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2023年6月18日日曜日

自然観察(18)

早朝、久し振りの自然観察会(毎月第3日曜日)に出かけようと目が覚めた。きょうの <日の出>時刻は早く 4:25 だったので、窓明かりに自然と起こされた。前回(5/21)の観察会を、二度寝して欠席したため、今回は挽回を期してのこと。

(本ブログ関連:”自然観察”)

公園入口(集合場所)に、低木樹の「ヤエクチナシ」が花を咲かせていた(盛期を過ぎたのか少々やつれ気味)。考えてみれば、「梅雨入り」(6/8)以来の公園訪問。クチナシの最盛期に、香気漂う白い花を見たかった。

集合場所は、ICUの敷地と隣接している。ICU側は、野鳥の観察場所(バードサンクチャリ)にもなっていて、境界の覗き穴や金網柵を通して同敷地にある「あか池」の周りに集まる鳥たちを眺めることができる。池の水面に浮かんで岸に上がる「カルガモ」はじっくり見られて当然だが、他に一瞬舞い、空を切ってしまう野鳥・・・ベテランの方から「コゲラ」、「シジュウカラ」、「ガビチョウ」など教えられた(私には速すぎて目に止まらない)。

スタート時、「日陰を探して観察しましょう」といわれた副会長のことば通り、朝から陽射しが厳しい*。その後。足腰に力が入らぬため、結局フェイドアウトしてしまった。(筋力維持にタンパク質が有効と聞いている・・・歳をとると肉を食うのもきつい)
(*)きょうの最高気温 31.8℃(13:05)で、30℃超えの「真夏日」・・・きのう・きょうと続く。

副会長やベテランの方から解説いただいたり、自分なりに目視と主にカメラ(〇印)で確認した草木を整理して次に記す(聞き間違いがありましたらご容赦)。
〇 クマノミズキ(樹): 実も花柄も緑色(秋に実は黒く熟し、花柄は赤珊瑚のようになる)
〇 カタバミ:(下の写真)
〇 ニワゼキショウ:(下の写真)
〇 ネジバナ:(下の写真)
・ヒメヤブラン: 小さな花、ベテランは身をかがめて観察していた
〇 オオニワゼキショウ:(下の写真)
・チドメグサ: ベテランの方から、昔の子どもたちは擦り傷の血止めに使ったそうだ
〇 ヒメジョオン:(下の写真)
〇 ハルジオン: ヒメジョオンと比べて茎が柔らか


カタバミ(写真左)、ニワゼキショウ(写真中央)、オオニワゼキショウ(写真左)
どれもアップした映りで、オオニワゼキショウは、ニワゼキショウより丈が長い(高い)。


ネジバナ
もしかしたら(同行した限りでだが)、きょう観察した中のメインイベントだったかもしれない。花茎に小さな花がらせん状(まるでアルファ・ヘリックス)に巻きつくように咲いている。初めて見た。


ヒメジョオン(姫女菀)の群生
ベテランの方から、ハルジオン(春紫菀)と比べて茎がしっかりと固く、凛とした様は姫の気位いを思わせ、葉に容易に抱かれない・・・とのこと。

(本ブログ関連:”ヒメジョオン、ハルジオン”)