父と息子の会話は弾まない。むかし、ひさしぶりに実家に行ったときもそうだった。居間のソファに並んで座り、母が帰って来るまで二人で黙ってテレビを見ていた。スポーツ中継だったか、たまに応援の掛け声をあげるくらいだったな。
きょう、息子とファミリーレストランで昼食をとった。食後、男同士というか、父と息子の会話はとりとめなく、少々ぎこちない。そんなとき、Youtubeで、アメリカの「祖父母が孫に初めて出会う」(場面集)といったものをよく見ると語った。
これまで、ブログに何度か記したことだが、生まれてまもない赤ん坊、あるいはよちよち歩きの孫を抱き上げるときの祖父母の心情に素直に納得できる。命の継続・継承といった自然な感動かもしれない。そして、無垢な孫の思わぬ反応を見て、おもしろ可笑しく笑ったりする。
息子に語ったのは、Youtubeの映像には生活の実態は現れないということ。どんな場面にも、一定の余裕があり調和があることだ。不安になる要素なんて写りっこない。
ちなみに、Youtubeで「Grandparents meet grandchild for the first time! 」と検索すれば、笑みがこぼれ、心穏やかになる、ホッとする動画を一覧できる。後は適当に視聴すればよい。
(アメリカの広い国土ゆえ、祖父母が出産時に必ずしも傍におられないのでひとしを・・・)
(最初に孫を抱くのは、おばあちゃん・おじいちゃんのどちらか、日米に微妙な差を・・・)
(なぜ海外か?といえば、日本の場合、場面の一瞬から透けて見えるものを感じるから)