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2022年3月5日土曜日

啓蟄 2022、 野鳥観察(31)

きょうは、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」、冬眠した虫が這い出るころをいう。街なかで、小っちゃな子どもならしゃがんで地面を見つづけるだろうが、大人は奇異に見られるのではと気をまわして、普通そこまでしない・・・。とはいえ、フキノトウ(蕗の薹)も咲き、暖かくなってきたのは間違いない。

(本ブログ関連:”啓蟄"、”フキノトウ”)

(参考)WeatherNews(2022/03/05 04:00 )
・「二十四節気『啓蟄』 虫も山も笑顔になる時季!?」
     https://weathernews.jp/s/topics/202202/280125/
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啓蟄の「啓」は「開く」の意で、「蟄」は「冬の間、地中に閉じこもっている虫」のことです。この場合の「虫」は昆虫に限らず、ヘビやトカゲ、カエルなども含みます。つまり「啓蟄」は「冬ごもりをしていた昆虫などが地上に這い出ること」を意味します。
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早朝、定例の野鳥観察(探鳥会)へ出かける。空は朝陽に満ちてすっかり明るいけれど、寒さは残っている。それでも、探鳥の開始のころには寒気を忘れ、終わりごろには、双眼鏡の焦点ダイヤルを回すのに手袋が邪魔になり、ポケットにしまった。

(本ブログ関連:”野鳥観察")

観察路にある小川の水が涸れかけている。そんななか、健気に群れているカルガモを見ながら、彼らの羽の色について会長さんにたずねた。図鑑のカルガモに、青とか緑色の羽があることについて、次のような解説された。
⇒ それは、「翼鏡(よくきょう)」といって、< 主にカモ類に見られる、「次列風切」(翼の構成名称)付近の金属光沢のある部分 > を指す。光の角度(見る角度)によって色合いが変わる(チョウチョの鱗粉による光の干渉もそうだが)といって、携帯された図鑑のカルガモの図譜に色違いがあるのを例示された。入門者には知らないことばかり。

自分の目や双眼鏡で観察できた鳥を次に記す。ぐっと身近で見ることのできたものがいる。
・ムクドリ: 群れているものもあれば、1羽だけ(この時期に目にする)のものもいる
・シロハラ: 見つからないと思いきや、1羽を間近に目にする(双眼鏡に溢れんばかり)
・イカル: 遠く樹上にとまる彼らは、双眼鏡の中で冬らしく太って見えた
・コゲラ: 気付けば観察路わきにある間近の樹上にふっくらした2羽が動き廻っていた
・カルガモ: 「翼鏡」について教えてもらった


エサかごのオレンジジュース
庭に吊るした野鳥のためのエサかごのオレンジジュースを、彼らはやっと飲み干してくれたようだ。実は、以前エサかごの容器に少し高価な100%濃縮還元のオレンジジュースを入れたところ、野鳥たちはすぐに何度も飲んでくれた。その後、同様な100%濃縮還元で少々安価なものに替えたところ、さっぱり見向きもされなかった。しばらく我慢比べしてどうやら勝つことができた。ジュースは、安価なものを私が飲み、野鳥のためには以前の少し高めのものに戻そうと思う。