ブログ本文&資料

2025年12月28日日曜日

年末の静けさ、安全さ

昼、食事に出かけた。仕事納めの翌日(12/27)から、街の様子が違う・・・シンとして実に静かなのだ。正月を間近にした、落ちついた風情を感じる。そんなとき、遠くで走る電車の音が小刻みに聞こえてくる。

食後になって、あることに気づいて慌てた。デジカメやポケット図鑑など小間物を入れたショルダーバックを、或る場所に置き忘れて入店していたのだ。急いで支払いを済ませ、置き忘れた場所に戻ったところ、ショルダーバックは紛失することなくそのまま置かれていた。30分近く置きっぱなしにしていたのに。
Youtubeで、日本を旅した外国人の驚きの感想として、忘れ物が無事に返還されたとか、スタバなどのコーヒー店で飲み物を受け取りに行くのに、日本の客は自分のテーブルの上にスマフォを置くという光景とか、そういった話題が取りあげられる。今回、わたしの迂闊さだったが、あらためて日本の安全さに感謝した。

ところで、「東日本大震災」(2011年3月11日)のころ、我が家の前の路地を、木箱に弟を乗せてゴロゴロと引きずって遊んでいる小さな兄弟がいた。地震で、大谷石の塀が倒れたとき、もしかしてあの子たちが下敷きになっていたらどうしようと焦って玄関を飛び出した。幸い何事もなかったが。

住宅街の奥手に、あのときの子どもたちの家がある。久しぶりに近くを通ったとき、ひとりの少年がオートバイのカバーを外して洗浄していた。オートバイは、16歳から乗れるそうで、大地震のとき、小学校入学前の5歳くらいだったのだろうか。今、立派に育っているように見えた。