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2021年1月26日火曜日

ジョウビタキ

自然観察会のベテランの方から毎日、早朝の公園内をめぐって撮影した野鳥の写真を、探鳥仲間にメールで送っていただいている。鮮明な写真が素晴らしく、鳥あてクイズのように名前を確認したり、画面を拡大して細部に目を通したりする。入門者にとって、地元の野鳥を知る機会となり大変ありがたく感謝している。

野鳥のさまざまな姿を見ているうち、そのなかでも「ジョウビタキ」が実にかわいらしいことに気付いた。観察会でもいわれたが、鳥をかわいいと思ってこそ彼らに一歩近づけるのかもしれない。
とくにメスの色彩が好みだ。オスと違って「灰褐色」というか「グレー」というか、全体が一様なトーンで落ち着きがある。(余談だが、ネットで”灰褐色”について検索したら、”アッシュブラウン”という今様のヘヤカラーがあるそうだ)
ちなみに、オス鳥は一般に色彩がいささか華美に見えたりするが、戦国武者が戦場で目立つよう鎧兜を着飾ったのを思い返すと、オスらしい出で立ちと納得できるようになった。

ジョウビタキ(メス) Wikipediaより

いまだにフィールドでは、ベテランの方に指差された先に双眼鏡を向けるのが精いっぱいで、写真のようにはっきりした姿を観察する余裕に乏しい。細部を凝視して、識別できるようなりたい。

ところで飛行機好きには、ジョウビタキのメスの灰褐色(異論があるかもしれないが)と似た塗装の旅客機が思い出される。今となっては懐かしい航空会社の特定期の塗装で、いずれも他社に合併とか買収されてしまった。
(以下の写真は、リンク先の都合で消えてしまう可能性がある)

ユナイテッド航空: バトルシップ塗装(3代目 1993~2004年)→ コンチネンタル航空と合併

バトルシップ塗装 Wikipediaより

アシアナ航空: 2006年までの塗装 → 2020年倒産 大韓航空へ買収される予定

Asiana AirlinesのTwitterより