Youtubeで、(これから祖父母になる)両親宅へ初孫を見せに訪れる場面で、玄関ドアを開けるとき、ドアの開く向きが日本と米国で異なるのに気づいた。Youtubeの本来の主題は、孫と初対面する祖父母の感激を共有することにあるのだが・・・。
生成AIの Gemini に、日米でドアの開く向きに違いがあるのかたずねてみた。
Gemini:Q&A
Q.玄関ドアについて、日本では外に向かって開けると思いますが、アメリカではYoutubeを見ていると内側に向くように見えます。アメリカでそういった作り方をしているのでしょうか? 防犯上でしょうか?
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A.おっしゃる通り、アメリカをはじめとする欧米の住宅では玄関ドアが内開きになっているのが一般的です。これは主に文化や防犯、災害への備えが理由です。
アメリカで内開きが主流な理由
1. 防犯対策
内開きのドアは、外からドアを押されても室内から全体重をかけて押さえられるため、侵入を阻止しやすいです。また、家具などを置いてバリケードを築くこともできます。ドアを外すために必要な丁番(ちょうつがい)が室内にあるため、外部から外されにくいという防犯上のメリットもあります。
2. 文化・習慣の違い
アメリカでは土足で生活するのが一般的です。そのため、玄関に靴を脱ぐスペース(たたき)を設ける必要がなく、ドアを内側に開けても邪魔になりません。
3. 自然災害への対応
アメリカではハリケーンや竜巻といった強風を伴う災害が頻繁に発生します。内開きのドアは強風によってドアが吹き飛ばされるリスクが低いため、建築基準法で内開きが義務付けられている州もあります。また、積雪が多い地域では、外に積もった雪でドアが開かなくなるのを防ぐ目的もあります。
日本で外開きが主流な理由
1. 玄関の文化
日本には玄関で靴を脱ぐ習慣があるため、内開きのドアにすると、脱いだ靴がドアにぶつかって開閉の妨げになります。ドアを外開きにすることで、狭い玄関スペースを最大限に活用できるのです。
2. 災害時の避難
地震などで建物が歪み、ドアが外側から開けにくくなった場合でも、内側から蹴破って脱出できます。また、津波や水害でドアの外に水が溜まった際、内開きのドアは水圧で開けられなくなるリスクがありますが、外開きならそのリスクが低いです。
3. プライバシーの確保
外開きのドアは、開けた際にドアが目隠しとなり、家の中が丸見えになるのを防ぐ効果があります。宅配便の受け取りや来客対応の際に、プライバシーを守る役割も果たしています。
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Gemini の回答では、<欧米>で、内開きのドアが一般的とのこと。ヨーロッパでもそうなのかを知った次第・・・考えてみると、そこまで意識したことはなかったが。
今後は、世界の家庭の玄関ドアがどう開くのか、Youtubeや映画・テレビで見る機会があったら、気を付けて観察してみたいと思う。
(追記)
いろいろなものが重なるように故障したり壊れたりして、それらの買い替えが続いている。きょうも、冬に備えてストーブが届いた。