもらい記事を何度も読んだ。大事にしまった新聞は、ガガーリンの新聞切り抜きと一緒に、引越しのときに紛失してしまった。

孫の風船

孫は、どうやらうつ伏せ状態で頭を持ち上げることができるようになった。それで横抱きから立て抱っこに切り替えるとのメールを、昨日お嫁さんからいただいた。
以前お嫁さんのアイデアで、ヘリウムガスの風船の糸紐を孫の手に付けたとき、孫は自分の手の動きに合わせて風船が動くことに大層喜んだようだ。その風船の糸紐を手から取り外したため孫が泣いている様子の動画を送ってもらった。風船を操れる意志を持ち、それを楽しんでいたから泣いたのであって、身体的な不快のためではない。孫は立派に成長している。(爺バカなんて聞けない)

2009年6月19日金曜日

忠南出身

中央日報(6/15)によれば、忠南開発公社は16日の道庁新庁舎起工式に、この地域出身の歌手チョ・ヨンナム(조영남)とイ・ソンヒの祝公演が繰り広げられる予定と記した。
イ・ソンヒは、忠清南道の保寧(ボリョン보령)出身である。保寧は、忠清南道西南にある海水浴場など西海岸最大の観光地がある。ただし彼女は山側に居たと思う。
(YouTubeに登録のnaragoyoに感謝:KBS「開かれた音楽会」)リンク

2009年6月17日水曜日

国楽新世代の歌い手

6月25日(木)、20時に「国立国楽院礼楽堂」で、「未来の名人伝<歌を探して音楽を作る>」(미래의 명인뎐 <소리를 찾다 음악을 만들다>)をテーマに「KBS国楽管弦楽団 第181回定期演奏会」が開催され、若い音楽家たちの育成とかれらへの演奏の機会を併せ持つようだ。
プログラムに、キム・ヒジョ(김희조:金煕照?)編曲の「沈清歌 中 泛彼中流(심청가 중 범피중류)」のパンソリに、イ・ソンヒの名が出ているが、<歌手>ではなく<歌い手>としているので調べたところ、国楽新世代の<歌い手>イ・ソンヒ(現在32歳?)のようだ。
韓国ブログで上記パンソリ(正調?)を探し聴いたが、全くの無謀を反省する。(歌手イ・ソンヒの8集アルバムもあり調べたのだが)

映画「喧嘩 -ヴィーナスvs僕-」

近所のスーパーの2階にあった電器店が撤退した後にできたビデオレンタル店の会員になり、DVD「喧嘩 -ヴィーナスvs僕-」(原題:けんか싸움)を借りた。
物語は、熱い想いで結婚したものの、価値観の相違というどうにもならぬコミュニケーション不能で離婚した二人が、何と<時計の振り子>を種に諍うコメディだ。ほつれた糸を巻き戻そうと再会するが、そのたび会話はもつれて険悪になり、結果壮絶なアクションが繰り返される。
元夫をソル・ギョング(설경구)が、元妻をキム・テヒ(김태희)が演じている。わたしには「ペパーミント・キャンディー」以来のソル・ギョングだが、地味ながらカメレオン俳優と言われるほど役者上手で軽妙に演じている。キム・テヒは、「『好感顔』美女スター1位」といわれる美貌の才媛で、強い元妻を軽快に演じた。
アクションにつていえば、「Mr.&Mrs.スミス」の痛快、徹底した夫婦のバトルを思い出させる。また二人をつなぐ携帯電話が活用されるが、特に最後の空港場面で携帯電話を「パリ、テキサス」のような絶対的孤独の再認ではないものの、うまく使っているのだが・・・そしてコメディーはエンドを迎える。
(映画情報は輝国山人に感謝、YouTubeに登録のn4eed2AvieNLBirdy1166に感謝)

2009年6月15日月曜日

電車の中にいるような人

1989.1.1にNHKが放送した「ハッピーニューイヤーアジア'89」の一部がYouTubeに登録(6/8付)されている。同番組中、松平定知キャスターは言いたい放題?というか、真っ正直に次のように言っている。

ヤン・スギョン(양수경)に(気がひかれて)「松坂慶子風ですね」といったり、イ・ソンヒを(親しみやすさの意で)「電車の中にいるような人ですね」といったり、彼女の年齢を言ったりと・・・。ちなみに番組で、イ・ソンヒは「いつもあなたを(나 항상 그대를)」を歌っている。

また、チョーヨンピル(조용필)の解説で、前年末の「紅白歌合戦」に一緒に出場したケイ・ウンスク(桂銀淑:계은숙)の「すずめの涙」に触れている。それはケイ・ウンスクの輝くスタートだった。

それにしても、イ・ソンヒの若々しさは、いまだに女性の関心ごとだと思う。
(YouTubeに登録のoutastationgtc454u6175に感謝)

