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2024年3月27日水曜日

ハクセキレイ

ようやく寒さから抜け出したかと思いきや、外に出てみればまだまだ寒い。そうだ、「味噌うどん」でも食って暖まるのもよいと近場にあるファミリーレストランに寄った。

ふうふう言いながら口を軽くやけどして、熱いうどんが喉をするりと降りていく。鍋底の固形燃料のおかげでブクブク沸騰する味噌汁は、いろいろな食材が加わって味が深まる。アチアチのうどんと味噌汁、食ってすすって終わればホッとするのがうれしい。

火照った体で、小さな公園の小さな池をのぞいてみた。池を2つに仕切る(白く輝く)花崗岩の石段の上に「ハクセキレイ」が1羽、日向ぼっこしていた。ひと慣れした鳥は、エサ採りをしているわけではない。けれど習性かじっとせず、段差をひょいと降りて動きまわった。
(追記)本ブログを登録後、写真を見直して驚く・・・日向(ひなた)の光景であって、雪景色ではありません!

(本ブログ関連:”ハクセキレイ”)


ハクセキレイについてネットを調べると、(おもに北半球の)北方地域に棲む留鳥または漂鳥だったが、「日本では、かつては北海道や東北地方など北部でのみ繁殖が観察されていたが、20世紀後半より繁殖地を関東・中部などへと拡げ、現在は東日本では普通種になっている」(Wikipedia)とのこと。(私からいえば)最近に、南下したようだ。また、「セキレイ科」の特徴として、「後肢が発達する種は地表や水辺を徘徊して獲物を捕食」(Wikipedia)するという。

「野鳥歳時記」(山谷春潮著、日本書院刊、昭和二十一年版)では、昭和二十一年当時、ハクセキレイに北の鳥のイメージがあったようで、季語として <冬> の季に入れたとある(なお「キセキレイ」、「セグロセキレイ」についてはいつでも見られるので <無季> の扱いにしている)。

ところで、セキレイの漢字名「鶺鴒(せきれい)」について、「野鳥の名前  名前の由来と語源」(文 安倍直哉、写真 叶内拓哉、ヤマケイ文庫)に解説がある。すなわち、「日本書紀」(神代上)に、イザナギ【伊耶那岐】の尊(みこと)とイザナミ【伊耶那美】の尊の二柱(ふたはしら)による国生みに際し、鶺鴒(せきれい)が立ち会ったと述べている。