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2024年12月21日土曜日

冬至 2024

きょうは二十四節気の「冬至」、一年間で昼が最も短く・夜が最も長くなる日であり、太陽の高度は最も低くい日である(反対は「夏至(来年6/21)」)。

(本ブログ関連:”冬至”)

連日、冷えびえしているのに、今朝のテレビの天気予報では、なぜか今日だけ最高気温*が 15℃まで上がるという・・・。歳をとると寒さがこたえるのでありがたいけれど。
(*)きょうの最高気温: 結果、15℃より高く 17.4℃(14:09)に達した。

冬至は今年最後の二十四節気であり、冬の折り返しである。来年初の二十四節気は「小寒(来年1/5)」であり、その後も寒さは漸増して「大寒(来年1/20)」まで冬がつづく。
・・・実は、これから年末年始に「寒波」が襲来(2回ほど)して、気温が急降下するそうだ。


七十二候
「冬至」の期間を三つに分ける雑節の「七十二候」は次の通り。
・初候: 乃東生(ないとう しょうず)  乃東(夏枯草=ウツボグサ)が芽を出す
・次候: 麋角解(しかのつの おつる)  麋(大鹿=おおじか)の角が抜け落ちる
・末候: 雪下出麦(せっか むぎを いだす)  雪の下で麦が芽を出す

乃東(ウツボグサ)
ちなみに、冬至の真反対である「夏至」の間の七十二候の「初候」に、「乃東枯(ないとう かるる) ウツボグサ**の花穂(かすい:花が縦に群がる)が黒ずむ」とある。乃東(ウツボグサ)は、冬至や夏至の指標になっているようだ。
(**)ウツボグサ: 夏に紫色の花をつけ、終わると黒ずんだむ。採集して薬用にする。

(⇒ ヘラジカなのか、トナカイなのか、それとも単に大鹿なのか?)
七十二候の「次候」の麋について、中国語版c-Wikipediaで、「ソリはヘラジカの代わりにトナカイが引く(拉雪橇用的是鹿而不是鹿)」(Google訳)と記している。「鹿」=トナカイであり、麋の文字を使う「鹿」=ヘラジカである。 だから、七十二候の「麋」がどちらを指すのか、それとも単に大鹿なのか、日本語でどうなのか ・・・ ネット上に、「」を「馴れ鹿(トナカイ)」としているものがあったりして、少々混乱している。
ー ヘラジカとナカイの角は、毎年成長し切った後に根本から抜け落ちそうだ。


雑談
新年が迫って、年の ”year”と、耳の ”ear” の発音の違いをYoutubeの解説で確認した。
⇒ 視聴して、自分の口で発音したものの、区別できているのか独りじゃ分からない。