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2023年3月6日月曜日

啓蟄 2023

きょうは二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」。Wikitionaryによれば、<冬ごもりしていた虫が穴を開いて出て来るころ>で、「啓」には「開く」の意(例:啓発、啓蒙)があり、「蟄」には日本語では「かくれる」の意があるという。

きのうの午後に、天気予報では小雨が降るかもしれないとあったが、結局、きょうの日付に変わった深夜の午前3時過ぎに、しとしとと小雨が屋根を濡らす音が聞こえた。

(本ブログ関連:”春雨”)

ところで昨日、洗面台で大きなナメクジを見つけた。何でこんなところにと驚いてしまう。春の陽気に誘われて登場する(今年最初の)虫として残念に思ったが、ナメクジは虫じゃない。ナメクジは巻貝の仲間だった・・・。

春を予感して、公園の植物は芽が膨らみ花を咲かせ始めているし、野鳥は番(つが)いとなって行動を伴にしている。生き生きとして輝きだす。そして山は人々の気持ちを山彦のように反映して笑う。俳句の「山笑う」は春の季語とのこと。
(もしかして杉植林の山は多量の花粉を撒き散らして、ほくそ笑んでいるかもしれない)