ブログ本文&資料

2022年4月5日火曜日

清明 2022

きょうは二十四節気の「清明(せいめい)」、すべてのものが清らかで生き生きしているころ。清明を三分割する<七十二候>の初侯は「玄鳥至(つばめ いたる):燕が南から来る」、次候は「鴻雁北(こうがん きたす):雁が北へ帰る」、そして末候は「虹始見(にじ はじめて あらわる): 雨後に虹が出始める」となる。

(本ブログ関連:”清明”)

子ども時代に、ツバメが低く飛んで虫を捕らえ、巣に舞い戻って雛たちに餌を与える姿を、日常普通に見たものだ。それが、ツバメをあまり身近に感じなくなったのはいつからか。
探鳥会のベテランの方が、ツバメの<繁殖調査>に参加するとのこと・・・野鳥観察の奥深さに入門者はただただ驚くばかり。NHKのチコちゃんに叱られそう。

(ガン)」の渡りのイメージに重ねて「北帰行」の歌を知っているが、実際に雁が北国を目指して飛び立つ姿を見たことはない。というか、雁の言葉を聞き流していて、具体的に何の鳥か理解してない。Wikipediaによれば「カモ目カモ科ガン亜科の水鳥のうち、カモより大きくハクチョウより小さい一群の総称」とある*。
(*)Youtube:「雁(ガン)と鴨(カモ)の違い 外見と習性から違いを比較」← 感謝!
        https://www.youtube.com/watch?v=ic68wZ8KaZY
ところで演歌では、雁を「かり」と呼ばないと哀愁が出てこないんだな・・・。

そうそう、きょうの最高気温は 18.2℃(天気予報 17℃)、きのう(9.8℃)と比べて暖かいはずなのに、外に出てみれば何となく冷え冷えした・・・気のせいか。桜並木の花が散って空が見え始めている。路面や植え込みに花びらが貼り付いている。桜吹雪を浴びるタイミングを逸したかもしれない。