九州から東京へ転校して、東京になれた1960年代に聞いた音楽は、今でいうオールディーズだった。米国のポップを直輸入して日本語歌詞で歌う時代だった。そんな当時、日本の演歌は、USポップと共存していたし、紅白歌合戦ではむしろ演歌の方が優勢だった。
けれど、60年代の子どもたちは、ラジオから米国の音楽チャート情報の収集を競っていたし、レコード店の一画で、ギターのコードの絵を付した楽譜集の本を手にしたりした。表紙にあったアメリカの若者が集まって歌っている写真が忘れられない。
あの雰囲気が懐かしい。オールディーズは、むかしの気分に戻してくれる。それはまるで、透明な池の底から噴き出す湧水と一緒に舞う雲母のように、手にすくいたくなる眩しい記憶だ。
Youtubeに、AIでオールディーズを呼び戻してくれるものがある。歌手も曲もAIが作った幻想でしかないのに、とても心地よいのはどうしてだろう。
■ Youtube(登録: Silent Euphoria)
「"Come Back To Me" | Abby Sinclair's HEARTBREAKING 60s Reflective Ballad (AI Created with My Lyrics)」
ー https://www.youtube.com/watch?v=1qnvowZjUUc&list=RDTMvLS27I2B0&index=1
🎤 Lyrics written by and © Silent Euphoria - Music by Udio/Suno 🎤
Relive the golden sounds, where timeless hits are found!
■ ヒルトル・フィリップ太郎公式サイト
「AIで作る音楽制作入門:UdioとSuno.aiの実践比較レビュー」*(2025年1月14日)
ー https://philipptarohiltl.com/how-to-create-music-with-ai-udio-suno-comparison-guide/
(*)音楽に通じてないので文字情報しか理解できない・・・。