2009年6月14日日曜日

韓流シネマ

今晩、NHKのETV特集「韓流シネマ 抵抗の系譜」が放送された。以前(4-5月)、4回に分けて放送された未見の番組「知る楽」の「韓流シネマ 抵抗の軌跡」の総集編だと思う。リ・ボンウ氏(李鳳宇:シネカノン代表)が、韓国現地で創世期から現在に至る存命の代表的映画監督とのインタビューを通して、時代状況と映画の関係を紹介した。
番組「知る楽」のテキストは購入したものの、放送未見のため映画イメージが浮かびにくかった。このETV特集のおかげで、もう一度テキストを読みなおしてみよう。

2009年6月11日木曜日

孫の首のすわり

お嫁さんから、写真と動画付きメールが届いた。うつ伏せ状態から少し頭を持ちあげた孫の写真と、そのときの動画だ。動画には、ウッウッと頑張る孫の声以上に母親(お嫁さん)の励まし声がして微笑ましい。頭を持ち上げようと一生懸命に奮闘する孫の姿に、思わず「それっ!」と呼びかけた。

(追記)「平成21年の梅雨入りと梅雨明け(速報値)
「東北北部」も梅雨入りした。これで梅雨のない北海道を除いて梅雨入りしたことになる。

2009年6月9日火曜日

梅雨入り

今年は、奄美、沖縄地方が5/18(頃)に梅雨入りした。九州以北については気象庁の発表(「梅雨の時期に関する気象情報」)は未だ。
訂正⇒ 九州南部から東海までが6/9(頃)、関東甲信から東北南部までが6/10(頃)と発表されていました。
このところ小雨模様が多く今週末も塩梅悪いようだ。我が家は工事中なので、気象庁には当地の梅雨入り宣言をできるだけ遅らせていただきたい・・・というわけにもいかないし。

韓国の梅雨はどうだろうか、AllAboutの「韓国にも「梅雨」はあるの?」に韓国事情が載っている。
(参考)梅雨入り早い済州道について、韓国気象庁(KMA)のQ&Aを見たら、2008年8月の政策ブリーフィングを通じ、2009年から梅雨の開始と終了時期に対する予報をしないと発表済であるとのこと。

2009年6月8日月曜日

イニシャルJ

イ・ソンヒの代表曲である「Jへ」を、作詞・作曲をした当時新鋭のイ・セゴン(李世建(이세건))の創作理由を調べたブログ「イ・ホンソクのこういう時こういう音楽(이헌석의 이럴 땐 이런 음악)」(09.02.06)がある。次のような内容だ。

・この歌を発表する一年前(1983年)の秋のある雨の日、ドイツに文学修業に去った友人を思い出し、ピアノに向かいメロディと歌詞を作った。歌詞完成後、友人が送ってくる手紙文頭(定型)『会いたい (보고싶은 )』の後の『L兄へ(L형)』(L=イ・セゴン)とあるのを考え、発音がやわらかくて形が美しい『J』を選択して題名に『Jへ』と付けた。Jは愛する恋人ではなく、遠く離れた友人を描いたとのこと。

・また、この曲が有名歌手たちに受け容れられず、自信のなかったイ・セゴンは、イ・ソンヒが歌うことの求めに応じて「歌うか、やめるか任せる」と応えたことから、イ・ソンヒはこの曲を得たという。

イ・セゴンとイ・ソンヒが以上について、いつ・どこで発言したかの出典が必要だが、どうやらイニシャル「J」の根拠を知ることができたようだ。

(本ブログ関連:4/13、6/7)

ただし、曲「Jへ」にとって一つの傍らの話に過ぎないことはいうまでもない。

2009年6月7日日曜日

J物語

イ・ソンヒの歌「Jへ」のJは誰なのか、どんな風に思われているのだろうかとインターネットで探したら、この本に出会ったので記す。(本ブログ関連:4/13)
それは作家シン・ギョンスク(申京淑(신경숙))の作品「J物語(J이야기)」(2002年、出版社:心の散歩(마음산책))である。出版社書評によると、全4部(44編)構成で、Jというある女性が成長して色々な人々との縁のなかで仕事をしたり、誰かを愛したり、結婚して、そして子供を産むといった、瞬間瞬間に出会う人生に対する洞察をきめこまかく書いたもので、それぞれ独立した話としても、Jという人物の一連の話としても読むことができる・・・とのこと。
申京淑は1963年に、イ・ソンヒは1964年に生まれており同じ世代だ。ちなみにデビューは、申京淑は1985年、イ・ソンヒは1984年である。だからといって、イ・ソンヒの「Jへ」と申京淑の「J物語」が関連があるというつもりはないが、韓国のWebを巡ると、イ・ソンヒの「Jへ」にどこかひっかかりを感じて読んだという一般の投稿書評を見つけることができる。
また日本の大学で、「J物語」を韓国語講読にしているシラバス(常磐大学 安岡明子)があった。

