ある日見た夢が、次の日の全く別の夢の中に現れた。夢が<いれこ>のように登場するのだからたまらない。脈絡ないことに何故と、夢の中で自問していた。
少し前のこと、夢に登場した人物と、当日ばったり街中で出会ったことがある。数年ぶりのことだった。挨拶しただけで終わったが、それ以上でもそれ以下でもない。
何度となく夢の中に住む家がある。まるで、増築を重ねた田舎の温泉宿のような造りだ。陶工が使う「登り窯」のように斜面を利用した2階建で、いろいろな人物が出たり入ったりする。知った者はいない。
子どものころ、夢の中で、無数の宇宙船が上空に浮かび、そこから灰色の宇宙人が続々降りてきて、街の中を行進するのを物影から眺めた。宇宙人は、映画「世紀の謎 空飛ぶ円盤地球を襲撃す」*に登場する、ロボットのような防護服を着たイメージのままだった。
(*)Youtube(映画予告編: Rotten Tomatoes Classic Trailers)
「Earth vs. the Flying Saucers (1956) Trailer #1」← 本来のモノクロ映像!
ー https://www.youtube.com/watch?v=3kbkA0_Zwz8
歳をとってもヒヤリとする夢がある。仕事に寝坊して遅刻しそうになる夢だ。若いころ、そんな経験をしたことがあったからだろうか。夢から覚めて、何で今だに!と気付きホッとすると同時に、思わず失笑する。
夢のような・・・という、嬉しくてたまらない夢を見たことはない。