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2023年3月14日火曜日

東京の桜開花 2023

桜の開花が待ち遠しい。東京では靖国神社の標本木(ソメイヨシノ)の開花が基準になる。気象庁は、気象用語*として「生物季節観測」があり、開花、満開、紅葉・黄葉、落葉の日を観測している。桜の開花日については「気象台が定めた標本木に 5~6 輪以上の花が咲いた最初の日」、満開日については「標本木で約80%以上のつぼみが開いた最初の日」をいう。
(*) https://www.jma.go.jp/jma/kishou/books/kisetutext/25/chapter6.pdf

(本ブログ関連:”桜開花”)

きのうの観測では、しっかり咲いていたのが4輪にとどまりお預けとなった。

きょうのテレビニュースで、気象台職員が靖国神社に出かけて、標本木の開花を観察した。周りをメディアだけでなくファンも詰め寄せて、開花の宣言を待った。儀式のようだが、楽しい瞬間でもある。私も出かけて、その場面に立ち会いたかった。

結局、きょうは一日家にこもってしまい、東京の桜の開花をネットで確認した。

ウェザーニュース
「東京・靖国神社で桜開花 観測史上最も早い記録に並ぶ開花発表」(2023/03/14 14:00)より抜粋
https://weathernews.jp/s/topics/202303/130085/#:~:text=今日3月14日,ソメイヨシノ開花発表となります。
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・今日3月14日(火)、東京・靖国神社の桜が開花したと発表されました。2020年や2021年と並び観測史上最も早い開花となりました。平年より10日早く昨年より6日早い開花発表です。
・今年、全国で初めてのソメイヨシノ開花発表となります。
・東京では先週、最高気温が4日連続で20℃以上を観測し、桜のつぼみの生長が一気に加速したと考えられます。
・東京の場合、標本木は東京都千代田区の靖国神社にあります。
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はったい粉、こうせん、麦こがし

先日(3/12)、地方産物店で(商品名)「麦こうせん」を見つけた。千葉県産とのこと、1袋100gしかないので2袋購入した。他にも他県のポンカンも買ったわけだが、レジで「これ(麦こうせん)って、どうやって食べるのですか」と聞かれたので、「砂糖を入れて、お湯をそそぐだけなんですよ」と応えた。いたってシンプルな作り方だ。

レジの若い女性が「そういえば、お婆さんが食べていた」というので、私は「子どものころ食べたもんですよ」と付け加えた。麦こうせんは、今となっては知っているようで知られぬ食べ物になったのかもしれない。店を出ながら、お湯を注ぐとチョコレート色に変わり、麦の香ばしい香りがしてくると心の中で補足した。

子どものころ、「麦こうせん(麦香煎)」と言ったことはなく、「はったい粉(糗粉)」*と呼んでいた。他にオーソドックスな「麦焦がし(むぎこがし)」の名称もあるが、いずれもしっくりこないけど・・・口にすれば同じ懐かしさに包まれる。
(*)糗粉の「糗」: 焼かれた小麦、米など(Wilitionary

舌触りに「落雁(らくがん)」を思い出すが、対してこちらは超日常のおやつである。また、「日本はったい粉協会」**のサイトに、徳川家康の好物だったとの解説もある。
(**) https://hattaiko.com/rekishi/

むかしは、はったい粉がいつでも食べられた。お湯加減が微妙で、パサパサになったり、ドロドロになったりする。親に作ってもらうと丁度よい、だから懐かしいのだ。それを思い出して求めたわけだが、今回はパサパサして粉っぽくなった。でも、この味に浸って一口ごとに、ああこれこれと心地よい。