(追記)本ブログ6/8付けに、イ・ソンヒの歌「Jへ」のイニシャル<J>について由来を記した。

2009年6月6日土曜日

地質博物館

4月にイ・ソンヒのコンサートに行ったとき、教保文庫で韓国産鉱物を紹介した一般向け鉱物図鑑を探したが、結局書店員が探してくれたのは土壌工学書や鉱物科学書だった。きれいな結晶写真を見て楽しむレベルなので別の機会にしよう。
ところで、韓国地質資源研究院地質博物館(大田広域市 儒城区 柯亭洞 30)のホームページには、「鉱物の世界(광물의 세계)」 のページがある。この地質博物館は、筑波の産業技術総合研究所の地質標本館+上野の科学博物館のような感じだ、一度行ってみたいものだ。

2009年6月5日金曜日

修正:グリーンコンサート

本ブログ(5/27)に「クリーンコンサート」と記したが「グリーンコンサート」の誤りだったので修正・追記済み。本日開催のため次に再掲する。
YTNニュースによれば(本日6/5)、蔚山大公園(울산대공원)のSK広場(南門の奥)で開かれる「蔚山市第14回環境の日」記念式に続く「グリーンコンサート(그린콘서트)」に、イ・ソンヒ、アン・チファン(안치환)、旅行スケッチ(여행스케치)、アカシア(アカペラグループ아카시아)などが出演(19:30)する。(主催:蔚山市、緑の蔚山21環境委員会)
蔚山大公園地図:[울산대공원소게(紹介)] > [공원안내도(案内図)] & [오시는 길(来園路図)])
(YouTubeに登録のBuSanYoungDoBridgerealdocuに感謝)

2009年6月4日木曜日

孫の音遊び

童謡CDとプレイヤーを口実に、半月ぶりに孫に会いに行く。童謡(かなり最近のもの)を聞かせたが、孫は寝ぐずりやミルクの方が優先のようだ。おいおい聞いてくれればよい。本当の音遊びはもう少し先か。
孫はあと3日で誕生から3ヶ月目になる。首が座ってきているようだし、笑顔や視線が形になってきた。それから発声の原初になるような息遣いもする。孫はとにかく一番である。

2009年6月3日水曜日

ファン・ジニ

姜昶錫(강창석)忠北大学教授のブログに、イ・ソンヒのヒット曲「分かり(知り)たいです(알고 싶어요)」の歌詞が、朝鮮時代の名妓ファン・ジニの詩を翻案したと紹介されている。
同ブログに記載されているように、「蕭寥月夜思何事:소요월야사하사⇒달밝은 밤이면 그대는 무엇을 생각하나요? 」と、漢詩+直読(音読)+解釈をセットにするようで、日本のようにいっぺんに「蕭寥(しょうりょう)たる月夜、何事をか思う」と読みくださないようだ。
日本のWebを探すと、この詩に関連するブログが他にいくつかある。(韓国から日本のどこかに・・・enjoy KoreaRain×3 別館

2009年6月2日火曜日

身辺雑記-歯科

右上奥歯の詰物が外れ併せて虫歯治療に通院している。昨年の左下奥歯のときと違い、今回は治療の痛さが過敏だ。この歳になっても通院直前におっくうになる。とはいえ治療が済めば、また食事がうまくなるのだから逃げだすわけにもいかない。健康が何よりである。

今日(6/2)、「2009天安ウェルビーイング食品エキスポ」(9月開催)のD-100(開幕100日前行事)として、市民音楽会が開催されイ・ソンヒが出演する。(本ブログ関連:5/28)

2009年6月1日月曜日

韓国映画特別上映会

韓国文化院の新庁舎ハンマダンホールで、「韓国映画特別上映会」が開催され、その第2日上映の「愛 サラン(사랑)」を見た。物語は、釜山を舞台に幼い出会いをした主人公の男女[チェ・イノ(チュ・ジンモ(주진모))、チョン・ミジュ(パク・シヨン(박시연))]が、家庭の崩壊、暴力という悲運にもて遊ばれ別れの道をたどる。その後再会するが運命のねじれは元に戻せるはずもなく悲劇的な結末へと進む。
主人公チェ・イノのラストシーンについて、ヴィヴィアン・リーとロバート・テイラーが演じた「哀愁(Waterloo Bridge)」のような終わり方、つまり十字架を負いつづける男というものがあってよいのではないだろうか。
執拗なヤクザ(キム・ミンジュ(김민준))の眼光、出口のないチョン・ミジュの兄(イム・ソンギュ(임성규))の絶望のシーンは印象に残る。
(YouTubeに登録のfreetafreudj、および映画DBの輝国山人に感謝)