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2023年1月21日土曜日

野鳥センサス 2023

きょうは自然観察会による、年一回の「野鳥センサス(全数調査)」(1988年以来、毎年1月に継続実施)の日だ。国分寺崖線に沿って流れる野川上流から下流まで、この時期に棲息する野鳥をカウントする。上流側の「鞍尾根橋」を起点にして、下流側の「二子玉川」まで川沿いの道のり約20kmを、自転車をゆっくりこぎながら踏査する、ほぼ一日の工程である。

これまで、私は3回だけ参加させていただいている。一昨年は全工程を、昨年と今年は上流側の一部を参加しただけなので、小声で記すことになる・・・が。1回目はとにかく皆さんに追い付いて行くことに必死だったし、2回目・3回目は膝の調子との相談の結果だ。せめて参加することに意義を見つけている。

(本ブログ関連:”野鳥センサス”)

寒さが少し緩んでいるとはいえ、早朝は厳しい。防寒着を身に着けて起点の橋に到着する。ここから下流へは、細い小川と両岸の草地を広くとって川底にしているため、川幅が広い(約17.5m)。参加者は2グループに分かれて川沿いの道から川底を相互に観察する。

観察の工程の第1ステップでは、下流(東方向)へ向かうにしたがい、朝陽が昇りまぶしくさえぎる。やがて月2回実施の探鳥会の観察エリアへ入る。次の第2ステップの開始場所には、多数の参加者が集合していた。私はここで終わった。

第1ステップで見たり・教えてもらったりした野鳥を次に記す。(聞き間違い・聞き逃しについてはご容赦)
・カワセミ: (出発点の)川岸に伸びたサクラの枝先に一羽とまっていた
・カルガモ: 出発の川面に、すでに18羽近くが浮かんでいた
・ムクドリ:「ムク」呼ばれて、いつものように群れていた
・メジロ: ベテランの方に指差されたところに1羽いたが・・・
・シジュウカラ: 間近の木に8羽近くが、せわし気にとまっていた
・ハクセキレイ: 1羽だけ、確かに見届けましたぞ!
・アオサギ: 日陰と葦の影に沈むようにして身をかがめていた

第2ステップの集合場所で、参加者全員の集合写真が撮られた。参加の証となった。