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2022年11月26日土曜日

野鳥観察(42)

野鳥観察(探鳥会)の朝、雲は鈍色に低く垂れ、薄日の街は遠近感が乏しい写真のよう。公園へ向かう途中、思ったほど寒気はなく、マスクからもれる息でメガネが曇ることはない。視界は落ち着いていた。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

公園の広葉樹は、葉を紅、黄、橙、緑の色に染め、美しく綾なして、今まで最高の紅葉舞台を作っていた。公園の樹々がこれほど色づくとは思いもよらない、絶好の機会を体験した。

集合場所の近く、先日(11/17)のブログに記した「ススキとオギの誤認」を確かめるべく植物の穂を採集した。探鳥会の始め、会長にチェックしていただき「ススキでなくオギである」ことを確認いただいた(「オギにノギ無し」)。探鳥の途中に、ススキの株に寄って、あらためて「ススキにノギ有り」を再確認した。

今回、膝がよい按配に回復しているようで、みなに遅れることなく付いて歩くことができた。先行きが楽しみである・・・。

FIFAサッカー試合の視聴のときそうであるように、野鳥観察も相変わらずの低空状態で、初心者気分から抜け出せないでいる。次に、ベテランの方から解説いただいたり、双眼鏡で覗き見ができた野鳥を記す。(聞き間違い・見間違いをご容赦)

それにしても、緑に覆われた樹間の下で聞く鳥たちのせわしいこと。
・アオゲラ: 声はすれども姿を、私は見つけられない
・イカル: 遠く群れ飛ぶ姿しか見えず(私に識別不可)
・ヒヨドリ: せわしく鳴き・飛び交う
・シメ: 双眼鏡で樹間に見つけるも、逆光で識別をベテランの方に頼るしかない
・シジュウカラ: 群れて飛び回る、私には重量感があるように見えた
・ヤマガラ: 樹上に4羽いるものの、識別はベテランの方に頼るしかない
・モズ: 樹上に1羽、すっととまる
・・・・・・
・カルガモ: 小川を上流に進むごと岸の葉影から次々現れる、久し振りに多く見た(最多)
・シマアジ: コガモかも?と議論になった(双眼鏡で見ても識別不可)、傷ついているのか
                 (追記 12/3)最終的に、コガモと同定された
・マルガモ: カルガモとマガモとの混血で、嘴(くちばし)に特徴があるのを目視した

みながじっくり観察したせいか、所要時間はいつもより30分超過したとのこと。

探鳥会の帰り道、ファストフード店「すき家」に寄って朝食をとる。店を出ると小雨がぱらついていて、帰宅するまで止むことはなかった。