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2024年3月18日月曜日

強風と花粉症

くしゃみが続く、目頭が沁(し)みて涙が滲(にじ)む。どうやら花粉症に罹ったようだ。何年振りのことだろう・・・。若いころ、花粉症に連れて目が病んだ。市販の結膜炎用の目薬をじゃぶじゃぶさして乗り切ったりした。

歳をとると感度が鈍り、花粉症から遠のくと聞いている。だから、今回花粉症かもしれないと気づいて、なんだか(妙に)嬉しくなった。

きのうの最大瞬間風速は、14.2m/s、南南西の風(10:49)だった。くしゃみの具合から、風邪でもひいたかといぶかったが、どうやら強風が花粉を撒き散らしたせいのようだ。公園巡りの際に、マスクをすべきだったとくやむ。

さらに、きょうの最大瞬間風速は、14.8m/s、北北西の風(13:36)で、そのうえ寒風だ。きのうが <南の風> なら、きょうは <北の風>、風音がきつく外出するのに気が引けるほど。

■ ウェザーニュース
「関東や東北太平洋側は花粉大量飛散  『とてもつらい』症状報告が増加」(2024/03/18、13:53)
https://weathernews.jp/s/topics/202403/180155/
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 ・今日18日(月)は強い風により関東や東海、東北太平洋側でスギ花粉の飛散量が多く、「とてもつらい」や「つらい」症状報告が多くなっています。
・ウェザーニュースアプリ利用者からの花粉症状報告では、13時30分までの12時間の集計で関東の半数以上の方が「とてもつらい」と回答していて、「つらい」と合わせると8割近くに達しています
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強風に興じて、わざわざ外出する。住宅街の道に人影はない。小学校の校庭に薄茶色の砂塵が巻き上がるのを見た。体を揺するほどの風圧を感じて後悔する。街の賑わいにたどりつき、慌てて喫茶店に入る。
しばらく文庫本、(すっかり茶色にやけてしまった)三島由紀夫の「文章読本」を読む。これって雑誌「婦人公論」*の昭和三十四年(1959年)一月号の別冊付録だったとは。
帰宅して直ぐに風は止んだが、いきなりの静けさに戸惑うほど。

(*)婦人公論: 
神奈川県立図書館 展示パネル(Web 版) 「婦人雑誌にみる近代日本   ~明治から昭和前期にかけて~」
ー 第2章  大正~モダンガールの登場~
ー https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/uploads/2020/12/web_exhib201302_chapter2.pdf
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「婦人公論」中央公論社(1916年1月創刊)
1913年1月『中央公論』の嶋中雄作が中心になって発行した増刊「婦人問題号」がきっかけとなって、『婦人公論』は生まれました。
新しい近代的自我、女性の自覚、解放をうながすことを目的としており、『主婦之友』・『婦人倶樂部』といった生活実用誌とは一線を画した内容となっています。婦人参政権運動問題、母性保護論など、女性問題を多く取り上げているのが特徴で、知識階級の女性をターゲットにしていました
ちなみに1913年8月には、東北帝国大学に女子の入学が許可されています。
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雑誌「婦人公論」は、中央公論社の事件(1961年)が起こるまで、「知識階級の女性」読者をターゲットにしていたのだろうか。現在、中央公論社は「読売新聞グループ」の傘下にある。

(本ブログ関連:”三島由紀夫”)